岩根アイスツリー
岩根山荘アイスツリーでアイスクライミング
14,2,8・9
南岸低気圧の通過で大雪の予報が出て、特急あずさも
一部運休と発表された。どうしますかと相談したが、朝の
うちは動きそうだし、ともかく行きましょうということになった。
私はこれまでアイスクライミングはまともにやったことは
ない。冬にはスキーを楽しむというのがメインとなるからだ。
赤岳山荘のアイスキャンディーで、文字通り触ってみた程
度でまるで登れなかった覚えはある。
今回は山荘前のゲレンデでアイスバイルは貸してもらい、
初めての本格的な練習ということになる。しかしアイス用
の縦爪のアイゼンは持ってないので、普通の平歯のアイ
ゼンである。
予定のスーパーあずさは動いていたのだが、途中フミ
キリでの信号異常とブレーキ故障で10数分遅れ、小淵沢
駅で小海線の接続予定に間に合わず、ここで1時間以上
待たされた。信濃川上には次の電車となった。
それにしても凄い雪である。(小淵沢)
信濃川上駅で宿の迎えの車を待ちなんとか辿り着く。
昼飯のカレーを食べた後、吹雪状態の中少し練習。
バイルを借りて、壁に取り付いてみる。しかし氷が硬
くて平歯のアイゼンでは身体を支えるほど刺さらない。
足で十分に立つことが出来ないので、基本腕に持った
バイルにぶら下がりこれに体重が掛かる。これでは
直ぐに腕がパンプしてしまい苦戦する。確か以前試し
にやったときもほぼ同じ状態で、直ぐに止めてしまった
ようだ。
この日も似た様なもので終わった。
今回の岩根山荘アイスクライミングは名古屋圏在住の
仲間の勧めによるものだった。彼らは車で来る予定。
ところが高速道路が雪により通行止めとなり、一般道を
進んでいるが至る所で交通事故などで渋滞し苦戦して
いると連絡が入った。結局彼らが着いたのは夜の10時
頃となった。まあご苦労様なことだ。
9日は一転快晴の天気となった。
アイスクライミング風景。
バックに見える岩峰は屋根岩。
岩根山荘。かなり大きな宿舎で、私たち以外にも
ガイドによるアイスクライミング教室のような団体さんが
沢山きていた。
同じくアイスは初めての人も頑張ってます。
他の団体もいてかなりにぎやかに取り付いている。
私はこの日になって、アイゼンの爪を無理に刺そうと
するのではなく、爪を岩に乗せるように、氷にも凹凸が
あるので、窪みを探してこれに乗せて立つようにした。
これにより少しフットホールドが効くようになり腕の疲れ
をセーブできるようになってきた。
2、3本でパンプするようなこともなくなってきた。
バイルの方も叩き込む動作で腕を使うより、なるべく
窪みに引っ掛けてそれで支えられれば十分と分かって
きた。スナップを効かせて打ち込む場合のバイルの効
き具合、なども少しは感覚できるようになってきたので、
そう力を使わなくても良くなってきた。
腕と足が決まればクライミングとしてはそんなに難しい
設定ではないので、登るのが楽しくなる。
最後には赤い枠で囲った部分だけを登る、限定課題も
登ることが出来たから少しは要領が分かってきたようだ。
ここに来るまでそして帰りも、えらく大変な時間を掛け
てのアイス練習だったが、私の第一回目としては収穫
があったといえるようだ。
まあどうしてもスキーの楽しみと重なるので、スキー、山
スキーを優先することには変わりはないのだが、冬山
の基礎練習としてこれからもチャンスがあればやってみ
たいと思っている。
信濃川上から小海線は予定通り動いていた。
しかし小淵沢に出ると中央線特急は運休が続いて
いるらしく、どうなるか分からないので普通列車でも東
京に向かった方がいいと、駅員に勧められた。
ちょうど来た塩山行きに座席を確保し一杯やりながら
帰る。ところが特急の運行状況の案内が良く聞こえず、
またこの普通塩山行きが高尾行きとなったこともあり
そのまま鈍行に乗り続けた。結局2本ほど特急に抜か
たようで、えらく時間がかかって帰り着くことになった。
往復とも物凄い時間が掛かったが、大雪の混乱の中
で仕方がないか。
(仲間の写真をお借りしています。)
14,2,8・9
南岸低気圧の通過で大雪の予報が出て、特急あずさも
一部運休と発表された。どうしますかと相談したが、朝の
うちは動きそうだし、ともかく行きましょうということになった。
私はこれまでアイスクライミングはまともにやったことは
ない。冬にはスキーを楽しむというのがメインとなるからだ。
赤岳山荘のアイスキャンディーで、文字通り触ってみた程
度でまるで登れなかった覚えはある。
今回は山荘前のゲレンデでアイスバイルは貸してもらい、
初めての本格的な練習ということになる。しかしアイス用
の縦爪のアイゼンは持ってないので、普通の平歯のアイ
ゼンである。
予定のスーパーあずさは動いていたのだが、途中フミ
キリでの信号異常とブレーキ故障で10数分遅れ、小淵沢
駅で小海線の接続予定に間に合わず、ここで1時間以上
待たされた。信濃川上には次の電車となった。
それにしても凄い雪である。(小淵沢)
信濃川上駅で宿の迎えの車を待ちなんとか辿り着く。
昼飯のカレーを食べた後、吹雪状態の中少し練習。
バイルを借りて、壁に取り付いてみる。しかし氷が硬
くて平歯のアイゼンでは身体を支えるほど刺さらない。
足で十分に立つことが出来ないので、基本腕に持った
バイルにぶら下がりこれに体重が掛かる。これでは
直ぐに腕がパンプしてしまい苦戦する。確か以前試し
にやったときもほぼ同じ状態で、直ぐに止めてしまった
ようだ。
この日も似た様なもので終わった。
今回の岩根山荘アイスクライミングは名古屋圏在住の
仲間の勧めによるものだった。彼らは車で来る予定。
ところが高速道路が雪により通行止めとなり、一般道を
進んでいるが至る所で交通事故などで渋滞し苦戦して
いると連絡が入った。結局彼らが着いたのは夜の10時
頃となった。まあご苦労様なことだ。
9日は一転快晴の天気となった。
アイスクライミング風景。
バックに見える岩峰は屋根岩。
岩根山荘。かなり大きな宿舎で、私たち以外にも
ガイドによるアイスクライミング教室のような団体さんが
沢山きていた。
同じくアイスは初めての人も頑張ってます。
他の団体もいてかなりにぎやかに取り付いている。
私はこの日になって、アイゼンの爪を無理に刺そうと
するのではなく、爪を岩に乗せるように、氷にも凹凸が
あるので、窪みを探してこれに乗せて立つようにした。
これにより少しフットホールドが効くようになり腕の疲れ
をセーブできるようになってきた。
2、3本でパンプするようなこともなくなってきた。
バイルの方も叩き込む動作で腕を使うより、なるべく
窪みに引っ掛けてそれで支えられれば十分と分かって
きた。スナップを効かせて打ち込む場合のバイルの効
き具合、なども少しは感覚できるようになってきたので、
そう力を使わなくても良くなってきた。
腕と足が決まればクライミングとしてはそんなに難しい
設定ではないので、登るのが楽しくなる。
最後には赤い枠で囲った部分だけを登る、限定課題も
登ることが出来たから少しは要領が分かってきたようだ。
ここに来るまでそして帰りも、えらく大変な時間を掛け
てのアイス練習だったが、私の第一回目としては収穫
があったといえるようだ。
まあどうしてもスキーの楽しみと重なるので、スキー、山
スキーを優先することには変わりはないのだが、冬山
の基礎練習としてこれからもチャンスがあればやってみ
たいと思っている。
信濃川上から小海線は予定通り動いていた。
しかし小淵沢に出ると中央線特急は運休が続いて
いるらしく、どうなるか分からないので普通列車でも東
京に向かった方がいいと、駅員に勧められた。
ちょうど来た塩山行きに座席を確保し一杯やりながら
帰る。ところが特急の運行状況の案内が良く聞こえず、
またこの普通塩山行きが高尾行きとなったこともあり
そのまま鈍行に乗り続けた。結局2本ほど特急に抜か
たようで、えらく時間がかかって帰り着くことになった。
往復とも物凄い時間が掛かったが、大雪の混乱の中
で仕方がないか。
(仲間の写真をお借りしています。)