西穂高から奥穂高 2 | 鬼川の日誌

西穂高から奥穂高 2

   西穂高岳から奥穂高岳 12,8,29  続き



  間ノ岳を降り始める。8:05頃。

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  イワギキョウはチシマギキョウよりすっきりした
 感じがします。ヒゲが少ないからかな?

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  間、天のコルと天狗側逆層スラブ。8:25頃。
 スラブは鎖も付いているし、そう問題ない。
 コルに天狗から降りてきたらしいガイドパーティー
 がいた。

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  逆層スラブを登る。そうきつい傾斜ではない。

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  後ろに間ノ岳が大きい。

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  8:40頃。

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  8:45頃。コルにいたガイドパーティーが間ノ岳
 山頂に見える。

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  8:50頃。天狗岳山頂(2909m)。西穂、間ノ岳と
 ほぼ同じ標高だ。似たような気の抜けない沢山の
 アップダウンを繰り返しここまで約5時間。いつもながら
 結構きつい。
 槍ヶ岳が素晴らしい。ジャンダルム・奥穂はまだはるか。
 これからが遠いしこれからが本格的な登りである。

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  天狗を降ります。9:05頃。

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  天狗のコル(2835mくらい)。9:20頃。

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  さてこれからジャンダルム3163mまでほぼ登り
 一方で標高差330mほどのきつい登りです。すでに
 5時間半近く歩いていますので、ここが正念場です。
 9:35頃。

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  10時頃。ガスで何も見えません。

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  リッジを登らず、進行方向右手の溝を詰めると
 奥に鎖があります。そちらの方が楽です。
 矢印はリッジを登るようについていますが。ガスが
 ない時は高度感あります。
 10:05頃。

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  10:15頃。

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  雷鳥に出会いました。雷鳥がでてくるのはガスが
 多く、天気が下り坂のときです。雨になるかもしれない。
 砂浴びをしているようです。少し毛が白くなり始めて
 います。10:25頃。

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  まだまだ延々と登りです。ジャンダルム手前の 
 岩峰。これを登れば近い。10:35頃。

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  岩峰を越えて行く。

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  ようやくジャンダルムが姿を現す。10:50頃で
 ここまで7時間。(天狗のコルから1時間半。)

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  基部に荷を置いてジャンダルムに登る。

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  山頂です。看板が置いてあります。
 11:10頃~。3163m。前回もここからの展望は
 なかったが、まだときおりガスが取れることもあった。
 今回は本当に何も見えない。一番最初に単独で来た
 ときは360度の素晴らしい展望だった。

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  同行のおばさんも一緒に記念写真。

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  ジャンダルムの基部に戻り、これを巻いて登る。
 次のロバの耳。向こうにうっすら奥穂山頂が見える。
 11:35~40頃。

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  11:55頃。

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  12:00頃。

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  ガラガラの岩を登るとウマノセと奥穂山頂。
 いよいよ最後の悪場ですが、登りはさほど難しい
 わけではない。12:15頃。

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  ウマノセを上り終えて12:30頃。ウマノセを登る
 頃から雨が降り始めました。雷鳥予報は当たります。

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  山頂到着12:35頃でした。西穂山荘から9時間
 掛からずに着きました。

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  結構降りだしたので合羽を着用。
 山頂記念写真。12:45頃。

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  雨の中を穂高岳山荘へ降る。

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  山荘直前から振り返る。

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  降りはばらばらになりましたが、私は13:30頃
 には山荘に着きました。直前の梯子で20名の
 ツアー客が登ってくるので少し待たされました。
 総行動時間9時間40分でした。10時間以内で
 着けばいいでしょう。

  雨になったからということもあり、小屋は大変混雑
 していました。到着がばらばらで混雑していたことも
 あり、奥穂山頂まで一緒に来た、浜松からとかいう
 おばさんとは、別れてしまいました。
 その後無事歩きとおしたことを祝いフロアで乾杯して
 いるときにも顔を出すでもなく、夕食時も見かけず、
 とうとう話をすることも出来ませんでした。
 大部分の行程を一緒になって歩いてきたので、自然
 とリードする形になりましたが、単独で来るぐらいだ
 から特に手助けすることもなかった。 
 とはいえ、こうした場合その場限りであっても、普通
 は名のりあうくらいはするのでしょうがね。
 あまり人付き合いが好きではないのでしょう。

  その後結構雨が激しく降っていました。明日白出沢
 出合いに降るのに、雨では敵わん。そういえば前回
 上高地への降りは、ずっと雨だった。トランゴの靴は
 こうした岩稜の縦走には向いているのだが、防水が
 悪いから金魚が泳ぐほどだった。休憩の度に靴下を
 絞った。またあんなことにならなければいいが。
  
  
  続く