北岳 ②
キタダケソウ 続き
八本歯のコルからさらに梯子を登り、山頂とトラバース道の
分岐に出る。11:40過ぎ頃。
トラバース道にキタダケソウがあるはずである。
ミヤマオダマキ。
小判型の葉が特徴のチョウノスケソウ。(チングルマの仲間)
イワベンケイとミヤマムラサキ。
お花畑。ところが実はこのお花畑に出る前の桟道付近が
キタダケソウのあるところだったのだが、そして監視カメラが
あったので、この辺かと探したが、キタダケソウの花を実際に
見たことがないので分からなかった。
(次の日に見つけたが、実際ハクサンイチゲに非常に良く
似ていて遠めで区別するのはかなり困難。しかし一旦実物を
みれば、はっきり区別できる。)
ミヤマダイコンソウ。
そのうちハクサンイチゲに似ているが違う花を見つけ、
これがそうかもと思ったりしたが、これはミドリイチゲという
そうです。
キタダケソウを知っていれば間違いようもない花だが。
ヨツバシオガマは丈も高く区別しやすいが、ミヤマシオガマと
タカネシオガマは何時までも混乱する。花の様子は下の写真
とまったく同じだが、ヨツバシオガマと同じ四葉になっている
のがタカネシオガマで葉が細かく切れ込んでいるこれは
ミヤマシオガマのようだ。
北岳山荘が見えてきました。下の囲いの中にも一株くらい
キタダケソウがあるのだそうです。(後に聞いた話)
よく見かけるコイワカガミ。
キバナシャクナゲは蕾のうちだけ黄色い。
この日は火曜日で次の3連休に向けて荷揚げの最中でした。
大量の物資がヘリで揚げられていました。
ミネズオウ。よく見るときれいな花です。
アオノツガザクラ。
山荘到着。13:15頃。まだ早かったがこの頃からガスが
濃くなり急速に天気が悪くなってきた。
一時かなり強い雨も降った。
山荘従業員たちは荷揚げでばたばたしていたが、食堂の
隅で到着を祝い乾杯。
先ほどの花を見てもらうと違うという話で、図鑑を借りた。
しかし写真では本物のイメージはなかなかぴんと来ない。
夕食後は前夜の睡眠不足で、早々と寝た。
夕暮れの富士山も素敵です。
あけて13日。快晴。
この日の朝焼けは非常に素晴らしかった。焼けた雲の色は
まさに茜色で見惚れた。しかしカメラが接写モードになっていて
ピンボケで色の再現が出来ない。久しぶりのきれいな朝焼けを
ドジってしまってがっかりである。仲間の日の出の写真もお借り
する。
これが少しは茜色。もっと激しくいい色だったのに。
雲海もきれいに焼けた。
H氏の日の出写真。
Y氏の朝焼け写真。
朝食時、小屋番さんがキタダケソウの情報を詳しく教えて
くれた。まだ数株花が残っているという。
私たちはもう一度トラバース道に行って、キタダケソウを探し
吊り尾根側から山頂に登ることにした。
シコタンソウ。6:05頃。
トラバース道に入る前、中央、北アルプスを展望する。
槍、穂高が仙丈の向こうに見える。
山荘と間ノ岳。
同じくもう一度キタダケソウを探しにきたご夫婦と一緒に
キタダケソウを探す。まずは一株見つけた。よく見ると
周りに花の終わった株がある。これで特徴を掴めた。
桟道が続く中にもっと大きな株を見つけた。
ハクサンイチゲに比べて花弁の数が多い、そして葉先が
丸みを帯びている。確かにキタダケソウは咲いていた。
ここにしか咲かない貴重な花である。
盗掘など絶対にないことを祈るばかりである。
まあまあの一枚が撮れてとてもうれしい。
山頂への分岐に到着。6:50頃。
見上げる山頂。
鳳凰三山と向こうは丹沢の山波か。
さらに続く。
八本歯のコルからさらに梯子を登り、山頂とトラバース道の
分岐に出る。11:40過ぎ頃。
トラバース道にキタダケソウがあるはずである。
ミヤマオダマキ。
小判型の葉が特徴のチョウノスケソウ。(チングルマの仲間)
イワベンケイとミヤマムラサキ。
お花畑。ところが実はこのお花畑に出る前の桟道付近が
キタダケソウのあるところだったのだが、そして監視カメラが
あったので、この辺かと探したが、キタダケソウの花を実際に
見たことがないので分からなかった。
(次の日に見つけたが、実際ハクサンイチゲに非常に良く
似ていて遠めで区別するのはかなり困難。しかし一旦実物を
みれば、はっきり区別できる。)
ミヤマダイコンソウ。
そのうちハクサンイチゲに似ているが違う花を見つけ、
これがそうかもと思ったりしたが、これはミドリイチゲという
そうです。
キタダケソウを知っていれば間違いようもない花だが。
ヨツバシオガマは丈も高く区別しやすいが、ミヤマシオガマと
タカネシオガマは何時までも混乱する。花の様子は下の写真
とまったく同じだが、ヨツバシオガマと同じ四葉になっている
のがタカネシオガマで葉が細かく切れ込んでいるこれは
ミヤマシオガマのようだ。
北岳山荘が見えてきました。下の囲いの中にも一株くらい
キタダケソウがあるのだそうです。(後に聞いた話)
よく見かけるコイワカガミ。
キバナシャクナゲは蕾のうちだけ黄色い。
この日は火曜日で次の3連休に向けて荷揚げの最中でした。
大量の物資がヘリで揚げられていました。
ミネズオウ。よく見るときれいな花です。
アオノツガザクラ。
山荘到着。13:15頃。まだ早かったがこの頃からガスが
濃くなり急速に天気が悪くなってきた。
一時かなり強い雨も降った。
山荘従業員たちは荷揚げでばたばたしていたが、食堂の
隅で到着を祝い乾杯。
先ほどの花を見てもらうと違うという話で、図鑑を借りた。
しかし写真では本物のイメージはなかなかぴんと来ない。
夕食後は前夜の睡眠不足で、早々と寝た。
夕暮れの富士山も素敵です。
あけて13日。快晴。
この日の朝焼けは非常に素晴らしかった。焼けた雲の色は
まさに茜色で見惚れた。しかしカメラが接写モードになっていて
ピンボケで色の再現が出来ない。久しぶりのきれいな朝焼けを
ドジってしまってがっかりである。仲間の日の出の写真もお借り
する。
これが少しは茜色。もっと激しくいい色だったのに。
雲海もきれいに焼けた。
H氏の日の出写真。
Y氏の朝焼け写真。
朝食時、小屋番さんがキタダケソウの情報を詳しく教えて
くれた。まだ数株花が残っているという。
私たちはもう一度トラバース道に行って、キタダケソウを探し
吊り尾根側から山頂に登ることにした。
シコタンソウ。6:05頃。
トラバース道に入る前、中央、北アルプスを展望する。
槍、穂高が仙丈の向こうに見える。
山荘と間ノ岳。
同じくもう一度キタダケソウを探しにきたご夫婦と一緒に
キタダケソウを探す。まずは一株見つけた。よく見ると
周りに花の終わった株がある。これで特徴を掴めた。
桟道が続く中にもっと大きな株を見つけた。
ハクサンイチゲに比べて花弁の数が多い、そして葉先が
丸みを帯びている。確かにキタダケソウは咲いていた。
ここにしか咲かない貴重な花である。
盗掘など絶対にないことを祈るばかりである。
まあまあの一枚が撮れてとてもうれしい。
山頂への分岐に到着。6:50頃。
見上げる山頂。
鳳凰三山と向こうは丹沢の山波か。
さらに続く。