塔ノ岳 | 鬼川の日誌

塔ノ岳

   烏尾尾根から塔ノ岳  13,10,27


  台風27号が近づき26・27日予定の北岳登山が
 中止となった。
 27日は台風一過の晴天が期待されるということで、
 代わりに丹沢に行くことにした。
 しかし通過直後で沢はおそらく増水し、無理だろうと
 思いつつ、一応沢装備も用意し(行ければ水無川
 本谷)出かけた。ところが増水はもちろんだったが、
 台風からの吹き返しで、寒気が入りとても寒い。
 増水した沢で水を被る気にはとてもならず、諦めて
 戸沢林道の途中から烏尾山に登り、表尾根を塔ノ岳
 に登ることに変更した。

  実際林道を歩き始めると、途中の堰堤から落ちる
 水の音が普段とは違いとても大きい。崖から流れ
 落ちる水量もやはり多い。

鬼川の山行日誌

  溢れた水が道路を水浸しにしている。
 結局取り付きを覗くこともなかったが沢は相当な
 水量だったろう。

鬼川の山行日誌

  1時間以上歩いて烏尾山登山口。広場になっている
 のでここにはかなりの車が駐車している。
 10:15頃登り始める。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  30分ほどは植林帯の急坂で結構きつい。

鬼川の山行日誌

  やがて緩やかな尾根となると自然林帯となる。

鬼川の山行日誌

  緩やかな尾根がわりと続くなと思ううちにまた植林
 帯の急坂となる。マムシグサの実が真っ赤だ。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  11:30頃で登り始めて1時間以上たったが、
 休まず登る。この辺の樹木は根っこが洗われて
 むき出しで、これでは風の向きによっては倒れる
 のではと心配になるほどだ。

鬼川の山行日誌

  上に烏尾山荘が見え始める頃、展望地に出る。
 今日は台風はまだ影響を残し、雲が多く富士山は
 ほとんど隠れている。降ったことはあったかなと思う
 がこの尾根を登るのは初めて。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  烏尾山11:50頃。1時間半強かかった。

鬼川の山行日誌

  すっきりした展望とは程遠い。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  山頂はとても大勢の登山者で一杯である。
 ちょうど昼で私たちも昼飯休憩。雨雲になるのでは
 と心配になるほどの分厚い雲が覆っている。
 台風一過の晴天どころではない。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  塔ノ岳を目指し歩き始める。リンドウがきれいだ。
 フデリンドウかな?

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  行者ヶ岳の紅葉もいまいち。

鬼川の山行日誌

  行者ヶ岳を越える。12:20分過ぎ。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  ちらほら紅葉が見られる。

鬼川の山行日誌

  行者ヶ岳の鎖場を降る。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  振り返った行者ヶ岳の紅葉が光線の加減で、今日
 一番きれいだった。


鬼川の山行日誌

  今すれ違ったのも、上から降りてくるのもトレイル
 ランナーだ。とても多い。転んだら怪我しそうな格好を
 しているなと思うけど。

鬼川の山行日誌

  カイサク小屋跡から、大山と三ノ塔。12:50頃。
 まだ塔ノ岳は遠い。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

鬼川の山行日誌

  大日茶屋、13:05頃。

鬼川の山行日誌

  木ノ又小屋、13:15過ぎ。

鬼川の山行日誌

  昨年霜柱の出る頃はこの先は大変なヌカルミ道
 だったが、季節柄か道は良かった。

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  13:25頃、後は山頂の登りを残すのみ。

鬼川の山行日誌

  13:45頃山頂です。


鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  山頂からのパノラマ写真。
 これでは小さくしか載せられない。

鬼川の山行日誌

  その一部横浜方面。
 大山と三ノ塔と歩いてきた表尾根。

鬼川の山行日誌

  山頂はとても寒かった。長くは休んでいられず降る。
 これでは沢は止めておいてよかった。
 降る頃ようやく日が射してきた。
 14:05頃。日が射すと木々の葉も結構きれい。
 紅葉も光の加減が大きい。 

鬼川の山行日誌
鬼川の山行日誌

  花立山荘、14:20頃。

鬼川の山行日誌

  堀山の家、14:50頃。

鬼川の山行日誌

  見晴茶屋、15:45頃。

鬼川の山行日誌

  大倉16:25頃。

鬼川の山行日誌

  朝9時過ぎ頃に歩き始めたから、7時間ちょっと
 歩いたことになる。丹沢表尾根をヤビツ峠から
 1周するのとほぼ同じくらいのようだ。
 紅葉がいまいちだったのは残念だが、いい訓練に
 なりました。