お花見山行 | 鬼川の日誌

 お花見山行

   三浦アルプスから塚山公園 12,4,5



  もともとは最後のゲレンデスキーに行きたかったのだが、
 諸々の事情で時間が取れず、近場でのお花見になって
 しまった。以前歩いたときに、なかなか素敵な桜広場が
 あったことを思い出し、三浦按針の墓がある塚山公園を
 目指して歩くことにした。

  南尾根は2回歩いたし、阿部倉山、二子山も行きと帰りで
 2回、中尾根も2回と頻繁に私は歩いているが、今日の
 メンバーは、南尾根を歩いた一人を除き、三浦アルプスは
 初めて。そこで逗子駅から二子山を抜けて、森戸林道終点
 に降り、中尾根ではなくまだ歩いてない、南沢の奥を歩いて
 塚山公園を目指すことにした。
 
  逗子駅に集合し30分ほど歩くと、長徳寺(廃寺)である。
 今は石碑とお地蔵さんが残っているだけ。

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  3日爆弾低気圧で全国的に大荒れとなり強風が吹き荒れ
 たが、山桜の結構大きな木が倒れていた。
 倒木の多い道を進み、阿部倉山。

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  薮の中の山頂。

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  阿部倉山から南郷中を見下ろしながら、アップダウン。
 お助けロープのある急坂を登ると下二子山。

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  スミレの花を見て大きく降り、登り返すと上二子山。

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  展望台から横浜方面。空気が済んでいるころには東京湾の
 向こうにスカイツリーが見えるのだが、春は駄目です。

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  二子山から森戸林道終点に向けて降る。沢を歩く道に
 ニリンソウが花をつけていた。 

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  林道終点にはベンチがありハイカーが休んでいた。
 終点手前に中尾根への登り口があるが、先日歩いたばかり
 なので止めて、終点から南沢をさらに奥に遡ることにする。
 沢沿いの道を行く。途中南中峠に行くらしい道があるが、
 少し入ると沢の中を行くようになり、かなり荒れているので
 止めて先に進む。何本もの沢の流れ込みを横切る。中には
 崩壊気味の道もあるが、補助ロープが設置されているので
 問題ない。ウラシマソウが糸を垂れていた。

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  道がだんだん南向きになってきた頃、また中尾根方向に
 入る道があり、斜め十字路あたりに出るのではないかと
 入ってみる。前の沢よりは小さく同じように荒れた沢(溝)を
 登ることになるが、そのまま登ってみるとやがて道となり、
 予想通り斜め十字路に出た。
 上二子山が11:10頃でここが12:35頃だからかなり時間が
 掛かった。中尾根を通ったほうが早い。

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  昼も過ぎたので、二つ目の鉄塔下で昼飯とした。

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  乳頭山からの展望。ここには必ず寄る。

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  畠山のほうに入ると、分岐に旧海軍標柱があり、手書きで
 畠山方向が書かれている。標柱は3つあった。
 今日も1日かなりの風が吹いている。
 かなりの急坂を登っていく。

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  畠山分岐から降りながら進むと鉄塔下を左に曲がり、
 スチール製網階段を降ると横横道路の下をトンネルでくぐり
 抜ける。

  トンネルを抜けたところにきれいな椿が咲いていた。
 民家の横を過ぎ、高速道の進入路の下から塚山公園に
 入る。民家の桜はまだ5分か。


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  塚山公園の三浦按針の墓にお参りして、桜広場で宴会。  

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  桜はまだ3、4分かというくらいで寂しかったが、持ち寄った
 ツマミとお酒で盛り上がった。少し風が強く、薄ら寒い。

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  いつの間にか2時間ほども飲んでいたようで、途中民家の
 ミモザの花を見ながら、京急安針塚駅に降った。
 (按針なのに駅は安針塚表記である。)

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  ミモザという花を教えてもらったが、これが結構ややこしい。
 ミモザ(ラテン語でミモサ)はもともとはマメ科オジギソウ属の
 総称だった。ところがマメ科アカシア属のギンヨウアカシアなどに
 誤用され日本ではこれが定着して使用されているようだ。
 (葉も似ているが花がポンポン状で似ているかららしい。)
 だからギンヨウアカシアというのが正式で、通称ミモザかな。