大山川 | 鬼川の日誌

 大山川

  大山川敗退 10,8,24 つくも会 3名


  大山川には二度ほど行ったことがある。一度は上まで抜けたが
 二度目は天気が悪く途中から沢を降った。
 普段から水が少なく夏は暑いと予測された。
 
  前日近くで揉め事があり腹立たしい思いでよく眠れなくなって
 しまった。眠れず一晩過ごすのは辛い。
 体調不良。これはまずいなあと思いながらも止めるわけにも
 いかず出かけた。

  案の定やはりどこか散漫になっていたのだろうが、丸太の上で
 滑って落ちた。2mもないくらいだったし、ザックがクッションになって
 少し膝を打ったくらいでその後の登りには影響はなかったが、
 危ない危ない。

  サンデー毎日で身体が楽なものだからいったんくよくよしだすと
 全く眠れなくなってしまう。山小屋でもあまり疲れてないと寝付けない
 ことがある。睡眠導入剤が不可欠かな?

  大山ケーブルで下社まで上がり、二重滝まで歩く。

鬼川の山行日誌と独り言

  9:15頃二重滝に着く。

鬼川の山行日誌と独り言

  準備して入渓。9:35頃。

鬼川の山行日誌と独り言
  
  滝左の壁を登る。フォローを引き上げる。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  すぐ上の滝。F2。水があるのはこの上まで。

鬼川の山行日誌と独り言


鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言


鬼川の山行日誌と独り言

  F3。もう水がない。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  F4。この壁は結構難しいので、頭の上にある丸太をよじ登ろう
 として、すぐに滑って落ちてしまった。体調不良で注意力散漫。
 登れるとしても跨いでずりあがるしかない。
 幸い怪我はしなかったので気を取り直し壁に挑戦。
 何とか上にあがり後続を引き上げた。10:30過ぎ。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言
  
  上で一息ついてから水涸れの小滝群を登っていく。
 水溜りにガマがいた。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  これはF6になる。登り終わり11:20頃。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言


鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  この上で二俣となる。(すぐ下に枝沢があるので三俣とも言える。)
 この右に入る。きれいなヤマカガシの子供が逃げ惑っていた。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  さらに登っていくとF7トイ状の滝。11:35頃。
 この滝は苔むしてつるつるで厳しそう。
 私は滝の左のぼろぼろの壁を潅木を頼りに登り滝横に出て
 手がかりのない壁を横切り滝上に降りた。ここも厳しかった。
 ロープを出してもトラバースは支えられない。
 トイ状滝上で支点を作り、二人を引き上げることにしたが、
 ロープがあってもつるつるの滝でどうしても上がれなかった。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  結局ここで諦め私は懸垂でトイ状を降り、ちょうど昼頃で
 昼飯として沢を降ることにした。
 
  これはF5です。支点になりそうな潅木がなく、岩で二人を降ろした後
 右に見える倒木の根にロープを掛けて降りた。
 
鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  F4には支点が打ってあります。これが滑った丸木橋です。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  F3。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

  F2。

鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言

鬼川の山行日誌と独り言

  二重滝上から。

鬼川の山行日誌と独り言

  慎重に懸垂下降。終了13:50過ぎ。

鬼川の山行日誌と独り言


鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言


鬼川の山行日誌と独り言
鬼川の山行日誌と独り言
  
  2時前には降りつき少し早かったが終了。
 水がないということはこんなに暑いものかと思うほど暑かった。
 ここは真夏に来るところではないですね。
 まあそれでも軽い岩登りの訓練でした。

 (写真はほとんど同行の氏のものをお借りしました。)