恋ノ岐川 | 鬼川の日誌

恋ノ岐川

   恋ノ岐川沢登り  13、9、20夜~23日



  小坂志川・湯場ノ沢に行ったときに、恋ノ岐川に
 行きたいという話が出て、同じメンバーで行くことに
 なりました。その時は行って見たいという気持ちで、
 話に乗ったのですが、詳しく調べてみるとこれが 
 そう簡単に行ける沢ではない。なにせ行程が長い。
 私たちの足では夜行1泊2日ではとても無理で、
 テント2泊である。こうなるとまた荷が余計重くなる。
 それにしても「恋ノ岐」とはどんないきさつで、付け
 られた名前なのだろう。

  テント、ロープ、食料と何とか分担、20日夕方
 東京を出発し、奥只見湖の銀山平船着場でテント
 仮眠。

  21日朝女性陣を恋ノ岐駐車場に下ろす。もう車
 が沢山来ている。一台を下山口の鷹ノ巣に置きに
 行き、恋ノ岐に引き返す。そうこうして、恋ノ岐沢の
 看板から沢に入ったのが、7:30頃。

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  地図に恋ノ岐川と出ているように水量もたっぷりの
 川である。この季節そうどっぷりとは漬かりたくないし、
 これだけ水量があると、そう簡単には渡渉も出来ない。

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  それで飛び石伝いに渡り必然的にヘツルことになる。

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  淵のように流れの穏やかなところももちろんある。

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  しかしちょっとした滝でもとても入りたいとは思えない
 くらい、流れが激しいのでヘツル。7:50頃。

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  これだって相当なもの。8:00頃。

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  こういう滝登りは気持ちがいい。8:15頃。

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  またヘツル。後ろに他のGが見える。私たちは
 遅いほうだが、恋ノ岐川は今がハイシーズン。相当な
 人数が入っている。

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  わりと大きな滝。8:45頃。これはどう見ても入りたく
 はない。右の壁か左の壁か判断しながら進む。ここは
 右を登ったようだ。

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  9:00頃の淵のヘツリ。きれいな沢ですがドボン
 したくはない。

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  その次の淵・小滝をヘツリ、対岸に渡るのは下の
 写真のようにかなり困難で、ロープで確保しようも
 ないので、私はなんとか渡ったが、皆には高巻いて
 もらった。9:05頃。
 リーダーは一番後ろで皆を見守りながら着いている
 ので、皆が高巻くとなると、沢に戻るところでロープが
 いるかも知れず(補助ロープを持っているので)一緒
 に高巻くしかない。当初私と先頭を交代しながらと
 思っていたのだが、探りに取り付いてそのまま登って
 しまうことが多く、結局おいしいところをほとんど行か
 せてもらい、リーダーには申し訳ないことをした。
 ここが一番高巻きになったところ。私は沢に戻る降り
 口を探し、皆に合図する。

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  きれいな大きな釜、そう深くはなさそうで、夏なら
 胸まで漬かるつもりならばまあ問題ない。しかし漬か
 らないでヘツルと結構なものだったりする。しかし右か
 左かどうヘツッていくか瞬時に判断しながらで楽しい。
 9:20頃。
  
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  9:35頃に現れた滝も、右岸のヘツリの一手が難しく
 私は通過後確保用にロープを一度は出したが、結局
 皆は小さく巻く。
 後続Gもドボンしたりしていた。

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  10:00頃休憩です。

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  荷は重いし、夏ならどうということはないのに。

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  橋を渡したように倒れている大木を越すと、今日
 2番目の大きくきれいな2段滝。10:10頃。

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  高さはあるがホールド豊富で問題ない。

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  エメラルドグリーンの釜、きれいなナメ滝など。

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  10:20頃清水沢の出合である。

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  その上はゴーロやナメが続く。

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  とても気持ちがいい、きれいな沢だ。
 10:30頃で既に3時間。

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  (続く)