幕岩 | 鬼川の日誌

 幕岩

   幕岩クライミング 11,12,16



  久しぶりの幕岩。何回か来てはいるのだがまともに登れた
 覚えがないので、その度にやる気をなくし、何年かに一度
 来るということを繰り返してきた。最初の頃のスキーと同じ。
 来た時は常に初心者。それでルート名もまともに覚えていない。
 幕岩全体はかなり広いのだが、今開放されている岩場が
 少なく、この桃源郷近辺しかないのだそうだ。
 それで平日でもいつも混雑するという。
 それでもこの日はどういうわけか空いていた。日当たりが良く
 とても暖かい。
 取り付いているのがシルクロード(5.7)
 右がいんちきするな(5.8)

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  登っているのは夕飯時(10a)か夕暮れ時(10b)
 壁の一番手前がアボリジニー(10a)。ここの登りかたを
 教えてもらったのだが、私には難しい。また目一杯なため
 手順を覚えていられない。この手順を覚える余裕がないと
 いうのも進歩しない要因のようだ。

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  ロープが垂れているのはダイヤモンドヒップ(11a)のようだが
 私たちのほとんどはその右壁のサンセット(10a)だ。

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  アブラカタブラ(10a)。これも右のカンテを使わないで
 である。どうしても手が出てしまうから登れてないということだ。

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  暖かいので紅葉も遅いようだ。

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  取りついているのがフック船長(10a)。これがつるつるの
 スラブで足で立てないとどうにもならず、腕力に頼っている
 私にはどうにも登れなかった。一番欠点が出るところ。
 女性陣が結構上手く登っている。またとても熱心である。
 その辺が私と違う。

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  クリスマスローズ(10b)。とてもとても登れたものではない。


  指先が痛いニューアライ(10a/b)。

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  左ニューアライ、右シャワーコロン(10a)。

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  右がアリババ(10b)である。

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  アリババ。

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  私もクリスマスローズ、ニューアライ、アリババに挑戦させて
 もらったが、また同じように全然登れなかった。
 足で立つことが全然出来ず、指先が痛いのでどうにもならず。
 
  今回もまた散々な結果でこれまでと何も変わることはなかった。
 ときどきジムに通ってはいたけれど、少しも進歩せず、同じような
 レベルでお茶を濁していたに過ぎなかったから、当然の結果
 である。どうもこの何年かクライミングに熱が入らなくなっていた。
 集中的にジムに通うにはお金とモチベーションがいるのだが。
 
  しかし今回少し変わった所がある。それは気持ちの上で、
 当然の結果はそれとして受け止めて、これから何度でも挑戦
 しようという気になったことである。これまでは直ぐに諦めた。
 それでまた間が何年も空いてしまうようなことはないようにする
 つもりである。
 何度でも挑戦して登れるようになりたいという気になってきた。
 クライミングは練習しないことにはレベルが落ちるばかりである。