黒戸尾根 2 | 鬼川の日誌

黒戸尾根 2

   黒戸尾根から甲斐駒ケ岳  続き



  31日朝3:30に目が覚めトイレに行く。
 雪、雨は降っていなかった。
 4時起床で朝食を取り、5時前頃 出発する。
 七丈第小屋、テント場を過ぎると、いきなりの
 急な登りが続く。朝一番は結構きつい


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  5:40頃甲斐駒山頂が見えてくる。

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  急な登りが続く。

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  山頂がだんだん大きくなるが天気の様子は
 ガスが取れず良くない。

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  6:00ようやく8合目来迎場。
 鳳凰三山を見下ろす感じであるが、標高は
 こことさほど変わらないはずだ

 
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  石造りの大鳥居は今は残骸となっている。

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  先の第1,2隊記念写真。

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  行くはガスが取れない。少し遅れて後続の
  第3隊も到着。


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  少し休んで先に進む。切れ落ちた雪壁をしっかり
 ピッケルを差し込んで越えていく。

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  目の上に岩に刺した3本剣が近くなる。
 写真のピークを越えて、次の鞍部へ降り、3本剣
 への取り付きで、6:30を過ぎた。

  ここでリーダーから、この先は険しく、降りには
  ロープを出す必要がありそうで、往復にまだ相当な
  時間が 掛かりそう。その後黒戸尾根を降るとなると
 届きそうにない。天気も様子が良くない
 ここで撤退としたいと各長に相談があり、撤退
  することに決めた。
 

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  8合目に戻る。

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  6:50頃には8合目。

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  テント場上で7:15頃。
 丈小屋で、トイレその他預けた荷物を回収し
 降りの準備を整え、屏風岩の降りに取り掛かる。
 8時にはなってなかったと思う。

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  各班ごとに降る。アンザイレンする。
  私の班は最後尾でしかも  ロープを出すこと
  かったので、時間が掛かる。
 ロープを出し操作しているので、ほとんど写真は
 撮れなかった。下は垂直の梯子を下り終わった
 ところ。8:40頃。

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  5合目に着いたのが9:50頃になった。
 先の2班を大分待たせたようだ。私たちの到着を
 確認すると、2班は先に出発。
 このとき雪が降り出していた。

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  黒戸山を登り返し、トラバースしていく。

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  刀利天狗に10:35頃。休憩。

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  この先も鎖、梯子が続く。

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  11時過ぎに刃渡り。

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  丁登りの樹林帯。

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  丁登りの途中でアイゼンを取る。
 しかしその先も結構凍った雪が残っており、歩き
  辛い。沢地形の急斜面から、トラバース道に移る。
 1628mピークからの道と合流し、尾根を降ると
 笹の平の分岐点。小雨が降っていた。
  12:45頃。
 (私は昨日相当疲れたらしくこのルートをすっかり
 この時は 忘れていた。)


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  さてこれから落ち葉の詰まった同じような道を
 延々と降る。これは辛いものがある。

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  14:20頃、ようやく尾白川渓谷への尾根道の
 分岐点である。

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  下の渓谷分岐点。通行止め。

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  14:35頃吊り橋を渡る。

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  竹宇駒ケ岳神社に着くと、カモシカが居た。
 夢中で葉っぱを食べていて、全然こちらを気に
 する様子もない。角が生えているが子供のようだ。

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  駒ケ岳神社で濡れたものを脱ぎ、帰り支度。
 ここには水場もあり、泥靴を洗うことも出来た。

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  駐車場にタクシーを呼んで韮崎駅
 帰りの特急あずさは時間も早目ということか
 自由席が空いていて、問題なく座れた。
 
  この日はおよそ10時間の行動で、次の日
 右足フクラハギの肉離れの後遺症はなかったが、
  久しぶりの強烈な筋肉痛になった。
  
私にはこのあたりが限界なのかな。
 山頂まで行っていたら、どうなったやら