初滑り | 鬼川の日誌

初滑り

   尾瀬岩鞍初滑り  13,12,25~27


  今シーズンも初滑りは尾瀬岩鞍に行くことにした。
 25日夜に出たのだが、いわゆる5,10日の混雑に
 巻き込まれ、環八を抜けるのにえらく時間が掛かった。
 普段サンデー毎日なので、こういった交通状況とか
 混雑をすり抜けることなどが頭に浮かばないのだ。
 スキーは楽しみでも行くまでが大変である。

  ともかく遅くなって宿に着き、一杯やって寝る。
 翌朝は快晴である。今シーズンは雪が早く、岩鞍も
 全面オープンだとか。 


  ゴンドラで山頂に行くと目の前に上州武尊岳が
 大きい。右手は谷川岳から白毛門、笠ヶ岳、朝日岳
 の山波が見える。


  なかなかこれだけきれいに見えることもない。



  ミルキーウエイの方向は日光白根山が盟主である。
 右手は錫ヶ岳か。ミルキーウェイもノンストップで滑る
 と3kmはあるから、結構足が草臥れる。


  若者はボーダーが多い。



  西山ゲレンデ(ななかまどコース)を滑り降りてみると
 一番奥のコースは閉鎖されている。ゲレンデガイドに
 載ってない。非圧雪で楽しいコースだったが。

  国体男子コースは今回まだコブになってなく、
 きれいなバーンで何回も滑った。さすがに斜度が
 きついし(最大斜度29度)、距離が1800mあるそうで
 ノンストップではかなり大変である。

  国体女子コース(西山)は滑り出しよりも沢コースに
 合流する直前が斜度がある。(最大27度)
 沢コース入り口から見た日光白根の連山。
 この国体女子コース(西山)から沢コース(23度)は
 快適なゲレンデだ。繋げると1650mある。


  岩鞍でももっとも快適なバーンがチャンピオン
 Aコースだ。最大斜度24度あり、距離も1050mある
 そうで、これもノンストップでは歯応えあるコースだ。
 特に後半オクタに向かって滑り降りるのが楽しい。
 ここは特に広いからかな。検定などにも使われる。
 リフトを上がってコースの入口から皇海山が見える。
 右手は赤城山だ。

  Aコースの半分を降りた所からBコースが分かれる。
 ここは非圧雪(オフピステ)のコースでたっぷりの雪で
 楽しめる。


  チャンピオンコースに上がる同じリフトを右に降りる
 と岩鞍名物の40度のエキスパートコースである。
 今回は雪もたっぷり積もっているので、ふわふわで
 転んでも滑り落ちることはないので、そう怖さはない。
 ここも何度も楽しんだ。さすがにターンでフォール
 ラインに体が向く瞬間はかなり厳しい。ここでしっかり
 板に乗れてないと、板だけが滑りバランスを崩して
 転ぶことになる。


  40度の壁の後半は良く検定などに使われる広い
 快適なバーンである。


  ここのエキスパート下のバーンはここだけのリフトが
 動いてないので、40度の壁を降りないと滑れない。
 そのためほとんど圧雪したままできれいなバーン
 だった。これは気持ちがいい。


  ゴンドラで何回も上がるが、このゴンドラ下の沢の
 斜面(そしてたまには西山ゲレンデの今は閉鎖された
 リフトの下の沢)には毎年カモシカを見かける。
 今年は親子連れでいるところに出会えた。一緒に
 いるのを見るのは初めてかもしれない。
 ゴンドラの窓越しに撮るので、なかなか上手く撮れない
 のだが、仲間と一枚ずつ撮る事ができた。


  国体女子コース(沢)の左手はリーゼンコースだが、
 ここはモーグルのコブコースで私たちの手には負え
 ない。行ってもコブから逃げまくって降るしかない。
 ここだけはパスである。


  リーゼンコースの左手が40度の壁になる。
 その更に左手がチャンピオンAコース。


  初心者向けのロマンスコースの上からは皇海山から
 日光白根まで全山を見渡せる。


  ゴンドラから。


  40度の壁に挑戦。


  西山の奥のリフトを登るとオフピステのぶなの木
 コースがある。ここはコブコースで私たちは大きな
 コブに入ることは出来ないが、その周辺を楽しむ。
 コブに入っても直ぐに跳ね飛ばされて飛び出してしまう。
 これも腰が引けて、いい位置に乗れてないからだが。


  27日は天気が好くなかった。
  それでもまたリーゼンコースを除く全コースを巡り
 楽しんだ。講習会ではないので、きれいなバーンを
 楽しむだけではどうしても飽きてしまうので、やはり
 オフピステの斜面が難しいけど楽しい。


  ぶなの木コースのコブ斜面はやはり難しかった。


  この日は少し早めに切り上げて帰京した。
 しかし暮の平日で混むだろうと、関越から圏央道を
 使ったが、結局これを降りてから時間が掛かり、
 環八を使ったとしてもさほど変わらないほどになった。
 どこをどうしても混むときは混む。
 上手く時間をずらすしか方法はないようだ。