八ヶ岳 ② | 鬼川の日誌

 八ヶ岳 ②

  5月15日 八ヶ岳 続き


  昨晩は風強くとても寒かった。朝-7度とか。
 風がもろに当たり、また発電用だろうプロペラが少しガタ
 ついていて回る音が相当にうるさい。カフェインも効いたか
 よく眠れず朝焼けの景色を撮る余裕がなかった。
 抜けるような青空、しかし富士山は霞気味。

鬼川の山行日誌と独り言


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  朝食を取り準備して外に出る。快晴だが風は強い。
 横岳の稜線にもすっかり雪がない。
 
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  北アルプス方面は霞んでよく見えない。

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  昨日の雪渓を戻り、分岐から県界尾根上部を登り赤岳山頂を
 目指すつもりだったが、小屋の人から上部はこれから日が昇って
 くると雪が緩んで、危ないばかりで面白くもないし勧められない
 という話があり、昨日十分雪の悪さを堪能したし止めることに
 して直接山頂を目指す。アイゼンもいらないようだ。
 7:20頃出発。
 風に備え着込んでいるので歩き始めると天気がよく暑い。

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  赤岳山頂。8時少し前。富士山など遠くは霞む。

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  蓼科山までは相当遠い。

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  権現岳、南アルプスはくっきり。

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  真教寺尾根分岐へ向かう。

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  これを降れば分岐です。8:30少し前。

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  真教寺尾根の下降取り付き付近はもう全く雪はなく、鎖を
 使ってどんどん降る。雪が着いていればロープが必要で
 懸垂で降るところでしょう。

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  8:50頃。権現岳と、南アルプス。

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  まだ鎖を使って降る。手前の天狗尾根が競りあがってくる。

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  天狗の岩峰が権現岳を越す。9:30頃。

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  この後雪渓歩きとなる。雪は表面が溶かされてアンチスノー
 プレートが付いていても、団子になり易い。そのまま足を
 降ろすと滑って足をすくわれる。結構急だから、滑ると怖い。
 団子を潰すようにしっかり足をけり降ろす必要がある。
 それとなるべく雪面にフラットにアイゼンを降ろすこと。
 (出来るだけ多くの爪で雪面を掴むほうが滑らないからだ。)
 そのためにはどちらか片足を開き気味にすると楽だし、
 バランスを取り易い。降りも登りもこれがツボです。
 10:10頃。もうすっかり南アルプスは権現岳、天狗尾根に
 遮られ見えなくなる。

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  アイゼンを取ってまた岩場。面倒くさがらずにやる。10:35頃。

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  樹林の中に入るとまた雪が出てくるが、もうアイゼンは
 使わず降れる程度になる。
 降りきって、牛首山へ登り気味の長い稜線歩き。
 途中の扇山。11:30頃。

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  11:50頃牛首山。

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  この後標高差400mでスキー場上に出る。

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  スキー場上で登山道を辿るとスキー場から離れるので
 リフトの下に入りこれを降る。

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  途中からスキー場に入り、これを降って終了。

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  スキー場レストランと売店開いていました。
 13:30頃には駐車場に着きました。
 二人は車で帰るので小淵沢駅まで送ってもらい、一杯やる
 わけにも行かないので食事後解散です。
 二日間とも天気に恵まれた山行でした。