井戸沢 ① | 鬼川の日誌

井戸沢 ①

   那須の名渓井戸沢 12,6,29・30



  白毛門沢を変更し、那須の井戸沢に行くことになった。
 29日夜車を飛ばして、黒磯・板室ICで降り、深山湖に
 向かう。夜目印の少ない田舎道を走るときはつくづく
 ナビのある車は強いと思う。ダム堰堤上のトイレのある
 広場にテントを張り、軽く一杯後仮眠。

  30日朝4:50分の深山湖。
 朝食を取り、深山湖の奥に向かう。
 今回は6名。ちょうどいい人数でしょう。  

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  深山湖の奥からはダートの林道で、車高の高い車で
 来ないと厳しい。5:35頃、三斗小屋跡への林道ゲート
 に到着。三斗小屋関係者は小屋跡まで車を入れている。

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  ちょうど30分ほどで、沼原分岐。

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  6:30頃、広々とした三斗小屋跡を通過する。
 昔は交通の要衝だったと思われる。

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  その直ぐ奥に小屋関係者が駐車する広場があり、
 右手に中沢本流へ降る道がある。
 しかし井戸沢はその支流で、そのまま真っ直ぐに入る
 大きな道を進む。跡から5分もすれば、井戸沢最初の
 丸太で化粧した堰堤に出る。

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  ここで沢装備を整え、入渓。7時頃。
 堰堤の左の丸太を登る。そのまま向こうへ降りられなくは
 ないが下が深い水溜りになっていたので反対側の壁を
 ヘツッて沢に入る。

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  遡行開始です。 

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  幾つか小滝を越えて行きます。

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  5分もすれば最初で核心とも言える15m滝です。
 ここは滝そのものはちょっと厳しいので、右手のリッジ
 を登ります。上の方で壁が立っていますが、お助け紐が
 あります。ここはリーダーが登り、ロープを張る。

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  なかなかいい滝です。

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  滝上です。通過に20分強掛かったかな。7:40頃。

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  この上も小滝が続きます。水はかなり冷たい。

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  快適な遡行です。

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  傾斜の緩い15m滝。水流沿いを登ります。

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  直ぐに次の10m滝。7:55頃。

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  慣れた人なら右手も登れますが、左の方が楽。
 お助け紐を出す。

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  ナメ滝を通過します。緩いが滑らないように。

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  次に階段(層)状18m滝。8:15頃。
  
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  ホールド豊富で登り易いですが、高さがありますので
 初心者にはロープがいるかも。

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  上から見ると結構な傾斜で、絵になりますね。

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  これぞ沢登りというところでしょう。

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  小滝が連続し飽きない沢です。8:20頃。

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  8:25頃。サンショウウオが沢山いるのを見つけました。
 周りに鳥の糞が白く落ちているので、鳥に狙われている
 のでしょう。手を出すと結構敏捷に岩陰に隠れます。餌に
 ならずこれだけ生き延びているのですから、彼らも必死
 なのでしょう。撮影用に手に乗せても直ぐに飛び出します。

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  3mから5m程度の小滝を越えて行く。花崗岩らしく
 少し滑ることを意識すれば問題なく快適。

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  沢の奥まで見張らせる気持ちのいい場所で記念撮影
 し少し休む。上の方にはガスが出ている。
 8:40頃で、この辺で滝の主だったものは終わりかな。
 沢の半分以上登っているでしょう。

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    続く。(同行の氏の写真をお借りしています。)