源次郎沢 | 鬼川の日誌

 源次郎沢

  丹沢・源次郎沢 11,5,4 個人 3名


  今シーズン初めての沢登り。
 連休初め雪山に行ってあんなに寒い思いをしてきたのに、
 全く一転です。昨3日は天気が悪かったが今日は暖かい。
 大倉のバス停から歩き出す。9時頃。
 
鬼川の山行日誌と独り言

  源次郎沢や水無川本谷の場合、取り付までがとても遠い。
 作冶小屋付近まだ桜が咲いている。10:20過ぎ。

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  カイサク新道に少し入り、堰堤の下で装備を整え、堰堤を越え
 源次郎沢入り口の看板から堰堤の終わりまで登山道を登る。
 沢から離れないうちに沢に降りる。11時頃。
 準備も含め沢に入るまで2時間近くかかったことになる。

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  直ぐにF1。11:05。

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  小滝を越えていく。

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  また直ぐにF2。水際を登る。

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  バックの新緑がきれいです。

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  F3。問題なし。

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  F4。11:20頃。左の岩を登る。滝の中段まで登ってからでも
 登れたと思う。

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  二俣。右奥にF5が見える。11:35頃。

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  滝下で少し腹に入れ、左の階段状リッジを登る。
 高さがあるので一応ロープを出す。
 ピンは登りきった所にしかない。滝上にも支点が見つからず、
 岩にスリングを巻いて支点にする。

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  続いてF6。流れのすぐ左側が手がかり多そうでこれを登る。
 ここはビレイしてもらう。
 しかしピン二つにロープを掛けたその上、滝の抜け口に
 手がかり、足がかりが見つからず、もう一つのピンにヌンチャクを
 掛け、これを掴んで強引に乗りあがり、手がかりを見つけた。
 足場がなく、冷や汗ものでずり上がった。
 以前はこんなに難しかった記憶がないから、多分看板のある
 乾いた方を登ったようだ。

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  滝下に着いたとき12時を過ぎていたから、これを登ってから
 昼飯にした。ミツバツツジと新緑がきれいです。

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  歩き出すと奥の二俣。右はガレ沢です。12:45頃。

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  F7。12:55頃。この辺から水がなくなる。

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  F8。13:00。F7、F8とも滝とはいえないガレ場。

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  F9。13:05頃。この上もゆるい滝で支点はないので、
 肩がらみで確保。この滝の上だったと思うが、今にも落ちそうな
 しかもかなり大きな(一抱えはある)岩が裂けて危うく乗っかって
 いた。大雨の後等落石の危険あり。当たれば致命的。
 ここからF10までロープを引きずっていく。

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  F10、左の崖に残置のロープが垂れ下がっているが、
 いつも右の垂壁を登ることにしているので、今回も右を登った。
 13:25頃から。ここもビレイしてもらい慎重に登る。
 しばらく水がなかったので、泥がつき足が滑る。

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  上には支点があった。ここから沢は狭い溝状になる。
 少し上がって登山靴に履き替えた。13:50頃。

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  14:05頃。

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  14:20頃。アセビの花。鹿の骨が真っ白になってあちこち
 転がっている。

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  14:30過ぎ頃、花立山荘の少し上に出る。

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  装備を解き休憩。こんなにというくらい大勢の人が丹沢登山に
 きているのだ。

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  大倉尾根の下りは階段が多く相変わらず膝に来る。
 15:15頃。まだきれいな桜の花。

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  トウゴクミツバツツジ。

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  16:15頃。見晴茶屋から。

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  下に降りてきました。きれいな八重桜ももう終わりのよう。

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  八重ヤマブキ?

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  シャガ。どこにでもあるが結構きれいな花です。

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  大倉に16:50頃でしたから、なんだかんだ8時間近くかかり
 ました。久しぶりの沢で滝登りが手応えありました。
 多分外岩にしばらく行ってないので、クライミングの力が
 かなり落ちているのだと感じました。サボるとまずいです。

  戸沢までと大倉尾根の降りが長いのがこの沢の難点
 です。タクシーは入ってくれないし、車で行くと沢だけ楽しめ
 ますが打ち上げの一杯が出来ない。
 いつも終わった後のこの一杯が楽しみで歩くようなものです
 から、車で行くのも考えてしまいます。