阿寺の岩場 | 鬼川の日誌

阿寺の岩場

  阿寺の岩場  13,12,1


  マルチピッチクライミングの訓練にと東吾野にある
 阿寺の岩場に行きました。ここは最近開拓された
 岩場で5.9クラスのルートが多く、私たちの訓練には
 ちょうど手頃です。

  しかし東吾野自体が遠いし、また駅から3kmほど
 あり、歩くのはちょっと骨で車が必要。
 駐車場から岩場までは近い。
 入口に今日クライミング教室の看板があった。


  私はここは2回目である。着くと岩場の右手半分に
 日が当たっている。その右半分に取り付いているうち
 はとても暖かいが、どんどん日陰になっていく。
 陰ると沢水が流れていることもあり寒くなる。
 これから冬場はここは寒いだろう。

  今日はマルチクライミングの練習のつもりもあり、
 ダブル用ロープを2組とシングルを1本用意した。
  
  今回登ったのは
 大野カンテ(5.6)  (凹角フェイス5.7?)
 ルーシーグーフィー(5.8)
 北山カンテ(5.9)
 エビフライエフェクト(5.9)
 そっと立つんだ(5.9+)
 逆層二度手間(5.9)

 登ってみんしゃい(5.7、5.8)でも遊びました。
 

  午後から教室の人たちが来ましたが、岩場が混む
 ことはなかった。


  ダブルロープのコースが北山カンテ(5.9)、その右の
 シングルロープのコースがエビフライエフェクト(5.9)です。
 このハング越えはなかなかきついです。


  左が北山カンテ
 右今取り付いているのがそっと立つんだ(5.9+)


  左から北山カンテエビフライエフェクト
 そっと立つんだ、各ルート(5.9)。
 

  そっと立つんだ(5.9+)のリード。


  以下そっとたつんだのリードと隣の逆層二度手間
 (5.9)のトップロープクライミングの連続写真です。
 (N氏撮影)








  逆層二度手間のリードの様子。


  私たちは今回取り付きませんでしたが、他の
 グループのめたろう(10b)の写真です。 
 ここをリードするのは私には骨です。 


  その他ルーシーグーフィーの隣にフェイスメーカー
 (10.bc)があり、これはお買い得といわれているが
 取り付く時間がなかった。

  まだめたろう右手に湾曲うちわ舞(5.9)
     がんばれコツオくん(5.9)
     飲酒登攀(5.8)
 など私たちにも取り付けそうなルートがある。

  ここはまだ新しい岩場だということと、低グレードの
 ルートが多いからかそれほど混まず、私たちの練習
 には手頃かと思います。
 しかし新しいだけにまだ岩が脆い部分があり、ホールド
 に注意しないと剥がれるものもある。
 小さな落石が頻繁にあり、ヘルメット必携です。

  この岩場を管理している、大野カンテの大野さんの
 クライミング教室が開かれておりました。
 大野さんが私たちを見て、皆年金生活者クラスの年
 だなあと、「年金岩場」に改名しようかとか言ってまし
 たが、確かに生徒さんたちもそんな感じです。