岳沢から前穂高岳 | 鬼川の日誌

岳沢から前穂高岳

   岳沢から前穂高岳
    (奥穂・南稜を変更)  13,5,2~5



  奥穂高岳・南稜を登るということを目標として
 ここしばらく、冬山の(訓練)登山を続けてきた。
 冬山例会は他に少ないということもあり、かなり
 人気が高く、冬山バリエーション例会にしては、 
 多くの人が参加してきた。
 それでも南稜となると、隊編成(一隊3人まで)
 が出来ることが前提となるので、人数を絞り込
 3隊9人となった。絞り込むのも結構大変だった
 ようだ。

  いよいよ本番を迎えた。しかし5月連休寸前
 27日に大雪が降り(30日も少し)穂高岳周辺は
  厳冬期に近い様相を呈して いるという情報が、
 岳沢ヒュッテから出された。
 5月2日現在南稜やコブ尾根は連休に入って
 まだ未踏という。NETで。

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  厳しいニュースが入ったが、2日夜から出発。
 連休で混むので、前日出て沢渡でテント泊。
 3日朝バスで上高地に入る。
 天気はいい。下はバス車中からの大正池と穂高。

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  上高地から歩き出す。8時過ぎ。

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  引っ張ってみる。南稜のトリコニー岩峰がはっきり
 見える。岳沢ヒュッテも見える。
 それにしても真っ白で確かに様相が違う。

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  こちらは08,5月に南稜を登ったときの写真。

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  岳沢入り口。8:30頃。きれいな水が流れている。

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  樹林帯の中は雪を踏んでいく。

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  夏道を外れて行く。稜線が見える。

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  振り返ると六百山が荒々しい。

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  夏道と合流し、沢に降りる地点。西穂高岳の
 山稜が目の前である。9:40頃。

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  沢に降りて雪渓を登る。これからしばらく穂高の
 素晴らしい展望を眺めながらの歩きで、光線の
 加減も良くとてもきれいだった。

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  背後には遠く乗鞍岳が真っ白である。

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  空青くとても素晴らしい。

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  10:20頃、10分前にはなかった雲が突然
 湧いて、風が激しく吹いているらしい
 反対側は穏やかそうなのに、不穏な感じである。

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  雲は一瞬で飛び去った。

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  と思ったらまた湧いている。安定しない。
 少し休憩。大勢が登ってきている。

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  大分穂高の懐に入ってきた。

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  11時過ぎ岳沢ヒュッテに到着した。

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  受付を済ませ、部屋に荷を置いて外に出る。
 正面が奥明神沢である。

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  手前の山を回りこんだところが南稜である。
 トリコニー岩峰が圧倒的。

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  天狗ノ頭から西穂高岳の稜線。

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  ヒュッテはまだ雪から掘り出したばかり。
 テント村が華やか。

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  14時頃小屋の裏手で少し訓練。

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  夕食を済ませ、明日の3班隊編成を確認する。
 さて明日もあまり天気良くなく、冷え込みが続き
 そうだがどうなることだろう。

    (続く)