勘七ノ沢 2 | 鬼川の日誌

勘七ノ沢 2

   丹沢勘七ノ沢 12,10,20   続き



  F5の上に小滝が続く。滝横にF6の看板がある。
 本によってはもっと上の壊れた石積み堰堤下の
 滝をF6としているものもある。

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  ここは快適に登れます。

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  二段の小滝を越えて少し行くとゴルジュになる。
 13:35過ぎ。

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  ゴルジュの中は小滝が連続している。
 ちょっとした滝壺に入らずにヘツルとわりと難しい
 ところがある。私はヘツッが今日は水量は多く
 ないので、
無理せず腰まで入れば何ら問題は ない
 F3の教訓で皆は滝壺を突破する。
 いつものことだが沢では初めに水に濡れておくと
 こうした場合躊躇なく水に入れるものだ。

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  3mほどの小滝が続く。

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  これらの小滝を越えていくのは楽しい。

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  ゴルジュを抜けると壊れた石積み堰堤の下の滝。
 13:50頃。


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  ここは巻かずに登れる。
 滝の右も登れるが、流れの 左が易しい。


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  石積み堰堤の上も小滝を越えながら進む。
 二俣の右本流側に小滝14:00頃。

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  樹林は少しばかり色づき始めたかなという程度。

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  小滝14:07

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  小滝14:15頃。

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  すぐ上で右から枝沢が入る。

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  結構きつい登りで鍋割山側からの大きな崩壊地
 ここは現在地確認の場所になる。
 ここで14:20を過ぎた。


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  ここで休憩を兼ね登山靴に履き替えた。
 出発した のが14:40を過ぎていた。


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  花立への入り口の沢。二俣を右に入る。
 (厳密にはすぐ下にもう一本右からの沢があるので
 三俣の真ん中としているものもある。ともかく大きな
 崩壊地のすぐ上である。)
 大体沢の入り口には何か目印がある。

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  もう一つの確認は入ってすぐに、突き当たりに
 大きな岩があり、その裏がトイ状の滝になっている
 ことである。
 (小滝群にFナンバーを当ててここをF9とする本
  もある。)

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  確かにFナンバーを付ける位で7,8mほどの高さ
 がある。ここは水が流れている場合が多く登山靴
 では結構滑る。
 (ここまで沢靴で来た方がいいかもしれない。)

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  二俣の入り口から15分ほど、右からの枝沢を
 
本過ぎて(この沢も詰められるようだが、かなり急)
 3本目の枝沢に入る。
 下の写真、沢に張り出すように立っているブナ
 らしきの上がその枝沢である。
 今回この枝沢入り口の崩壊が激しかった。
 15:00頃。

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  入り口の崩壊が激しいことから分かるように、
 この枝沢は かなり危ない状態にある。
 一歩進むごとにガレが崩れ落石がおきる。
 
上に今にも落ちそうな大岩があり、これは怖かった。
 
れが崩れたらまず逃げ場がない。傍に近づく気に
  ならないので、早めに左の尾根に逃げる。しかし
  ままは急すぎて登れないので
大岩の上でまた
 沢に戻る。15:10頃。
 この岩は近いうちに大崩壊を起こすかもしれない。
 そのとき下に人がいないことを祈るばかりだ。 
 沢シーズンも終わりに近いのが幸いか?

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  肝を冷やしてまた沢を詰めると、最後の涸れ小滝
 出てくる。15:15頃。
  涸れ小滝を登り少しで尾根に移る。15:20頃。

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  ガスが出てきたが、小尾根から花立山荘が見えた。

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  花立山荘へ。

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  15:30にならないうちに着きました。

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  花立からは降りも結構あるのに秋の日暮れは
 早い。暗くなると一層遅くなるからあまり休まずに
 降り始める。 15:40頃。


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  堀山の家、16:05頃。

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  見晴らし山荘前。17時頃。

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  大倉バス停でちょうど17:30でした。
 なんとかヘッドランプを出さずに降れましたが、 樹林
 の中はかなり暗かったです。
 大倉ではもう明かりがついていました。

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  この所急速に気温が下がってきましたが、まだ
 それほど水も冷たくはなく、寒いことはなかった。
 秋の1日を楽しめた沢登りでした。
 渋沢での恒例の打ち上げも楽しかったです。