勘七ノ沢 | 鬼川の日誌

 勘七ノ沢

   勘七ノ沢 11,7,17 個人 5名



  16~18日の3連休には残念ながら予定を組めなかった。
 日帰りの沢ならということで5名が集まった。
 いつもなら二俣まで歩くのだが、今はとても暑くてかなわない
 ので、タクシーで県民の森ゲート前まで入る。
 ゲート前は車で一杯。タクシーがUターン出来ないほど。
 沢山の人が山に入っているようだ。タクシーはバックで降って
 いった。
 ここからだと二俣まで15分もかからない。
 二俣で装備を整え、入渓。9:30頃。
  
鬼川の山行日誌と独り言

  堰堤を越え、直ぐに勘七ノ沢F1である。40分過ぎ。
 ここは沢慣れない人以外はフリーで登る。

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  直ぐ上がF2。9:55頃。ここは岩が脆いし高さがあるが、
 それに注意すれば難しくはない。確保したのは一人だけ。

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  10:20前にはF3となる。ここは左の壁を登ってもいいし、
 右に淵を回りこんでもいい。寒くて飛び込みたくないときは
 ヘツッていくのが面白いのだが、今はむしろ飛び込みたいくらい
 だし、水量が少なくいつもよりヘツリもまるで易しかった。
 滝上に出るつるつるの岩の一歩のほうが問題。

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  滝上で少し休憩。10:30頃。

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  少し歩くとまた直ぐにF4。10:40頃。
 1段目は問題なく、2段目チムニーは滑るし、抜け口が要注意だが
 皆問題なく登ってくる。

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  この後堰堤が続く。一つ目、二つ目は直登訓練。
 三つ目は大きいのでそれは無理で、左を登る。
 四つ目は巻き道が付いているし、そのまま五つ目を
 右から越える。

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  堰堤を越えて、11:20頃にはF5大滝が見えてくる。
  
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  流れでそのまま取り付くことにして、ロープを出しビレイして
 もらい登る。上で確保の態勢を作り、登ってもらう。
 皆さん達者で問題なし。Sさんはフリーで登ってきた。
 
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  11:50前には全員が登り終え、上で昼飯休憩とする。

  いつもはこのF5大滝の登攀がハイライトだが、今回は
 この後の小滝、ゴルジュのシャワークライミングのほうが
 面白かった。春などの場合、寒いので濡れないように歩く
 ことが多い。しかし今日は頭からはかぶりたくないが、
 積極的に水に入りたい日である。

  F6の看板のある小滝群。ガイドブックには後半の石積み
 堰堤の手前の滝をF6としているのもある。

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  水に入りたいとはいえこの滝は頭からもろシャワー以外に
 登りようがなさそうで、さすがにこれは止めて右の壁左の壁
 好きなほうを登る。
 右の壁は結構難しい。12:15頃。

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  ゴルジュに入る。ここはいつも気持ちのいいところだ。

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  この一歩がなかなか、滑るので体重移動が難しい。

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  シャワークライミングの奮闘ぶりをご覧ください。

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  5m滝と壊れた石積み堰堤。12:30頃。
 この手前でミズが沢山生えていて女性陣がこれを少し採取。
 おいしいものには目がない。

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  偵察がてら私は滝を登って待つ。私は滝の流れを横切り
 右岸側を登ったが、助言なしで後続は左岸側の滝のヘリを
 登ってきた。

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  そして次の小滝。ここで12:50頃。

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  13:05頃。

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  その直ぐ次の滝も、春なら左を登ったろうが、わざわざ
 流れの中を登った。こうして随分感じが違うものになる。

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  水が少なくなってきた。13:15頃。

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  そして鍋割側からの崩壊地。これが大きな目印。
 この崩壊地上で沢靴を脱ぎ、登山靴に履き替える。
 これは時間が掛かるので、大休止だ。
 この時点で、ヒルが沢靴に取り付いているのを見つけた人が
 いた。これから先がヒルが心配なので、塩水をたっぷり靴に
 振りかけた。ヒルの最初のアタックを防ぐにはかなり有効。

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  崩壊地の直ぐ上が三俣になっていて、二つ目の枝沢を
 花立に向かって右に入る。本流は枝沢からのガレの押し出し
 で塞がれているといった感じ。大概入り口に何かの目印が
 ぶら下がっている。今回は沢靴が吊るしてあった。
 13:45頃だったか?
  
  入ると直ぐに7,8mほどの涸れ滝を登る。登山靴に履き
 替えて今までの感触と違うし、苔がついているので滑らない
 ように慎重に登る。 

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  10分強ほど登ったところで、沢中の大木の裏を回りこむ
 ように、また右に枝沢に入る。ここもテープなど目印がある。 

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  入るときついガレ場である。14:00頃。

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  岩を崩さないように忠実に沢を登っていくと15分もしないで
 最後の岩を乗り越すと踏み跡が現れ、沢終了である。

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  ガスの中に花立山荘が見えた。

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  花立山荘14:20頃到着。ご苦労様でした。 
 早速登山靴を点検、塩水が効いたかヒルに取り付かれている
 人はいなかった。効き目ありと見た。
 大勢の人がこの暑いのに丹沢の尾根を上り下りしている。
 沢装備を解いている私たちを見て、珍しそうに写真に撮って
 いる人がいたが、知らない人を写してどうするのだろう。
 山の思い出の一コマか?

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  山荘のカキ氷を食べたり大休止後降る。
 しかしこの後の降りが暑かった。
 16:30頃には大倉に下山。
 大汗をかいたので、タクシーで風呂屋に寄った。
 打ち上げの一杯がおいしかったです。
 皆様ご苦労様でした。