クライミング
クラッククライミング事始 14,11,10
初冠雪後の富士登山の後11月1~3日で槍ヶ岳に行く予定だったが、
悪天予報で中止となった。10月に御在所クライミングも中止となったし、
今年はどうも天候不順である。10月の場合はこちらの天気はまあまあ
で代わりに子持山シシ岩クライミングが出来たのだが、今回は全国的
に雨予報で、仕方なくジムに行く。その後3日の日はいい天気となった
ので幕岩で楽しむ。しかし天気がいいと今頃の幕岩の土日は物凄く混
雑して取り付く場所を探すのも大変である。
山に行けないときは基本的にクライミングの練習である。しかしこれ
は全然上手くはならないので、ブログに書くほどのことは何もない。そ
れで外岩、ゲレンデに行った場合は『なう』の方に行ったよとだけ記録
している。その他時間があれば近くのジムに行く。継続している限り、
少しは登りに粘りが出てくる。成果といえばこれくらいなのかな。しかし
やらないと力が落ちるのはとても早い。時々でもマルチピッチルートを
楽しもうとする限り、ジム、ゲレンデでの練習は欠かせない。
3日幕岩で
アブラカタブラ(10a)
サンセット(10a)
正面壁、コナン(5.9+) コーナークラック、NP
これを曲りなりにリードできるようになったのは、クラックの練習と
カムの扱いを練習してきたお陰である。カムをしっかり効かせられ
ないとプロテクションなしで登るのと同じだからとても怖いし危ない。
*
小川山、烏帽子岩左稜線という長いマルチピッチルートに行って見
たいという話が出てから、クラックの練習(ジャミング技術とカムの扱い
の習得)をしなければ登れないということで、ジムでの練習を初め、い
くつかのクラックルートに取り付いてきた。その練習のお陰で無事左稜
線を登ることは出来た。変則的なロープワークにしたためもあり、最終
の2ピッチを登る時間がなくなってしまったのと、一緒に練習してきた
仲間が直前に怪我をして参加できなかったこともあり、また機会を作り
再挑戦したいと思っている。
しかし実際には事前練習で取り付いた、太刀岡山左岩稜の3ピッチ
目までの方がクラッククライミングとしては難しかった。切り込み隊とし
て取り付いた1ピッチ目上部のクラックはハンドサイズ以上と幅が広く、
なんともジャミングを決められず、カムにぶら下がることで何とか登り
はしたが、敗退寸前であった。まだ今でもここを登るのにはジャミング
技術は未熟だと思っている。だから今の私の宿題は、このクラックを
登るためのジャミング技術の向上である。
*
私もこの間ジムで何回か練習することにより、垂壁ならハンドサイズ
で小さ目(女性向き)幅、少し大き目(男性向き)幅、そしてコーナーク
ラックと登れるようにはなってきた。また指しか入らないフィンガージャ
ミングのスラブ(足は外)も何とか登れるようにはなってきた。
しかし垂壁でもフィストサイズで少し手前にフレアしている場合、まだ
なんとも決められない。痛いだけである。これは誰がやっても痛そうだ。
また壁が少しハングして、しかもハンドジャムサイズではあるが少し幅
広のクラックが上手くいかない。両手、両足で離陸するのにも結構時
間が掛かり、ようやく数手、数歩登れるようになってきた。
少し幅広のクラックにジャミングを効かせること自体が難しいうえに、
壁が少しハングしているため、手足のジャミングがきちっと決まってな
いと身体が剥がされてしまうからのようだ。またこのため余計ジャミン
グをあせって半端になるという悪循環になる。この場合とりわけ手の
方のジャミングが決まってない。
まずは安定して離陸し、身体をきちっと止められるようにすることが
先決。そして次ぎに身体を動かし上を目指すときに、決めたジャミン
グが身体の動きで外れないようにしなければならない。身体を動かす
ということは次ぎの手足が決まるまで、基本片手、片足で支えること
になるわけだから、しっかりジャミングが決まってないと剥がされてし
まうということだ。
太刀岡山左岩稜のクラックはもっと幅広サイズだった。しかしハング
はしていないのだから落ち着いて探れば、ずっとジャミングは決め易い
はずなのだ。
また機会があれば挑戦してみたい。
まずはいろいろな幅広クラックでも安定してジャミングを決められる
ように練習したい。
初冠雪後の富士登山の後11月1~3日で槍ヶ岳に行く予定だったが、
悪天予報で中止となった。10月に御在所クライミングも中止となったし、
今年はどうも天候不順である。10月の場合はこちらの天気はまあまあ
で代わりに子持山シシ岩クライミングが出来たのだが、今回は全国的
に雨予報で、仕方なくジムに行く。その後3日の日はいい天気となった
ので幕岩で楽しむ。しかし天気がいいと今頃の幕岩の土日は物凄く混
雑して取り付く場所を探すのも大変である。
山に行けないときは基本的にクライミングの練習である。しかしこれ
は全然上手くはならないので、ブログに書くほどのことは何もない。そ
れで外岩、ゲレンデに行った場合は『なう』の方に行ったよとだけ記録
している。その他時間があれば近くのジムに行く。継続している限り、
少しは登りに粘りが出てくる。成果といえばこれくらいなのかな。しかし
やらないと力が落ちるのはとても早い。時々でもマルチピッチルートを
楽しもうとする限り、ジム、ゲレンデでの練習は欠かせない。
3日幕岩で
アブラカタブラ(10a)
サンセット(10a)
正面壁、コナン(5.9+) コーナークラック、NP
これを曲りなりにリードできるようになったのは、クラックの練習と
カムの扱いを練習してきたお陰である。カムをしっかり効かせられ
ないとプロテクションなしで登るのと同じだからとても怖いし危ない。
*
小川山、烏帽子岩左稜線という長いマルチピッチルートに行って見
たいという話が出てから、クラックの練習(ジャミング技術とカムの扱い
の習得)をしなければ登れないということで、ジムでの練習を初め、い
くつかのクラックルートに取り付いてきた。その練習のお陰で無事左稜
線を登ることは出来た。変則的なロープワークにしたためもあり、最終
の2ピッチを登る時間がなくなってしまったのと、一緒に練習してきた
仲間が直前に怪我をして参加できなかったこともあり、また機会を作り
再挑戦したいと思っている。
しかし実際には事前練習で取り付いた、太刀岡山左岩稜の3ピッチ
目までの方がクラッククライミングとしては難しかった。切り込み隊とし
て取り付いた1ピッチ目上部のクラックはハンドサイズ以上と幅が広く、
なんともジャミングを決められず、カムにぶら下がることで何とか登り
はしたが、敗退寸前であった。まだ今でもここを登るのにはジャミング
技術は未熟だと思っている。だから今の私の宿題は、このクラックを
登るためのジャミング技術の向上である。
*
私もこの間ジムで何回か練習することにより、垂壁ならハンドサイズ
で小さ目(女性向き)幅、少し大き目(男性向き)幅、そしてコーナーク
ラックと登れるようにはなってきた。また指しか入らないフィンガージャ
ミングのスラブ(足は外)も何とか登れるようにはなってきた。
しかし垂壁でもフィストサイズで少し手前にフレアしている場合、まだ
なんとも決められない。痛いだけである。これは誰がやっても痛そうだ。
また壁が少しハングして、しかもハンドジャムサイズではあるが少し幅
広のクラックが上手くいかない。両手、両足で離陸するのにも結構時
間が掛かり、ようやく数手、数歩登れるようになってきた。
少し幅広のクラックにジャミングを効かせること自体が難しいうえに、
壁が少しハングしているため、手足のジャミングがきちっと決まってな
いと身体が剥がされてしまうからのようだ。またこのため余計ジャミン
グをあせって半端になるという悪循環になる。この場合とりわけ手の
方のジャミングが決まってない。
まずは安定して離陸し、身体をきちっと止められるようにすることが
先決。そして次ぎに身体を動かし上を目指すときに、決めたジャミン
グが身体の動きで外れないようにしなければならない。身体を動かす
ということは次ぎの手足が決まるまで、基本片手、片足で支えること
になるわけだから、しっかりジャミングが決まってないと剥がされてし
まうということだ。
太刀岡山左岩稜のクラックはもっと幅広サイズだった。しかしハング
はしていないのだから落ち着いて探れば、ずっとジャミングは決め易い
はずなのだ。
また機会があれば挑戦してみたい。
まずはいろいろな幅広クラックでも安定してジャミングを決められる
ように練習したい。