万太郎本谷 | 鬼川の日誌

万太郎本谷

  奥多摩、倉沢谷本谷沢登り

  西岳・中央稜の後、11日には奥多摩の倉沢谷本谷
 沢登りに出かけた。このとき防水のはずのカメラに少し
 水が入ってしまい、動かなくなった。
 それでこのときの写真は数枚しか撮れなかった。
 倉沢谷は深い淵、釜が続き、泳いで滝に取り付き登る
 とわりと難しい滝が多く、楽しめた。
 しかし写真もなく、報告は省略する。

  その後よく乾燥させ、一応動くようになったので、今回
 万太郎本谷に持って行った。しかし途中からしばしば
 電池切れのサインが出て、日付の設定が消えてしまう
 など動きがおかしく不調。

  この状態で1日目のテン場での薪集めの最中に
 カメラを落とし、探して水の中から回収はした。
 しかし次の日にはまともに動かなかった。
 そしてとうとう三ノ滝の登攀の途中で失くしている事に
 気がついた。
 
  倉沢谷で水が入ったことからして、おかしくなっていた
 わけで、カメラ自体は寿命だったのだろうから惜しくは
 ない。しかし途中までのきれいなエメラルドグリーンの
 釜の写真を亡くしてしまった訳で、これは惜しい。

  そんなわけで、以下の写真は仲間の写真をお借りし
 並べたものです。またこのブログの写真をアップする
 方法が以前よりやりにくくなり困っています。


  谷川岳、万太郎本谷沢登り 13,8,15夜~17日


  15日夜に越後湯沢駅に集合し、湯沢の健康ランドに
 宿泊。ここはよく冬の山スキーのときなどに使う。
 翌朝タクシーで万太郎本谷に行く。パーキングから少し
 歩いて、堰堤の手前から入渓した。6:10頃。
 しかし先にもう一つ堰堤があり、この下まで歩けたようだ。

鬼川の山行日誌
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  堰堤を抜けて、少し河原を歩くと直ぐにナメ床、ナメ滝
 行くようになる。水がとてもきれいだ。
 
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  最初の中はまだまともに入りたくないのでへつったり
 しながら進む。

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  6:50頃、大きな釜を持った4mほどの滝。
 ここは水に漬かって突破するしかない。

鬼川の山行日誌
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  壁の横に丸く開いた穴はポットホールと同じ作用で
 開いたものなのだろうか?狭い谷に挟まった岩が、
 流れの力で回転し穴を開けた?その後谷幅が広くなり
 その岩はどこかへ行ってしまったとか?

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  左岸に大ベタテ沢が合流すると先に関越トンネルの
 換気塔が見えてくる。

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  水量豊富なのでどこも淵が深い。

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  思い思いに登る。

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  左岸に滝を持ってオキドウキョウ沢が合流すると、
 オキドウキョウのトロ場といわれる深い淵になる。
 これが7:30頃でした。
 水のエメラルドグリーンが素晴らしい。

鬼川の山行日誌
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  ここはバンドを伝って、最後は飛び込み対岸に達する。
 飛び込むだけで届くのでどうということはない。しかし
 当然頭まで水を被ります。

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  その先がまた深い淵で小滝があり、その奥に滝が
 見える。どうするかということで、左岸の壁を登った。
 結構つるつるの壁で難しい。
 何とか二手で登り皆を引き上げる。

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  ここからまた一段上がって、この淵と滝は巻いた。
 しかし泳いで突破しても面白かったかもしれない。
 本格的な泳ぎになったかもしれないが。

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  3m二条の滝は左手の岩を登った。

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  上手くヘツリ

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  淵を歩き

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  腰まで水に漬かり

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  おっとと流される。

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  そして深い淵・釜はどれもきれいです。

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  こんな滝に一々挑戦していたら楽しいけど時間が
 いくらあっても足りなさそうです。

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  いい色をしています。

鬼川の山行日誌
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  天然の素晴らしいプールです。
  
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  遡行を目的にせず、こういうところでたっぷり泳ぎ
 まくるだけでも、素晴らしいと思う。

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  まだ9時前である。

    (続く)