雨山峠から鍋割山 | 鬼川の日誌

 雨山峠から鍋割山

  ノロウイルスにやられダウンしていました。大体3日で治るようです。
 今インフルエンザウイルスとともに流行しているようです。
 今のように乾燥しているとノロウイルスも空中を漂うこともあるそうです。
 しかし基本は感染者の触った物に触れた手で何かを食べたのでしょう。
  昔生カキで当たり転げまわったことがありますので、ノロウイルスには敏感なようです。
 やはり出掛けたらうがい手洗いは欠かさない方がいいようですし、そのときの体調が問題です。
 今晩から志賀高原にスキーに行ってきます。





 雨山峠から鍋割山 のぼろ会個人 08,10,26  4名

 
  10月26日、足慣らしに丹沢に行ってきました。

  寄(やどりぎ)大橋の傍に10月桜が咲いていました。キャンプ場先から
 山道に入り、すぐに沢に降り、沢を何度も渡り返しながら進みます。
 沢の渡渉は石が非常に滑りやすく、水が多いとちょっと大変です。

  それから一旦鹿避けの柵に沿いながら尾根道を行き、再び沢沿いの
 道を雨山峠まで。
 この沢沿いの道はところどころ崩れて狭まっているところもあり、滑落に
 注意が必要です。また峠に近づくとほとんど沢の中を行く道になります。

  濡れるようなことはありませんが、本降りの雨のときは増水の危険が
 あります。しかし変化に富んで沢登りの詰めのような気分で、なかなか
 雰囲気のいいところです。
 標識はしっかりしていますが、ただやたらと不必要なテープが多く惑わ
 されないようにしてください。

  (途中雨山峠を経由せず直接鍋割峠に行く分岐があります。雨山峠から
 鍋割峠へのおよそ1時間をショートカットできます。しかしここから雨山峠まで、
 そして雨山峠からの道は歩いてもらいたいところです。)

  雨山峠からは花崗岩の風化したザレ斜面を急登します。それから少し
 狭い尾根を行きますので、またザレで滑りやすいので、注意してください。
 紅葉のハシリでこの周辺はそれなりに綺麗でした。
 中には真っ赤に紅葉したカエデもありました。

  あれはオオイタヤメイゲツかな?そういえば川苔山の山頂は
 オオイタヤメイゲツの木が沢山あった。あの時はまだ10月初旬で青葉だった。
 落ちている葉では、いろはカエデウリハダカエデミネカエデイタヤカエデ
 とあったようです。

  ウリハダカエデは一枚の葉が根本のほうから先端の赤へと微妙な
 グラデーションで色づくことがあります。あれはとても素敵ですね。
 カエデと間違えやすいハリギリの葉も落ちています。
 これは形だけで色は土気色です。

  鍋割峠に出る前に鎖場があります。峠からはかなりの急登で鍋割山です。
 この日も山頂は沢山の人でした。しかし同じコースを登ったのは夫婦らしい
 一組だけで、とても静かなコースです。

  山荘で名物おやじ草野さんに鍋焼きうどんを作ってもらい、食べました。
 おいしかったです。草野さんは100kgを担いで登るようなスーパーマン
 だったそうですね。

  私達は山頂から小丸を経由して二股に下りましたが、忘れていましたが
 小丸までまたかなり登ります。二股は沢登りでよく来るところです。
 まだ大倉まで1時間を越す時間がかかり、暗くなってしまいました。
 今は日暮れが早いですから、このコースを行くなら、なるべく早めに
 歩き始めてください。

  紅葉の写真を少し。

    雨山峠から鍋割山