岩木山春山スキー ①
岩木山スキー 10,4,16~19 のぼろ大野係り例会 7名
岩木山春山スキーは私には因縁の例会です。
06年に参加し(ルートではない斜面でしたが)アイスバーンの
斜面で100mほど滑落し大怪我を負ったのです。
このとき都合3名が怪我をし大変なことになりました。
私はそれ以来迷惑を掛けてはと参加を自粛していました。
そのときから見ればスキー技術が少しはマシになってきたと思えて
きたので今回参加しました。
17日朝宿に集合し準備して岩木山8合目にバスで登ります。
今回の参加は7名です。
(なにせ青森県弘前市ですから往復が大変です。私は3人で
運転を交代しながら車で行きましたが、格安のバスもあるようです。)
リフト横の急斜面を先発の人たちが登っています。斜面は
凍っていて相当に硬そうです。
私たちも最初は「百沢コース」に行く予定で板を担いで登ろうと
しましたが午後からリフトが動くかもしれないという情報が入った
ので、まず8合目から滑り降りられる「岳コース」を一本滑る事に
変更した。
リフト横の急斜面に入ってみると猛烈なアイスバーンでカリカリ。
アイスバーンは上のほうだけでしたが更に上の百沢コースは相当
厳しいことが予想された。
岳温泉の方に下ってまたバスで8合目に登り返しです。
ちょうどいいタイミングでバスが来ました。
長老はこの降りでギブアップし宿で皆を待つことになりました。
6名で8合目の休憩所で昼食を摂りリフト待ち。天気は悪い。
1時過ぎにリフトは動いたのですがこれが実にゆっくりで
乗っている間寒くて震えが来るほどでした。20分ほど掛かったか?
(この時期にリフトが動くほうが珍しく、スキーを履いて乗り降りできる
状態ではないのでゆっくりしか動かせない。)
終点の避難小屋でダウンを着込みましたがガスと風で本当に寒かった。
百沢コースは鳥海山の上から滑り出すので少しですが
登らなければならない。ところがここが完全に氷の斜面となっており、
靴を蹴りこんでも足場が作れず厳しかった。潅木を掴み足を置ける
場所を探しながら登った。板を持っているから大変だった。
上は強風で猛烈に寒い。その上ガスでホワイトアウト状態。
山頂を移動し「坊主ころがし」と呼ばれる急斜面に入る。
予想通りカリカリの厳しいアイスバーンの急斜面で下も何も見えず
緊張した。板を履いていると不思議と滑落の恐怖はない。
(下手なことをすれば二の舞だが、エッジが効けば止められる。)
コースの目印も一つ先が見えない。奈落の底に下りていくような
感じだった。目印を探しながら慎重に降った。
少し降りると少量の雪が載った斜面になる。こうなるとそう厳しくは
なく、気分もほぐれて快適に滑り降りられるようになる。
急斜面が落ち着くまで滑り出しから何分も掛からなかった
のだろうが長く感じた。
坊主ころがしが終わったところに「焼止小屋」。
ここからテープ目印を探しながら百沢スキー場リフト終点に辿りついた。
この後はバッケ(ふきのとう)を探し収穫しながら降った。
百沢スキー場では雨になったり雪になったりする天気の中で
女性陣はバッケ取りに精を出していた。
バスで宿に帰り今日はこれで終わり。
それにしても最初あのまま8合目から上の斜面を登っていたら
カチカチに凍った斜面にアイゼンがなくては相当難儀したはずだし、
「坊主ころがし」はもっと厳しかったかもしれない。
岳コースで難儀した長老のこともあるし、変更してよかった。
宿ではおいしい料理とお酒で楽しいひと時でした。
(写真は同行のS氏のものを了解を得て一緒に使わせて
もらっています。)
岩木山春山スキーは私には因縁の例会です。
06年に参加し(ルートではない斜面でしたが)アイスバーンの
斜面で100mほど滑落し大怪我を負ったのです。
このとき都合3名が怪我をし大変なことになりました。
私はそれ以来迷惑を掛けてはと参加を自粛していました。
そのときから見ればスキー技術が少しはマシになってきたと思えて
きたので今回参加しました。
17日朝宿に集合し準備して岩木山8合目にバスで登ります。
今回の参加は7名です。
(なにせ青森県弘前市ですから往復が大変です。私は3人で
運転を交代しながら車で行きましたが、格安のバスもあるようです。)
リフト横の急斜面を先発の人たちが登っています。斜面は
凍っていて相当に硬そうです。
私たちも最初は「百沢コース」に行く予定で板を担いで登ろうと
しましたが午後からリフトが動くかもしれないという情報が入った
ので、まず8合目から滑り降りられる「岳コース」を一本滑る事に
変更した。
リフト横の急斜面に入ってみると猛烈なアイスバーンでカリカリ。
アイスバーンは上のほうだけでしたが更に上の百沢コースは相当
厳しいことが予想された。
岳温泉の方に下ってまたバスで8合目に登り返しです。
ちょうどいいタイミングでバスが来ました。
長老はこの降りでギブアップし宿で皆を待つことになりました。
6名で8合目の休憩所で昼食を摂りリフト待ち。天気は悪い。
1時過ぎにリフトは動いたのですがこれが実にゆっくりで
乗っている間寒くて震えが来るほどでした。20分ほど掛かったか?
(この時期にリフトが動くほうが珍しく、スキーを履いて乗り降りできる
状態ではないのでゆっくりしか動かせない。)
終点の避難小屋でダウンを着込みましたがガスと風で本当に寒かった。
百沢コースは鳥海山の上から滑り出すので少しですが
登らなければならない。ところがここが完全に氷の斜面となっており、
靴を蹴りこんでも足場が作れず厳しかった。潅木を掴み足を置ける
場所を探しながら登った。板を持っているから大変だった。
上は強風で猛烈に寒い。その上ガスでホワイトアウト状態。
山頂を移動し「坊主ころがし」と呼ばれる急斜面に入る。
予想通りカリカリの厳しいアイスバーンの急斜面で下も何も見えず
緊張した。板を履いていると不思議と滑落の恐怖はない。
(下手なことをすれば二の舞だが、エッジが効けば止められる。)
コースの目印も一つ先が見えない。奈落の底に下りていくような
感じだった。目印を探しながら慎重に降った。
少し降りると少量の雪が載った斜面になる。こうなるとそう厳しくは
なく、気分もほぐれて快適に滑り降りられるようになる。
急斜面が落ち着くまで滑り出しから何分も掛からなかった
のだろうが長く感じた。
坊主ころがしが終わったところに「焼止小屋」。
ここからテープ目印を探しながら百沢スキー場リフト終点に辿りついた。
この後はバッケ(ふきのとう)を探し収穫しながら降った。
百沢スキー場では雨になったり雪になったりする天気の中で
女性陣はバッケ取りに精を出していた。
バスで宿に帰り今日はこれで終わり。
それにしても最初あのまま8合目から上の斜面を登っていたら
カチカチに凍った斜面にアイゼンがなくては相当難儀したはずだし、
「坊主ころがし」はもっと厳しかったかもしれない。
岳コースで難儀した長老のこともあるし、変更してよかった。
宿ではおいしい料理とお酒で楽しいひと時でした。
(写真は同行のS氏のものを了解を得て一緒に使わせて
もらっています。)