八ヶ岳・天狗岳 | 鬼川の日誌

 八ヶ岳・天狗岳

 厳冬期の八ヶ岳・天狗岳 10,2,21・22 つくも会 4名


  21日朝あずさで茅野へ、ここから渋の湯までバス。
 11時半頃から歩き始める。相当人が入っているらしく踏み後ばっちりで
 快適に登る。今日は日曜日でかなりの人が下ってくる。
 唐沢鉱泉分岐に12:55頃。


鬼川の山行日誌と独り言-唐沢鉱泉分岐



  13:40過ぎには早くも黒百合ヒュッテに到着。(前回来た時はさらに
 高見石小屋まで十分行けたのだから余裕です。)
 部屋を確保してから天狗の奥庭を散策。ワカンはほぼ必要ないが装着と
 歩きの訓練をかねて明日のコースを確認した。とても素晴らしい天気。
 
  22日朝ヒュッテ前の寒暖計は-17度。かなり寒いがここは今頃-20度
 くらいになるのが普通だ。
 
  今日も快晴でスリバチ池に入ると風が強く冷たい。八ヶ岳特有の西風。
 私は目だし帽を着用した。(八ヶ岳の風で凍傷を負ったことがあるので。)
 池からいくつか小さなピークを越えて東天狗の稜線に向けて登る。

鬼川の山行日誌と独り言-東天狗稜線から


 
  約1時間で中山峠からの登山道との分岐に到着。私たちより先に
 出発して中山峠から登っているグループはまだ到着していなかった。
 頚城山塊から北アルプスの全山そして御嶽山と素晴らしい。
 
  8時5分頃には東天狗岳に到着した。ぐるり360度の大展望。
 風は強く寒い。

鬼川の山行日誌と独り言-東天狗山頂



  記念写真を撮り西天狗に向けて下る。西天狗は真っ白。
 西天狗の登りは急斜面だが雪が多く問題ない。山頂8:35頃。
 
  山頂からの展望を満喫して降る。鞍部の少し上から東天狗の横腹を
 トラバース。
 トラバースは滑落すると大変なことになるので、アイゼンの効きをしっかり
 確認しながら進む。

  東天狗に登り返して下ることと比較すれば相当に労力を省略しスリバチ池
 経由の分岐に到着。9:00頃。ここから中山峠に向けて降る。

鬼川の山行日誌と独り言-東、西天狗岳


 
  中山峠では休まず直ぐに急斜面を降る。9:30頃。
 ここは出だし相当に急でロープを出すことも考えたが出さず慎重に降る。
 訓練のつもりで出してみても良かった。
 
  傾斜が緩んだところで確保のための装備類を外し小休止。
 しらびそ小屋に10:40過ぎ着。みどり池は凍って歩いた足跡が沢山ある。
 これを前景にした天狗岳はいつもながらきれいだ。
 しかし何年ぶりに来たのかな?

鬼川の山行日誌と独り言



  稲子湯には12時頃到着しタクシーを待つ間ゆっくり風呂に入った。
 ここは鉱泉で源泉は冷たいラムネのような炭酸泉。
 宿の前に立つ吉永小百合の写真が飾ってあった。

  同行の氏の写真も一緒に載せています。

     東・西天狗岳