大菩薩連嶺の山 | 鬼川の日誌

 大菩薩連嶺の山

  雁ヶ腹摺山と黒岳、湯ノ沢峠 10,9,21 つくも会 3名

 
  
  大峠から雁ヶ腹摺山と黒岳を往復するならちょっと
 物足りないかと思い、黒岳から湯ノ沢峠を経て湯ノ沢峠入り口に
 周回することにして出発した。8:40頃。  
 
鬼川の山行日誌と独り言

  大峠まで1時間以上掛かることは覚悟はしていたものの
 わりと急な舗装された坂道を延々と遡るのはとてもきつかった。
 しかもこの時が一番暑かった。もうここを歩くのは勘弁してほしい。
  
  大峠に着き少し休んで出発したのが10時頃になった。

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  大きなキノコ。途中の富士山展望台。富士は霞んでいる。
 石垣のような岩。

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  50分弱で山頂である。旧500円札で有名な富士山だが
 今日は霞んでやっと見える程度。

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  11時頃下山開始。11:35頃大峠に戻る。

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  黒岳へ登り始める。11:45前頃。少し行くとしばらく背丈を
 越す笹薮の急登が続く。

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  イヌブナ、ミズナラ、ダケカンバ、コメツガ、モミ、シラビソなど
 ぶな系と針葉樹の混交林のようだ。大きな木が倒れている。
 カニコウモリの花。

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  木の根もとの皮を一周食われているものも多い。
 こうなると枯れてしまう。鹿の食害がかなり酷い。

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  苔むして八ヶ岳のようないい雰囲気だ。黄色いキノコ。

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  黒岳山頂。13時前頃。ここは展望がないのでそのまま降る。

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  鞍部に「黒岳の広葉樹林」の看板のある気持ちのいい場所。
  テントで一晩過ごしたいようなところだ。

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  白谷丸。13:15前頃。ここも富士山の素晴らしい展望台らしいが
 あいにく今日はほとんど見えない。ここでゆっくり休憩。

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  ススキが揺れて風も涼しくすっかり秋の気配。

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  この写真も前に富士山があるはずなのに。

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  湯ノ沢峠への道の左手にある花崗岩のピークに立ち寄る。
 晴れた空は秋の様子。黒(雲母)の多い岩の多分石英が
 日を受けてきらきら光っていた。白ザレの頭かな?

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  マツムシソウ、トリカブト、ウメバチソウ

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  白ザレと呼ばれる風化した花崗岩の崩壊地。

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  笹薮のトンネルを潜り抜けると湯ノ沢峠。14:15過ぎ頃。

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  さてこれからが大変だった。
 峠から降ると余り人が歩いてないらしく猛烈な笹薮の道となる。
 所々途切れるのだが、背丈を越すヤブが続く。
 一旦沢沿いに出て藪は終わったかと思ったらその先はさらに
 酷いヤブ。踏み跡がなければとても入れない。

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  この看板のところで一旦林道に出た。看板は林道の上を
 指している。私たちはこのヤブから出てきた。もっと上で
 林道と合流するところがあるようだが分からなかった。
 逆ならまずこのやぶに入る気にはならない。14:55頃。
 ヤブにはいろんなキノコがあった。

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  ここからヤブはこりごりなのでく林道を辿ることにした。
 途中で真木方面とヤブを指す指導標があったがとても入る気に
 ならず林道を進んだ。  
 
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  少し進むと辿ってきた方を指す湯ノ沢峠の標と左に曲がるほうを
 指す西桑峠を指す小さな手作り看板のある分岐に来た。
 (この西桑峠というのは地図でも出てないので分からなかった。)
 直進はすぐに道が藪に消えていて、左に行くと道は登り気味になる。
 (これをもう少し進んでみれば良かった様だが)一旦真木方面をを指す  
 先ほどの指導標まで戻り、ヤブに突っ込んでみた。
 
  恐ろしいほどのものすごいヤブだが踏み跡はしっかりしているので
 頑張って進むと何のことはない先ほどの分岐にまた出てしまった。
 しかしここで出てきた正面に(林道でカットされ分かりにくい)踏み跡が
 あるのを見つけた。
 (もしかすると手作り看板はこの入り口を指していたのかもしれない。)

  これを辿っていくと上に林道がある。多分これが先ほど登り気味の
 道につながっているのだろう。少し進むと上の林道と離れ舗装林道
 に出た。看板は下り西桑峠と上り湯ノ沢峠となっていた。
 ともかくこれを降っていくと(広場があったがここが西桑峠か?分からず)
 車を止めておいた入口のゲートに出た。15:40過ぎ。
 (上の林道はこの入口より大峠寄りに出るのだろう。)

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  それにしても真木方面を指しヤブに突っ込まざるを得ない
 看板は林道を作ったのなら修正してほしいものだ。
 たいしたロスはしなかったけれどあのヤブは勘弁してほしい。