万太郎本谷 2 | 鬼川の日誌

万太郎本谷 2

   万太郎本谷沢登り 13,8,16   続き



  ここも大きなプールです。

鬼川の山行日誌
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  釜から上がる一歩が難しい場合が多い。
 しかし楽しい。

鬼川の山行日誌
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  これは素っ裸で水に漬かっていたいと思うところです。
 なんともきれいです。9:30頃。

鬼川の山行日誌
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  そして一ノ滝が見えてきました。

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  凄い迫力。右壁を登るとすれば50mロープがいる
 高さがあります。30mしか用意してないし、途中
 ハーケンがあるかどうかも分からず厳しい。

鬼川の山行日誌
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  少し戻った右手の岩壁に取り付き巻く。

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  巻き終わったのが10時前頃だったようです。
 その後大岩ごろごろの河原を遡っていくと、次の
 二ノ滝です。これは簡単に右壁を登れます。

鬼川の山行日誌
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  これを越えたらテント場を探しながら登ります。

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  11:30頃に右岸に適当な場所を見つけました。
 6人なので、一ヶ所では狭くもう一つ場所を探した。
 時間的には早すぎるが、この先あまりいいテント場が
 ないという話である。
 
  テント場を決め各自ツエルト、テントを張る。
 ビールを冷やし、薪に火をつけて、昼飯宴会を始める
 途端に雨がぱらついてきたりした。

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  リーダーは焚き火が大好き。
 小さな薪では直ぐになくなるので、大き目のを探しに
 行く。このとき私も手伝ったのだが、テント場に帰ると
 カメラがない。
 滑って飛び込んだ釜に二度探しに行き水の中の岩陰
 にカメラを見つけた。しかし次の日ほとんど動かなく
 なったし、結局は失くしてしまうのだが。

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  二度ほど途中雨にぱらつかれながら、そんなこんなで
 長い宴会が続き、お酒もなくなってお終いとする。

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  ところがこの夜凄い雷雨となる。
 途中雨がぱらついたなというときにも、少しだが増水
 しているのに気づいたが、このときは相当増水した。
 下のテント場はかなり高かったので気にするほどでは
 なかったが、上のテント場は沢床からそれほど高くは
 なかったので、夜中に逃げる準備をしたそうだ。
 とにかくこの谷は流域面積が広いので、あっという間
 に増水する。本降りの後沢の中にいるのは危ない。

  こうした強い雨に降られるとツエルトは厳しい。
 防水性能がそれほどよくないし、下がシートを敷いた
 だけで、その下は水が流れているのだから。
 まあなんとかしのげたが、やはりテントの方が圧倒
 的に快適である。二人用くらいのテントを分担し、
 担いでくるのなら今の私でもなんとかなるのだから。

   (更に続く)