武山から三浦富士 | 鬼川の日誌

 武山から三浦富士

  大震災直前何も知らずに散歩に出かけました。
 いま思えば知らぬが仏、幸せなひと時でしたね。

  それにしても福島原発事故は酷いことになって、どう終息
 させられるのかの、見通しも立たない。
 「日本の原発は安全ー電源喪失などは考えられないー
 だからそんな事態を想定した訓練などやる必要はない」
 てなわけで、何の手続きも決めてなかったらしい。

  原子炉の運転を止めたとしても、電源喪失から数時間
 くらいで炉心は沸騰し、炉心溶融が始まるらしい。
 だから直ちに海水を入れるなどの決断をしなければ間に合わ
 ないということは、原子力関係者には分かっていたらしい。 
 
  住田教授が「すべてが後手後手に回っている」というのは
 このことを言っていた。(ブログ『福島原発事故』)
 菅がのこのこ現地に出かけている場合ではなかったのだ。
 日本政府が事態の深刻さを理解していないというアメリカの
 批判もこのことを言っていた。

  まったく酷い話だし、情けない。
 しかしとにかく今は被害の拡大を食い止めることだが、深刻な
 放射性物質の漏れは止まらない。
 恐ろしいことになっている。
 だが私たちには注視していることしか出来ない。


  *
  * 深刻な話から離れたまには関係ない話をしましょう。
 

  三浦半島の散歩 11,3,6 


  とても暖かい日でぶらりと散歩です。以前行ったことがあるので
 逆コースで台地の畑を抜けて行きました。

  津久井浜駅の直ぐ裏に浅間神社。9:40頃。

鬼川の山行日誌と独り言
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  神社の裏手の崖をよじ登り、車道を進むと広々とした畑の
 広がる台地に出る。遠くに富士山が見えるが霞んでいる。

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  畦にはナズナやホトケノザ。

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  とても広々していて気持ちがいい。

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  これが武山。

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  ハコベとオオイヌノフグリ。

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  こちらはもう相模湾。少し行き過ぎたようだ。

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  少し戻り気味に武山への道を探す。民家のそばのミカン。
 収穫されずほったらかしか?

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  武山山頂の武山不動。お雛様を飾ってあった。10:45頃。

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  向こうが砲台山。道に猫が日向ぼっこ。

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  第2次大戦時の高射砲陣地跡。まだコンクリートがしっかり
 している。70年は経っているのだろうから、使うものをたっぷり
 使えば頑丈に作れるわけだ。

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  これはヒメオドリコソウです。オドリコソウはそうそう見られ
 ませんが、これはどこにでもある雑草です。
 武山と富士、霞んでいて絵にならない。11:00頃。

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  三浦富士山頂です。11:20頃?

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  ビワが早くも小さな実をつけていました。
 この一体はハイカーが多いです。

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  山頂でお湯を沸かし昼飯。
 下りは野比のほうに降りたが、そのまま行くと直ぐに車道に
 出るので、分岐から長沢のほうに下る。
 途中にあったこの激しく株立ちした木は何ですか?
 10m以上の高さがあり割と大きな木です。

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   団地の一角に出て長沢駅で終了です。