小川谷廊下 2
小川谷廊下 2 続き
13,7,13
F9を登ると先に大コバ沢が滝で合流している。
この付近の様相はまさに廊下といった感じで深い
峡谷をなし、とても素晴らしい景観である。
この少し先が小川谷のメイン、石棚のゴルジュ。
石棚の前衛の滝、F10か。
溝状を登ると上まで行くので、なるべく滝の直ぐ左を
登り滝から離れないようにいく。
その先が石棚である。左の岩を先行グループが
登っているのが見える。前の小滝は簡単に登れる。
今回は全体に少ないほうであるが、それでも結構な
水量である。
F11、石棚2段20m。12時過ぎ。
先行組みが結構手間取っているので私たちは
少し休憩。
その後私が一応ビレイしてもらい登って、上でロープを
セットする。足を滑らせないように注意するだけで特に
難しくはない。高度感はある。50mロープは必要ない、
30mで充分である。
登りきったところから滝上に降りる。ここはトラバース
気味に降りる。目の前にトイ状の滝がある。
石棚に落ちている分だから結構水量があり、流れに足
を突っ込むととても止めていられない。流されるので
結局突っ張って登るしかない。左手の岩から巻くことも
出来る。
その上も小さな滝が続く。
少し沢が開け、段々小滝が続き気持ちがいい。
ちょっと泳ぎたくなるようなプールもある。
13時頃明るい河原で休憩。
また沢が狭まってきたところに倒木が溜まっていた。
この沢は倒木は少ないほうだ。
深い釜を持つ滝。これがF12になるか。
泳いで取り付けばかなり難しそうだが、今日はもう
泳ぐ気にはならないので、左を登る。
まだまだシャワーを浴びます。
きれいな小滝が続く。
13:25頃、ソロの若者が追いついてきた。
スピードが違うので先に行ってもらう。
またゴルジュになると最後のトイ状滝F13となる。
追い越していったソロの人が滝を上手く登っている。
今は釜も浅いようだし、なかなかこの登りは難しい。
私はまず滝の右手のピンを目指して登り、ヌンチャク
を掛けロープを掛けて、A0して上を探るが、手掛かり
に届かない。そこで左に移動し滝の直ぐ右ぎりぎりを
探すとホールドがあり、なんとかそのまま登れた。
ここをリードしたのは初めて。
(どうも滝の中にいい手足ホールドがあるらしい。)
ロープをセットして皆にも登ってもらう。ここが今回
小川谷での最後の登攀の楽しみだ。
自力で登れなければ二人掛りで引き上げる。
最後のトライでピンの上直登を試みる。しかし一手が
ホールド甘くテンション。ここは難しい。
リードの場合、ピンにアブミでも掛ければ登れるかも
しれない。ここは登れなかったが巻かずに登れたから
いいとしましょう。
この上が自然の猛威を示す、壊れた堰堤である。
全く凄いものだ。濁流は大岩をごろごろ転がすこと
がある。どれだけの力が働いたものやら。
この堰堤を潜ったのが、14時頃だった。広い河原を
登っていくと、東沢が左岸から合流する。
その上にまた半分壊れたような堰堤があり、この
上で終了とする。
上の河原で沢装備を解きながら休憩する。
その後踏み跡を探して樹林帯に入る。14:35頃。
しかし鹿除け柵が張り巡らされ、道が不明。
幸い後ろのグループが追いついてきて、道案内を
してくれた。鹿除け柵を巡るようにして一旦上に
登れば、踏み跡を見つけられる。
何年も前もそうだったが、この山道は崩壊箇所が多く
花崗岩のザレでとても危ない。
西丹沢県民の森の駐車場に15:45頃。
車が入れば、ここまで来られる。
穴の平橋(あなのたいらばし)と書いてあった。
仲ノ沢林道入り口の立間大橋に16:20頃。
林道車両通行止めの看板。
玄倉林道ゲート前駐車場まで車を回収しにいき、
帰りました。
車を出している以上、打ち上げの一杯というわけには
いかないのが辛い。今日はいい沢登りだったので、
とても飲みたかったが。
皆さんを新松田駅まで送りました。
(写真は半分は仲間のをお借りしました。)
13,7,13
F9を登ると先に大コバ沢が滝で合流している。
この付近の様相はまさに廊下といった感じで深い
峡谷をなし、とても素晴らしい景観である。
この少し先が小川谷のメイン、石棚のゴルジュ。
石棚の前衛の滝、F10か。
溝状を登ると上まで行くので、なるべく滝の直ぐ左を
登り滝から離れないようにいく。
その先が石棚である。左の岩を先行グループが
登っているのが見える。前の小滝は簡単に登れる。
今回は全体に少ないほうであるが、それでも結構な
水量である。
F11、石棚2段20m。12時過ぎ。
先行組みが結構手間取っているので私たちは
少し休憩。
その後私が一応ビレイしてもらい登って、上でロープを
セットする。足を滑らせないように注意するだけで特に
難しくはない。高度感はある。50mロープは必要ない、
30mで充分である。
登りきったところから滝上に降りる。ここはトラバース
気味に降りる。目の前にトイ状の滝がある。
石棚に落ちている分だから結構水量があり、流れに足
を突っ込むととても止めていられない。流されるので
結局突っ張って登るしかない。左手の岩から巻くことも
出来る。
その上も小さな滝が続く。
少し沢が開け、段々小滝が続き気持ちがいい。
ちょっと泳ぎたくなるようなプールもある。
13時頃明るい河原で休憩。
また沢が狭まってきたところに倒木が溜まっていた。
この沢は倒木は少ないほうだ。
深い釜を持つ滝。これがF12になるか。
泳いで取り付けばかなり難しそうだが、今日はもう
泳ぐ気にはならないので、左を登る。
まだまだシャワーを浴びます。
きれいな小滝が続く。
13:25頃、ソロの若者が追いついてきた。
スピードが違うので先に行ってもらう。
またゴルジュになると最後のトイ状滝F13となる。
追い越していったソロの人が滝を上手く登っている。
今は釜も浅いようだし、なかなかこの登りは難しい。
私はまず滝の右手のピンを目指して登り、ヌンチャク
を掛けロープを掛けて、A0して上を探るが、手掛かり
に届かない。そこで左に移動し滝の直ぐ右ぎりぎりを
探すとホールドがあり、なんとかそのまま登れた。
ここをリードしたのは初めて。
(どうも滝の中にいい手足ホールドがあるらしい。)
ロープをセットして皆にも登ってもらう。ここが今回
小川谷での最後の登攀の楽しみだ。
自力で登れなければ二人掛りで引き上げる。
最後のトライでピンの上直登を試みる。しかし一手が
ホールド甘くテンション。ここは難しい。
リードの場合、ピンにアブミでも掛ければ登れるかも
しれない。ここは登れなかったが巻かずに登れたから
いいとしましょう。
この上が自然の猛威を示す、壊れた堰堤である。
全く凄いものだ。濁流は大岩をごろごろ転がすこと
がある。どれだけの力が働いたものやら。
この堰堤を潜ったのが、14時頃だった。広い河原を
登っていくと、東沢が左岸から合流する。
その上にまた半分壊れたような堰堤があり、この
上で終了とする。
上の河原で沢装備を解きながら休憩する。
その後踏み跡を探して樹林帯に入る。14:35頃。
しかし鹿除け柵が張り巡らされ、道が不明。
幸い後ろのグループが追いついてきて、道案内を
してくれた。鹿除け柵を巡るようにして一旦上に
登れば、踏み跡を見つけられる。
何年も前もそうだったが、この山道は崩壊箇所が多く
花崗岩のザレでとても危ない。
西丹沢県民の森の駐車場に15:45頃。
車が入れば、ここまで来られる。
穴の平橋(あなのたいらばし)と書いてあった。
仲ノ沢林道入り口の立間大橋に16:20頃。
林道車両通行止めの看板。
玄倉林道ゲート前駐車場まで車を回収しにいき、
帰りました。
車を出している以上、打ち上げの一杯というわけには
いかないのが辛い。今日はいい沢登りだったので、
とても飲みたかったが。
皆さんを新松田駅まで送りました。
(写真は半分は仲間のをお借りしました。)