ブランシュ高山スキー | 鬼川の日誌

ブランシュ高山スキー

   ブランシュ高山スキー  12,12,8・9



  今シーズン初滑りです。これほど早くから始める
 のは初めてかな?何時も大体クリスマス寒波で
 尾瀬辺りに雪が降ってからというのが多かった。

  Mさんの計画ですが、本人は大きな病気を患い
 手術とか。手術は上手くいったそうですが、それ
 でも スキーを始めるには時間が掛かるでしょう。

  Mさんは丁寧に滑り方を講習してくれるので、
 シーズン初めには参加したいのですが、足の便が
 悪くいつも二の足を踏む。今回はMさんに代わり
 Onさんが講習してくれるようだ。また足の便が
 良くなったので参加することにした。

  ところが、普段何もないときには早く起きている
 のだが、この日に限って寝付けず、また用意し
 目覚まし時計が故障し、起きたら1時間は遅れて
 いた。車を用意してくれた方には申し訳ないこと
 してしまった。

  ともかく指定の場所に着き、遅れて車を飛ばし
 ブランシュ高山スキー場に着いた。もう昼飯時刻
 になっていた。私等よりも遅くもう一人が後から
 参加した。

  そんなわけで講習は昼飯後となってしまった。
 ブランシュのゲレンデは1600mのコース1本のみ
 でした。下の写真のように、風が結構強く、雪も
 降っていました。ここはスキーヤーオンリーの
 今時珍しいスキー場です。ボードとスキーでは
 動きが違うので、衝突事故が絶えません。
 スキーヤーからすればボーダーがいない方が
 とても滑りやすいのです。
 

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  今日は6人の少数講習会でした。
 いつものことですが、姿勢が後傾にならないこと
 これが第一。そして内足への加重の練習。外足
 に乗り込み内足に 遅れないように回しこむこと
 などを練習しました。


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  2時半頃には一時的に晴れ間もあり、いつもの
 レストランウムで休憩です。
 この下に24時間休憩・仮眠所があります。
 この仮眠所は無料なのでよく使います。
 むしろ暑いくらいの暖房完備で、シュラフカバーが
 あれば寝られます。真冬でも暑いのでエアーマット
 がある 方がいい。
 レストランの食事も多彩でおいしいカレーもある。
 そんなわけで安くスキーの基礎練習をするには
 とてもいいスキー場ということになります。
 中央道笹子トンネルの事故で、中央道側からは
 不便ですが、関越回りでも東京からならほとんど
 距離も変わりません。

鬼川の山行日誌
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  ブランシュで講習終了後、今日の宿は近くの
 姫木平にある八王子市の宿泊施設です。
 学校行事などで一杯でなければ、一般にも開放
 されていて、とても安く泊まれるし、食事も充分な
 物が出ます。ブランシュのリフト代もそう高くはないし
 仮眠所は使えるし、この八王子市の宿泊がとれれば
 かなり割安にスキーが出来るということが、Mさん
 御用達の理由なのでしょう。
 もちろんスキーヤーオンリーが一番重要でしょうが。

  宿ではお酒が駄目な人一人を除き、飲兵衛が
 よく集まったという面子でした。次々にお酒が出て 
 くるので、私はすっかり飲みすぎで

  9日は一日中ほとんど吹雪の寒い一日でした。
 この8,9日は各地大荒れの天気で、あちこちで
 遭難騒ぎが続出した日です。

  昨晩のお酒残っていても、講習会は吹雪に
 メゲズ続けられ結構きついものがありました。
 ともかく寒かった。しかしその分雪質はとても良く
 初滑りにはうってつけだった。
 
鬼川の山行日誌
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  私はまだターンの内足に乗る、つまりスキー板の
 外エッジに加重すること、足の小指側に加重し、
 その板一本に乗り、ターンすることが出来ない。
 そこまで体重を乗せられないで、バランスを崩して
 しまうのだ。日常でそういう動作はないし。

  外足に乗る、つまり母指球側に加重することは、
 ターンの基本としてやってきたが、今はその足を
 内足に遅れないように、前に出すように言われる。
 そうすることで切れのいいターンが出来る。
 内足側にある程度しっかり乗っていないと、これも
 出来ないようだ。

  ほとんど瞬間の動作を言葉で表現するのもなかなか
 難しいようで、要は後傾にならず、楽に、きれいな
 切れのいいターンが出来るように、そしてどんな場面
 でも、形を崩さず、板のいい位置乗り、滑り降り
 られることが 要求されているわけだろう。