東北の山 3 | 鬼川の日誌

 東北の山 3

  3日目は真昼岳。

  改めて地図を見ると昨年行った八幡平から和賀岳、真昼岳を
 通って焼石岳の傍をとおり栗駒山までが秋田と岩手の県境の
 稜線になっている。

  この日も中里温泉の送迎車で送ってもらう。林道は相変わらず
 悪路だがこちらの方が距離は短いか。

  今日はおよそ4時間の行程で短いが、また中里温泉に帰り一風呂
 浴びて角館まで送ってもらうので時間厳守だ。
 不調のY氏は宿で待つ。
 真昼岳登山口。6:28。

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  地図を見ると分かるがこれからしばらく沢の中を行く。
 これがほとんど沢登りといった感じで、全く刈り払いがやられてなく、
 丈の高い草を掻き分けて登る。しかも写真でも分かるがイラクサが
 とても多い。これには悩まされた。

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 30分強で沢から尾根に上がり、しばらくすると素晴らしい
 ブナの純林になる。他の木がほとんどない。これも珍しいのでは?
 真昼岳のブナ林の看板がある。

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  ブナ林を抜けて尾根を右、左と回り込み、沢に挟まれた尾根を
 登ると県境の稜線に出る。
 この分岐から500mで真昼岳山頂。8:55。
 展望はまるでなし。

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  山頂の小屋は避難小屋としても使えるようだが、お社である。
 登山口11時の約束に間に合うように降る。
 ブナの純林を抜けて、沢のイラクサに悩まされながら
 ぴったり11時に到着した。迎えの車は着いていた。
 皮肉なことに下山したら猛烈にいい天気になってきた。

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  温泉で汗を流し、角館に送ってもらい武家屋敷町を見学し、
 新幹線で帰京した。

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  3日間あまりいい天気にはならなかったが予定した3つの山を
 すべて登ることが出来たのでよしとしましょう。
 東北の山は虫が多い。みんなブヨにあちこち喰われて
 しばらくはとてもカユイ思いをさせられた。