南アルプス南部縦走
2月13,14日のぼろ会のスキーの祭典。私はこの一環として行われた
山スキーで上州武尊(前武尊)と岩鞍の西山の山スキーに参加しました。
写真は西山の樹林の中です。いい天気でした。
南アルプス南部縦走 つくも会 08,8,12~15 4名
私はこのお盆の時期12~15日、3人のご婦人と南アルプスの
南部縦走に行ってきました。
聖から赤石、荒川三山、の名だたる3000m峰を踏破する3泊4日の旅です。
特に3日目百間洞小屋から千枚小屋までの縦走がハイライトでしたが、
一日中ガスと強い風の中で、展望がまるで得られませんでした。
とても残念です。
代わりに雷鳥と花がきつい縦走を慰めてくれました。
* 聖平小屋
南は足の便が悪く、畑薙ダムまで入るのが大変です。車で行くにも集合が
大変です。何とか工夫してダム下の駐車場まで7時半には着き、8時のバス
に乗れました。井川ダムの付近の土砂崩れで、千頭の方を回っていきました。
12日聖沢登山口から聖平小屋まで5時間40分、この日はほんとに暑かった。
睡眠不足と蒸し暑さで、4日間のうち皆一番へばったかも?
小屋は井川観光協会の運営ですが、小屋番は親切です。食事は良くはない。
着いて一杯やろうとしたら、雨になりました。
* 百間洞山の家
13日湿っぽいけど雨は上がり、聖岳を目指しました。2時間半くらいで
順調に登頂。荷を置いて奥聖を往復。
それから兎岳を目指してコルに下るが、これが急な長い下り。コルから登り
返して結局兎岳まで2時間20分くらいかかったようだ。
小兎ー中盛丸山を経て、百間洞分岐まで更に約2時間。山の家手前の
水場の沢で身体を拭いたりしたので、山の家到着は14:15分頃になった。
今日の行動時間は約9時間。
百間洞は奥まった位置にあり、なかなか行けない小屋です。私は聖から
赤石の間を残していましたので、いつか来たかった小屋でした。
こじんまりした、きれいな小屋で食事もいい。しかし乾燥室や物を干すところ
がない。北アルプスには比べようもないほど空いていましたね。
* 千枚小屋
14日朝、赤石岳を目指しての長い登りなので、出来るだけゆっくり登る。
今朝は濃いガスに覆われ何も見えない。風も強く寒い。コンパスで方向を確認
しつつ、足下の印を辿り、分岐を見逃さないように進む。天気が悪いから雷鳥
に良く出会う。赤石直下で一瞬晴れたが。
赤石岳7:50分。約3時間弱。少し休憩。
小赤石を過ぎて、大聖寺平までが長い下り、ガスの中なのでこんなに長く
下るのと不安になるほど。荒川小屋に10:10分には着いたから約2時間。
水を補給し休憩してから、前岳カールの登りに掛かる。相変わらずのガスの
中なので、かえってお花畑が素晴らしい。クロユリを見つけました。沢山咲いて
いました。何処でも見かけるわけではないですね。前回より多いようだ。
コルまで約1時間半、前岳を往復し中岳、避難小屋と辿り小屋近くでお昼。
東岳(悪沢岳)を目指す。直前結構な岩場の登りがあったりしたが、予定より
早く小屋から約1時間で到着。疲れも増してきていたのでこれは嬉しかった。
この頃は風が非常に強く本当に寒かった。雨もぱらついて降られそうで心配
になるほど。ここまでくれば目処はついたのでゆっくりしたかったが、雨に降ら
れては大変なので、先を急ぐ。
丸山を過ぎて一瞬千枚岳が見えた。行き先の山頂が見えたのはこれが
今日初めて。千枚岳の付近は足下がやばい。滑落すればまず終わりのざら
ついた嫌な所だがここでよく事故が起きてないなと思う。
ここはタカネビランジの宝庫で、そこら中に咲き誇っている。これも前回より
はるかに多い印象だ。
千枚岳15:10分過ぎ。最後の山頂写真を撮り、小屋目指して下る。
小屋15:50分過ぎ。約11時間弱の行動だった。千枚小屋もいい小屋です。
食事もおいしい。
皆さんよく頑張りました。たいしたものです。私はきつい山行が続いたので、
膝に少し不安があり心配でしたが、なんとか完走できました。
(09年この千枚小屋が火事で消失したという残念なニュースがありました。)
* 椹島
15日は約5時間の下りで椹島ですが、最後に一部道が山越えになって
いました。これが結構な登り下りで、最後に一汗かかされました。
(通行止めの部分を迂回。)
ロッジでバスを待つ間シャワーを浴び、のんびり。いい時間でした。
喉から手が出るほど一杯やりたかったが、そうもいかない。車はこれがつらい。
山行の主に花の写真アップしました。
マクロで手ブレなく撮れるととても綺麗です。
南アルプス南部縦走
山スキーで上州武尊(前武尊)と岩鞍の西山の山スキーに参加しました。
写真は西山の樹林の中です。いい天気でした。
南アルプス南部縦走 つくも会 08,8,12~15 4名
私はこのお盆の時期12~15日、3人のご婦人と南アルプスの
南部縦走に行ってきました。
聖から赤石、荒川三山、の名だたる3000m峰を踏破する3泊4日の旅です。
特に3日目百間洞小屋から千枚小屋までの縦走がハイライトでしたが、
一日中ガスと強い風の中で、展望がまるで得られませんでした。
とても残念です。
代わりに雷鳥と花がきつい縦走を慰めてくれました。
* 聖平小屋
南は足の便が悪く、畑薙ダムまで入るのが大変です。車で行くにも集合が
大変です。何とか工夫してダム下の駐車場まで7時半には着き、8時のバス
に乗れました。井川ダムの付近の土砂崩れで、千頭の方を回っていきました。
12日聖沢登山口から聖平小屋まで5時間40分、この日はほんとに暑かった。
睡眠不足と蒸し暑さで、4日間のうち皆一番へばったかも?
小屋は井川観光協会の運営ですが、小屋番は親切です。食事は良くはない。
着いて一杯やろうとしたら、雨になりました。
* 百間洞山の家
13日湿っぽいけど雨は上がり、聖岳を目指しました。2時間半くらいで
順調に登頂。荷を置いて奥聖を往復。
それから兎岳を目指してコルに下るが、これが急な長い下り。コルから登り
返して結局兎岳まで2時間20分くらいかかったようだ。
小兎ー中盛丸山を経て、百間洞分岐まで更に約2時間。山の家手前の
水場の沢で身体を拭いたりしたので、山の家到着は14:15分頃になった。
今日の行動時間は約9時間。
百間洞は奥まった位置にあり、なかなか行けない小屋です。私は聖から
赤石の間を残していましたので、いつか来たかった小屋でした。
こじんまりした、きれいな小屋で食事もいい。しかし乾燥室や物を干すところ
がない。北アルプスには比べようもないほど空いていましたね。
* 千枚小屋
14日朝、赤石岳を目指しての長い登りなので、出来るだけゆっくり登る。
今朝は濃いガスに覆われ何も見えない。風も強く寒い。コンパスで方向を確認
しつつ、足下の印を辿り、分岐を見逃さないように進む。天気が悪いから雷鳥
に良く出会う。赤石直下で一瞬晴れたが。
赤石岳7:50分。約3時間弱。少し休憩。
小赤石を過ぎて、大聖寺平までが長い下り、ガスの中なのでこんなに長く
下るのと不安になるほど。荒川小屋に10:10分には着いたから約2時間。
水を補給し休憩してから、前岳カールの登りに掛かる。相変わらずのガスの
中なので、かえってお花畑が素晴らしい。クロユリを見つけました。沢山咲いて
いました。何処でも見かけるわけではないですね。前回より多いようだ。
コルまで約1時間半、前岳を往復し中岳、避難小屋と辿り小屋近くでお昼。
東岳(悪沢岳)を目指す。直前結構な岩場の登りがあったりしたが、予定より
早く小屋から約1時間で到着。疲れも増してきていたのでこれは嬉しかった。
この頃は風が非常に強く本当に寒かった。雨もぱらついて降られそうで心配
になるほど。ここまでくれば目処はついたのでゆっくりしたかったが、雨に降ら
れては大変なので、先を急ぐ。
丸山を過ぎて一瞬千枚岳が見えた。行き先の山頂が見えたのはこれが
今日初めて。千枚岳の付近は足下がやばい。滑落すればまず終わりのざら
ついた嫌な所だがここでよく事故が起きてないなと思う。
ここはタカネビランジの宝庫で、そこら中に咲き誇っている。これも前回より
はるかに多い印象だ。
千枚岳15:10分過ぎ。最後の山頂写真を撮り、小屋目指して下る。
小屋15:50分過ぎ。約11時間弱の行動だった。千枚小屋もいい小屋です。
食事もおいしい。
皆さんよく頑張りました。たいしたものです。私はきつい山行が続いたので、
膝に少し不安があり心配でしたが、なんとか完走できました。
(09年この千枚小屋が火事で消失したという残念なニュースがありました。)
* 椹島
15日は約5時間の下りで椹島ですが、最後に一部道が山越えになって
いました。これが結構な登り下りで、最後に一汗かかされました。
(通行止めの部分を迂回。)
ロッジでバスを待つ間シャワーを浴び、のんびり。いい時間でした。
喉から手が出るほど一杯やりたかったが、そうもいかない。車はこれがつらい。
山行の主に花の写真アップしました。
マクロで手ブレなく撮れるととても綺麗です。
南アルプス南部縦走