赤岳主稜 | 鬼川の日誌

赤岳主稜

  赤岳主稜登攀  14,3,8・9



  八ヶ岳冬山バリエーション、赤岳主稜登攀のお誘いが
 あり、私はまだ行ったことがなかったので参加することに
 した。まだかなり寒いので体力的に少々不安であったが。
 ツルベで登ることが前提ですから、ペア3組6人です。

  美濃戸口に着き1月に赤岳登頂で来たばかりの道を
 また辿ります。南沢の小滝が凍っていました。また2月の
 大雪で普段は雪の少ない道もたっぷりの雪です。


  赤岳山荘にまた怪我をしたカモシカが来ていました。


  美濃戸に12:50頃。


  今日はとてもいい天気です。


  堰堤広場13:50頃。


  大同心岩峰も真っ白です。14:35頃。


  やがてこれまた真っ白な横岳の全貌が見えてきます。


  また赤岳鉱泉にやってきました。15時頃。


  1月とは比較にならないくらい真っ白できれいです。


  これだけ真っ白な赤岳もなかなか見られず素晴らしい。
 天望荘も頂上小屋もはっきり見えます。


  阿弥陀岳も顔を覗かせています。


  東京組み2隊4人で名古屋組2人が先にきていました。
 6人貸切部屋が取れましたので楽しく歓談。今日はガイド
 やその他のツアーの客で大変な混雑。


  9日大混雑の朝食をすませ外に出ると、ツアー客が
 列を成していました。7:10頃。


  いい天気の中歩き出します。


  中山峠付近から大同心と硫黄岳。


  中山峠。7:45頃。


  10分ほどで行者小屋です。雪に埋もれています。
 ここから見る真っ白な阿弥陀岳は素晴らしい。そして
 いつもながら日影で凍りつく赤岳は寒々しい。


  行者小屋の一角に不要な荷をデポして文三郎道に
 向かいますが、たっぷりの雪です。踏み跡のない雪原は
 素晴らしく気持ちがいい。


  文三郎の梯子もすっかり雪に埋もれいつもとは少し
 勝手が違う感じの急坂を登ると、目の前に赤岳主稜が
 迫ります。雪が多いので、取り付きへのトラバースが
 雪崩れないか少し心配です。


  中岳から阿弥陀岳が白く光る。


  トラバース入口、9:15頃。


  主稜取り付き点には先行パーティーがいる。


  名古屋組(N隊)、私の組(O隊)、リーダー組(J隊)の
 順番で取り付きます。
  

  ( 続く )