恩若峰南西尾根 | 鬼川の日誌

 恩若峰南西尾根

   キリガ尾根から恩若峰南西尾根 11,9,24 
                      




  勝沼ぶどう郷駅からタクシーで、キリガ尾根の末端付近まで。
 (勝沼ゴルフコースの北)
 青い屋根の民家の裏手が取り付きで、民家の人に教えてもらう。
 (立派な石の門柱があるところからは民家の敷地で、この上の
 ブドウ畑の仕事道から入ると民家裏の取り付きに行ける。)

鬼川の山行日誌と独り言

  9:10頃から薄い踏み跡を登っていく。

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  まずは772.9m三角点。9:30頃。

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  割としっかりした踏み跡を辿る。尾根通しだからあまり問題なく
 先頭を交替しながら行く。900mピーク付近。少し休憩。
 10時頃。

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  1000m付近、1180mピークを過ぎ、1280mピークで
 ようやく見晴らしのある場所に出る。源次郎岳もほぼ
 進行方向に見える。11:25頃。
 源次郎岳は時間の関係で登らなかったので、ここが
 今日の最高点。丹沢より大分低い。

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  ここから小さなピークを幾つか越えていくと、源次郎岳への
 登山道に飛び出す。合流点には今来た道は作業道ですと
 看板が下げてあり、ロープが張ってあった。

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  ここで昼飯休憩。11:45頃から30分弱。
 地元の参加者が自家製のぶどうを振舞ってくれた。
 これが本格的で大変おいしい。

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  ここから恩若峰までは登山道。とはいえ3km近くある。
 1時間ほど歩いたところに、何故か木にヤカンがぶら下げて
 あった。これが目印になっているようだが、道を外すところ
 ではない。13:07。

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  1050mピークか。13:15頃。ここで誰かがおいしい
 レギュラーコーヒーを振舞ってくれた。

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  歩き出して直ぐ、割と大きなピークの曲がり角に目印。
 13:37。
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  この先はピークを幾つか巻いていく。
 この辺が恩若北峰かというピークを登ると当たり。
 この423(補1)という標石の続きがこれからの貴重な目印。

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  その隣が恩若峰。982.6m三角点。看板もあった。
 14:05頃。少し休みこれから南西尾根にどう入るか
 地図を検討する。二人組みの女性が到着。
 この二人も南西尾根に入るそうだ。

鬼川の山行日誌と独り言
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  恩若峰から塩山方面の登山道を少し辿り、880m付近の
 鞍部にくだらなければならない。(三ツ沢乗越というらしいが
 そこに表記があるわけではない。)ここで鞍部にコンパスを
 合わせて下り始める。
 少し降ると分岐があり、今来た方を指して「恩若峰を経て
 源次郎岳」のプレートが木に打ち付けてある。左へ入る。
 ここで足元に「下萩・牛奥方面」のプレートが左を指してある。
 しかしこれが頭に塩山とは付いていないので勘違いしかね
 ない。私たちはコンパスを信用して降る。
 降りだすと尾根でこれをこのまま行くと鞍部には行けない。
 ここで北峰にあった標石が尾根から外れて降っているのが
 分かるし、コンパスもそちらを指しているので、急斜面を
 降っていく。
 鞍部に近づいたところで、立ち木に今来た方を指して(→)
 「恩若峰」のテープが巻いてあった。
 この直ぐ下が鞍部である。ここまでが第一関門。
 14:25頃。

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  鞍部から910mピークに登っていく。ずっと標石を追っていく
 ことになる。二つ目の910m、「標石440」のあるところで道を
 南西方向に辿らなければならない。まっすぐは別の尾根に
 入り込むことになる。これが第二関門。
 少し降り標石を追いかけながら進むと880mピークに辿りつき
 「標石445」がある。その少し先の立ち木に南西尾根の分岐を
 示すテープが巻いてあるので、ここが分岐ということが分かる。
 けれども、これがない場合は相当分かりにくい。
 まず真っ直ぐの尾根に入りそうだ。これが第三関門。
 14:50頃になった。

鬼川の山行日誌と独り言
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  ここから斜面を下って行くと平で左の沢の源頭の上を
 回りこんで行く尾根になる。820mまで降り、840mの台地に
 上がった後、ここが薮で、降っていく尾根が見つけにくかった。
 しばらく探して見つけたが、ここが第四関門。
 手前の820m鞍部付近で進行方向を細かくコンパスを
 合わせておかないと見つけるのが難しい。ここで一番
 迷ったがそれでも5分くらいだったから大したことはなかった。
 ここから次の840mピークを登れば後は明瞭な尾根通しで
 迷うことはない。
 しかし距離は南西尾根の半分も来ていないのでまだまだ
 である。南西尾根は3.5kmくらいはある。
 ようやく半分くらいで下に登山口近くの橋が見えてきた。
 800mを下回った付近で15:35頃。

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  樹林が終わり登り口の青屋根の民家が見えてきた。
 15:40頃。この辺は植林されずハゲ山となっている。
 凄い急斜面で転べば下まで行きそう。

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  ようやく見晴らしのいいところに出る。15:50頃。

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  ドクツルタケが結構あちこちにあった。

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  石碑に16:00頃。

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  604.2m三角点。16:10頃。

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  秀影(?)山とか彫られた石碑が台座から倒れていた。
 16:30頃。

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  墓地を過ぎお寺に降り立った。ここが終了点。
 16:35頃。東屋で休憩とお金の清算。
 またここから勝沼ぶどう郷駅まで20分弱、1km強ほど
 歩く。結局17時を過ぎたから、全部で8時間ほど
 かかったことになる。

鬼川の山行日誌と独り言

  1300mに満たない低山歩きで、喘ぐ事はないものの
 結構距離があった。
 標石などの人工物が目印になり、要所にはマーキング
 などがあったから、なんとか大きな迷いなく降れたが、
 相当に迷いやすいコースである。
 低山あなどるなかれ。

  勝沼ぶどう郷駅には売店もなくビールが自動販売機にも
 売ってない。これには参った。