恋ノ岐川 3 | 鬼川の日誌

恋ノ岐川 3

   恋ノ岐川沢登り  13,9,22   続き



  22日朝、昨夜の鍋でオジヤを作り朝食。
 テントを撤収する。ちょっと湿っぽかったがなかなか
 いいテント場だったかな。6:40頃出発。

鬼川の山行日誌
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  私たちのテント場の直ぐ上流で昨夕煙が上がって
 いたが、乾いたとてもいいテント場があった。私たちが
 入りこむことも出来るくらいだった。しかしまあ独立国
 のほうがなにかと過ごしやすい。

  直ぐ上に滝があり、左手から登れそうではあったが、
 朝早くから水を被るのも気後れして、右手から小さく
 巻いた。沢に戻るところが崖になっていた。補助
 ロープを使って降る。7:00前頃。

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  登っていくとまた小さなテント場があった。大分笹を
 刈こんだらしいが。

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  幾つか小滝を越え、倒木が溜まった場所。溜まり
 始めると次々に引っかかり堆積するようだ。

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  7:25頃、先行Gを追いかけながら。

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  次々と小滝を越えていく。水はかなり冷たい。

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  多段の小滝も多い。快適な登攀が続く。7:35頃。

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  7:50頃。

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  小滝を越えるとオホコ沢の出合だった。1時間10分
 ほど下流にテントを張ったわけだ。 
 ここにはいいテント場が左岸高台にあるがやはり余地
 はなかったそうだ。5人だと一張りだとか。

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  オホコ沢出合少し上流の日辺りのいい場所で休憩。
 
  大木が倒れ掛かった滝。8:05頃。

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  8:20頃。きれいな砂地、穏やかな流れ。
 背景のブナがもう少し紅葉すればいい所ですね。

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  8:35頃の滝。

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  8:40頃。

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  8:50頃。

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  岩魚が潜んでいそうな深い釜も沢山ある。

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  9:00頃。

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  9:20頃。結構岩がつるつるの滝。
 おっとアクロバチック。

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  おしくも背景が紅葉してない。

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  淵は深いので。9:50頃。

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  10:00頃。深い淵でヘツリの難しそうな壁。
 印象的な倒木。

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  その先がちょっと大きく難しそうな滝だった。
 頭上の笹、潅木を掴みながら私ともう一人は左岸の
 壁を登ったが他の人達は小さく巻いた。10:10頃。

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  10:20頃、これは階段状です。

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  10:30頃。この小滝も突破が難しく、皆は小さく巻く。
 ここの滝は大きく高巻く必要はほとんどない。

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  とてもきれいです。10:35頃。

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  10:45頃。

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  11:10頃。

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  この後少し時間が開いているから、多分休憩したか?
 次は11:55頃である。


  多分この淵のところで、後続Gの先導2人が追い
 ついてきたので、先に行ってもらった。
 ヘツリ難しく2人はもろに漬かって、滝に取り付いた。
 12:00頃。
 私も腰くらいまではまり込みながら突破し、滝を登る。
 漬からないでヘツルのは難しかったから皆はどう
 だっただろう。
 滝もそれなりに難しかったが、皆もロープなしで登った。

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  その後もとにかく延々と続く小滝を登る。12:20頃。

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  12:45頃の滝。カッパのようなものが落ちていた。

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  13時頃に出くわした2段滝。これは上部が難しく
 本格的にロープを出し、確保して登ってもらった。
 ここは大分時間が掛かったと思う。

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  その上にもう一つ悪い滝があり、補助ロープを出した
 と記憶しているが、直ぐに取り付いたためか写真に
 撮ってなかったようだ。草付のいやらしい壁を登った
 と記憶しているのだが。沢山撮ったようで肝心な滝を
 数多く撮り損ねていると思われる。

  下の小滝かと思っていたが、これは直ぐに越えた
 らしい。

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  上の写真の1分後には4段50mの大滝の下に
 出ている。13:30頃。

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  大滝は確かに高さがある。しかし4段に分かれて
 いるし、そう難しくはないので、ロープは出さず慎重に
 登ってもらう。易しいとはいえ、落ちるとどこまで行くか
 分からないから、やはりちょっと恐い。

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  ほとんどの記録ではこの大滝登攀で沢は終わり、
 後は薮を漕いで登山道に出るというのが多い。
 しかし私たちはそうは行かなかった。

  (続く)