三方分山からパノラマ台 | 鬼川の日誌

 三方分山からパノラマ台

   三方分山からパノラマ台 11,10,4



  秋晴れの1日軽い山歩きです。今頃の季節は快適です。
 精進湖畔の駐車場から歩き始めます。9:20頃。
 湖畔は標高900mほどです。

鬼川の山行日誌
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  5分も歩くと地形図にも出ている精進の大杉が神社に
 ありました。樹齢1200年だそうです。
 見事なもので、御坂釈迦ヶ岳の檜峰神社の大杉、丹沢の
 箒杉に勝るとも劣らない大きさです。

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  神社にはお爺さんが所在無げに日向ぼっこをしていました。
 集落を抜けて行きましたが、空き家が非常に多いし、
 別荘のような家は売りに出されています。
 限界集落なのかと思われます。
 集落は直ぐ終わり、舗装が終わると道が荒れています。
 沢沿いの傾斜地の集落ですので、直ぐ上に大きな堰堤が
 出てきます。二つ目の堰堤。

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  三つ目の堰堤。

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  これを越えて行き地形図では二俣の右の沢沿いに登る
 ようになっていますが、道は右沢の上に付いていました。
 温度調節休憩10時前。

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  今ころは目立つのはトリカブトの花しかありません。

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  阿難坂(女坂)。1210m。女坂というから易しいという意味
 かと思いました。この場合の坂は峠の意味だそうで身重の
 女性が遭難したところからの女坂のようです。別名に難が
 入っているように難所の一つだったとか。昔はこの峠を
 越えるしかなかったわけですね。釈迦三尊(?)の石像が
 ありますが、頭部が欠けている。
 10:20頃。

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  峠から一旦降って登り返す。これが標高差で200mほど
 結構な急坂です。途中樹間に富士山が大きく見えました。
 峠に三方分山まで1500mと看板がありますが、地図では
 1000mもない。

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  三方分山は山頂の南側が切り払われて富士山と精進湖
 が望める。11:05頃着。展望を楽しむ。

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  逆光でこちらは樹林の下。富士山にピントを合わせると
 小さい発光では顔は映りません。

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  まだ昼には早かったのであまり休まず先へ。
 10分ほどで隣の精進山。1409.0m三角点あり。

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  ここから標高差150mほど結構急な下りとなる。

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  幾つかピークも越えて精進峠。11:50頃。
 ここで昼飯にする。二人の叔母さんハイカーが
 先に行く。その後直ぐに追い越したが。

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  ここから両側が落ちたわりと痩せた尾根を行く。
 両側とも樹林帯で展望はきかない。

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  1305mピークを越えて鞍部に降ると精進湖への分岐点。
 12:45過ぎ。

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  緩やかに登り返すとパノラマ台の展望台。13:00ちょうど。
 富士山と御坂山塊。

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  記念写真です。

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  本栖湖。

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  ここから見ると青木ヶ原の樹海が大変広い。
 富士の裾野も実に広大。
 

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  精進湖の上が三方分山です。

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  ススキと富士山。

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  展望を楽しみゆっくりしました。かなり大人数のハイカー
 たちが登ってきました。人気の場所のようです。

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  30分ほど休み降る。途中のパノラマ平から。13:55頃。

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  下山。14:15頃。

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  精進湖越の富士山を眺めながら。

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  14:30頃駐車場に到着。全工程5時間ほど。
 手頃な1日コースでした。
 この後精進湖入り口の近くにある赤池が復活しているという
 ニュースを聞いていましたので、これを見に行きました。
 出口の交差点名が赤池ですが、139号線を横切り、少し車で
 真っ直ぐ入る。10台くらいの車が止めてあり、ここから赤池は
 「300m」の看板あり。

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  踏み跡があり一周してみましたが5分ほどの小さな池です。
 普段は涸れて草原なのでしょう。水の下は草です。
 池に上を通る道路が映っていますが、大概の人はこの道路
 から覗き込んでいるようです。
 今富士山の麓のあちこちで水が大量に噴出したり、20年
 涸れていた温泉が湧き出したりと異変が起きています。
 この幻の池の復活もその一環で、富士山に東日本大震災後
 地殻変動が起きていることを示しています。
 あれだけ巨大な地震ですから、変動がないほうがおかしい。
 しかし富士山噴火の予兆であるかは知りようがない。
 赤池自体は何年か毎に水は溜まるようですが。