飯綱山・佐渡山 ② | 鬼川の日誌

 飯綱山・佐渡山 ②

  3,11の大震災から世の中が変わってしまったかの
 ようです。犠牲者は2万人を越えるようです。
 数10万の人が避難民となりました。文字通り難民です。
 戦後最悪の災害です。凄まじいです。
 人間の想定などを遥かに超えた地震・津波は恐ろしい。

  福島第一原発の事故はまさにこれからこそ本当の
 悲惨が現出しそうです。文字通り日本沈没の悪夢です。
 東電の社長などはこの事態を想定を超えた自然災害の
 せいにしようとしているがとんでもない。許せない。

  余りにも事態が重く世の中が暗く感じます。 
 しかし滅入ってばかりもいられませんので、ブログは
 少しずつ続けて行きたいです。


    **

  飯綱山、佐渡山山スキー

  山スキー続きです。 11,2,27
  今日目指すは佐渡山です。



  黒姫山の麓、戸隠牧場の一角大橋の駐車場から
 シールを着けて歩き始めます。8:10頃。
  
鬼川の山行日誌と独り言
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  少し歩くと右手に黒姫山が見えてきます。
 林道を歩きますが、天気がよくて暑い。

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  黒姫山との分岐。8:50頃。一汗かきました。
 少し休憩です。

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  分岐から左へ林道を少し行き沢を渡ると尾根取り付き点
 です。目の前の尾根に取り付きます。9:10頃。

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  今日はシールがとても良く効き、アイゼンはいりません。
 シールが信頼できず急斜面でよく滑っている人は、シールではなく
 エッジを使っていることが多い。エッジはフォールラインに直角に
 しない限り滑るのは当たり前。
 シールは逆毛で滑りを止めているのだから、足を下ろした瞬間に
 逆毛を立てる気持ちで後ろに引くといい。引くといっても引けないから
 シールが効いていることが分かるのです。体重移動のとき滑らない
 と分かっていれば安心して体重を乗せられます。

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  40分ほど頑張って休憩。左手奥真っ白なのが高妻山。

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  ブナ、ダケカンバの急斜面を登る。
 トラバースのときはどうしてもエッジを使いやすいので、シールの
 接地面を多く取れるように足の降ろし方を工夫することです。

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  黒姫山が近くなる。

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  高妻山が真っ白です。

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  右手奥に佐渡山の山頂が見えてくる。10:25頃。

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  右手は余り張り出してないが雪庇です。

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  佐渡山山頂到着11:00。高妻山をバックに素晴らしい
 ロケーションです。

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  昨日より近くに雨飾、から焼山、火打、妙高。

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  山頂到着万歳。黒姫山が近い。

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  シールをはずし、大休止。昨日の飯綱山が見えます。

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  滑降を開始したのは11:50頃かな?
 その前に記念写真です。

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  狭い尾根に入ると東側は急峻で雪崩れそうで、西側の
 比較的緩やかな斜面を使いながら降りましたが、とても暖かく
 なって雪がザクザクのシャーベット。重く滑りません。
 ターンするのも大変でした。
 私は張り出した枝に帽子を取られ、急停止した弾みで転び
 ましたが、板をはずさないと起き上がるのも不可でした。
 後は何とか転ばずに降れましたが、およそ快適な滑降とは
 行きませんでした。

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  尾根取り付き口に到着。12:25過ぎ頃。

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  後続班も問題なく。

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  後は大橋の駐車場まで、林道を降るだけです。
 緩やかな降り道ですから、楽なものです。
 
  2日間いい天気で楽しい山スキーでした。

  宿に帰り、クロカン・スノーシュー班、ゲンレンデ班と合流
 一風呂浴び、帰り支度をしてバスで帰京。
 高速道はかなり渋滞していましたが、出発が早かったので
 そう遅くならずに帰宅できました。