梅沢 2 | 鬼川の日誌

梅沢 2

   梅沢中流  12,8,18       続き



  堰堤上で昼飯として、堰堤をロープで懸垂下降。
 私はスワミベルトですが、これくらいを懸垂するには
 問題ない。墜落のショックを受け止めるには問題が
 あるが、スリングでの簡易ハーネスなどよりはるかに
 安全で、自分の体重を受け止められます。
 今回のような滝登りの少ない沢とか、地図読み山行
 で崖を降るとか、ちょっとしたビレイにもっと活用され
 ていいと思います。

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  皆さん思い思いに降る。ちょっとシャワーを浴びる。
 12:10頃から。

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  井戸沢下の小滝。私は寒くなったので合羽を着用。

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  梅沢はずっと林道沿いで、上を見上げれば車が
 通っているのが見えるのですが、下の写真のように
 全体が苔むして、ここだけ見れば相当深い山の中
 のような雰囲気です。

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  丸木橋をバランスで渡ります。渡れず飛び込む人も。
 12:25頃。

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  その下少し長めの淵を楽しむ。

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  泳ぎの好きな人には楽しい。

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  さらに次の小滝を持った長めの淵。12:30頃。

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  ザックがあるので泳ぎは平泳ぎになりますね。
 ザックの浮力があるので、着衣水泳も気になりません。
 この着衣のままで泳ぐことも慣れておいた方がいい。
 合羽まで着込んでいても平気です。

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  12:35頃。

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  後ろに林道のガードレールが写っています。

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  そして3m小滝を持った釜。私は滝を一段降りて
 釜に飛び込み泳ぎました。12:45頃。

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  滝上から見るとこんな感じ。

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  大きな釜から10分弱歩くと、次の淵です。
 ちょうど13時頃です。私はあくまで泳ぎましたが、
 寒くなったり、練習でヘツリに挑戦する人も。

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  ヘツリは結構難しそうです。

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  その下の淵。13:05頃。

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  続いて最初に出てきた深い淵を持った小滝。
 私はそのまま飛び込んで泳ぎました。13:10前頃。
 ここで滝の手前(下流側)の崖の上にこれから遡行
 するらしいグループがいました。どうも泳いでここに
 来たのではない様で、下の写真のようにヘツッたと
 すると大分難しかったのでは?私らが泳いでいるの
 をあきれた様に見ていましたが、梅沢に来て泳が
 ないでどうする。

  淵を全員が越えた後、ザックとヘルを外し、着衣・
 沢靴のままで何人か泳ぐ。私はクロールで淵を往復。
 せいぜい10~15m程の淵なので私でも問題ない。 
 プールで泳いでいるときのようにはいかないが、まあ
 気持ちよく泳げた。なかなかこういう機会もない。

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  13:30前には林道に上がりました。
 往復で3時間という短い時間でしたが、ほとんど水に
 漬かっていたという感じです。水と寒さに弱い人には
 ちょっと厳しいか。水が苦にならない人にはとても楽しい
 ところです。それでも防寒には注意が必要です。
 合羽でも一枚あればずい分違います。

  林道に上がり着替えをしているうちに雨が激しくなり
 濡れねずみのままで、座席にシートを引き、車に乗り
 込み風呂に直行することにした。
 雨はすぐに上がり、風呂から出たときにはカンカン照り
 となっていた。

  後で聞いた話では濡れねずみが大勢で乗り込んだ
 車は、その後の日照りで蒸され、「なんだこれは?」と
 いうほどの猛烈な沢の臭いが充満することとなり、
 家族に大顰蹙をかったという。臭い消しを大分投入
 したとか。
 この沢の臭いというのが独特です。私も沢で着たもの
 はすぐに洗濯します。道具も水洗いします。
 車を出してくれた方には大変ご迷惑をおかけしました。
 車がなくて、雨の中を白丸まで歩いていたとすると、
 結構きついことになっていたと思うので、あり難いこと
 でした。

  (同行の氏の写真を大分お借りしています。)