小坂志川・湯場ノ沢 | 鬼川の日誌

小坂志川・湯場ノ沢

   小坂志川・湯場ノ沢  13,9,1



  9月1日空いてますか?という連絡があり、「天気
 も不安定なので近場の沢で避暑」、に同行することに
 なった。このところまた非常に蒸し暑い。

  小坂志川上流部は昨年歩いたことがある。
 その支流のようだ。武蔵五日市に集合し、バスだと
 時間が掛かるし、5人もいるのでタクシーで入る。
 林道車止めまで(ロープを外せば入れるが)。

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  ここから3、40分ほどの歩きで湯場ノ沢合流点の橋。
 橋手前に小屋の跡らしき残骸がある。
 湯場というくらいだから、昔は鉱泉が湧いていたらしい。

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  装備を着用し10:20頃沢に入る。難しい滝もない
 そうなので、私はハーネスではなくスワミベルトにした。

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  直ぐに鉱泉跡らしいコンクリートの構造物がある。
 今は何も湧いてはいないようだ。

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  水量も少ない小さな沢を遡っていくと直ぐに小滝が
 現れる。コケだろうが全体に黒っぽい。鉱泉があった
 くらいだから硫黄分が多いのかしらん?
  
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  二段の小滝。

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  釜がちょい深いところもあるから、激しく流れること
 もあるのでしょうね。

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  20分も掛からず、二俣に出る。
 右はトバの万六沢。

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  その直ぐ上に4mほどの幅広滝。これも真っ黒。
 いかにも滑りそうで、一応お助けヒモを垂らす。

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  次の小滝。

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  ここも2段。

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  その上のちょい深い釜と続く。

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  この辺は沢幅狭くゴルジュ風、これを抜けるとまた
 3mほどの小滝。これもいかにも滑りそう。

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  そしてこの上がまた二俣。11時過ぎ頃。
 右はナカの万六沢。降りに使うことも出来るそうだが、
 いかにも薮っぽく、あまりその気にならない。

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  枝がうるさくなる沢を登っていくと、左岸に巨木。

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  巨木はケヤキかな?ここで休憩とする。

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  カエルもデカイのがいる。

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  その先倒木多く引っかかり、荒れた感じのゴロタの
 緩い登り(滝とも言えず)。先にまた大木がある。
 この辺り一体大木が沢山ある。またこの辺りのコケは
 普通の色になっていた。

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  これを過ぎるとまたゴルジュ。

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  3mほどの滝は割と立っている。

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  ゴルジュを抜けるまで3mほどの小滝が続くが、階段
 状で問題ない。またコケが黒い。

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  ゴルジュを抜けると緩く長い滝。右岸に大木があり
 なかなかいい雰囲気です。

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  またいくつかの真っ黒小滝を登って昼飯休憩。
 12時少し前くらいかな。

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  ここでこのまま遡行するか、沢を降るか相談。
 降ってもあまり楽しくはなさそうなので、詰めは薮になる
 という話だが、詰めてみることにする。
 
  12:10頃には倒木帯になる。

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  沢の左岸側が植林帯になる頃には、沢は全く
 薮っぽくなる。逃げ道を探しながら進む。

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  植林帯の中に末端が岩壁になった尾根が張り出して
 いて、その壁の左手(上流側)が登れそうなので、取り
 付く。

  しばらく潅木を掴みながらの急登が続くと、藪が終わり
 植林の中を登って、支尾根に乗る。

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  これを数百mほど登れば万六尾根に出る。
 13:20頃から尾根を降る。およそ1時間くらい。

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  万六尾根が終わり、バス通りに出る少し前に小沢が
 あるので、ここで身体を拭き、着替えることにする。
 さっぱりしたところでバス通りに出て、時間を確認し、
 近くの居酒屋で今日の反省会とする。
 小坂志川を歩いたときにも寄りました。

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  小さな沢で、どういうわけかほとんど真っ黒なコケに
 覆われ、お世辞にもきれいな沢とはいえませんが、
 小滝が続き、天気の不安定なときにも可能な、避暑に
 適当な沢で1日楽しめました。

  いつもの反省会も楽しかったです。
 このために来ているのかもしれません。

  ここで恋ノ岐川に行きたいという話が出ました。
 私も気になっていた沢です。それで私も話しに乗ること
 にしました。その後詳しく調べてみると、魅惑的な名前
 とは裏腹に、これがかなり長丁場で思っていた以上に
 きつそうだと分かりました。
 同じメンバーで行くことになりましたがどうなることやら。