クライミング | 鬼川の日誌

 クライミング

  クライミングの練習


  アルパインクライミングをやる場合はもちろんのこと、
 沢登りに行ってみたいと思う場合も、また道なき道を
 地図とコンパスを頼りに歩いてみたいと思う場合でも、
 クライミングの基礎技術(ロープワーク)は欠かせない。
 いつ何時岩場を乗り越えたり、崖を降ったりしなければ
 ならないか分からないからである。

  そんなわけで出来るだけの機会を作って、ジムでの
 クライミング練習に行かなければならない。ロープに
 ぶら下がるということは、やり損なえばグランドフォールの
 大事故に繋がるから、手順を間違えないように、何に
 注意すればいいのかを身体に染み込ませておかなければ
 ならない。自分だけでなく相棒のミスも見逃さないように
 しなければならない。
  
                   宮下公園クライミング
鬼川の山行日誌と独り言


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  てなわけで、練習に行きたいのだが私にとっては大きな
 制約がある。一つは定期的に練習するのには相棒が要る。
 しかしなかなか時間の合う人は近場では見つからない。

  またジムに行くにしろ毎週以上となると結構な出費となる。
 まあ家の近くにジムがあるわけもなく、結構交通費は
 掛かるし、普通のジムで1回¥2100も取られる。
 1日遊ぶとすればそう高くはないと言えるのだが、1日遊ぶ
 ほどの筋力が私にはない。

  岩場に行くには私の技術では難しいし、連れて行ってくれ
 教えてくれる人はそうはいないし、それもお互いの時間を
 合わせるのは容易でなく、交通費もそこそこ掛かり、これも
 そう簡単ではない。基本的には1回山に行くのと同じわけだ。

  そんなわけでいいところ2週に1回、下手をすると1ヶ月間
 ぶら下がることもなく過ぎてしまうことがしばしばだった。
 これではクライミングは出来ない。初心者を抜け出すこと
 など出来るはずもない。
 まあ私は沢登りでビビラナイようにするだけで精一杯。

                      ボルダリングエリア
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  もちろんこれらの障害を乗り越えて、費用も惜しまず、
 クライミングを楽しむほどのモチベーションがあればいい
 のだが、それがない。継続的に出来ないのだ。  
  
  そんないい加減くらいマーであっても行きやすいのが
 今年宮下公園に出来たクライミング設備である。
 渋谷区の運営で、ロープクライミングをやるには最初に
 審査がいるが、少し経験のある人なら問題ない。
 何より2時間350円は魅力である。
 幾つか公共の設備が既にあちこちあるらしいが、皆私に
 とっては遠すぎて使えなかった。
 ここなら足代をかけても、毎週でもそう負担にはならない。
 小さなジムであるが、幸い平日なら空いているし、定期的
 に通う相棒もいる。私のような万年初心者にとっては
 ぶら下がる時間がありさえすれば、少しはましとなる。
 
                    青空の下今は暑い
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  せっかく渋谷に出てきたので、京王井の頭線渋谷駅にある
 岡本太郎の『明日の神話』を見てきた。
 「爆発」おっさんの巨大なエネルギーに圧倒される。

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