奥多摩山ノ神尾根
奥多摩山ノ神尾根 つくも会 09,3,31 3名
3月31日仲間二人を誘い、奥多摩の山ノ神尾根に行ってきました。
神奈川からは奥多摩駅までが遠いです。平日は日原方面のバスが8:10の
後は10時過ぎしかなく、8時に着くには5時前の電車で出発です。
* 伽藍神社
川乗橋手前の白妙橋でバスを降り、吊橋を渡ります。渡ったところに小さな
岩のゲレンデがありました。相当難しそうな岩です。橋から小菅の集落まで
戻る感じで登っていきます。集落の中の車道に出たら、道なりに登るか、集落
の中を上へと登っていけばまた車道に出ます。出たところのすぐ傍に神社に
登る階段がありますし、水場もあります。伽藍神社まで30分弱。
* 小菅山
神社の左手に道があり、道なりに登っていく。しばらくは道も明瞭です。
道が西向きになり広い尾根になると、今杉の間伐と枝打ち作業がやられて
いるようで目印の紐がそこら中の杉に巻かれていますし、落とした枝と作業道
で道も不明瞭になります。
尾根を巻かずに上へ登っていくのがいいようです。小菅山の手前では道は
ありません。
神社から小菅山まで1時間強です。小菅山989mの看板があります。
* 1286m付近
小菅山から少し下り急登になりますが1000mの少し上で露岩があります。
地図を見ると左手に巻き道があったのかもしれませんが、私達はこれを
登りました。ここは急で足場も悪く要注意。小菅山から尾根は明瞭で迷う
ことはありません。
1200m付近から道が南向きになり、すぐにかなり急登となると、露岩に
ぶつかります。ちょっとした岩登りの様子ですが、見ると右手に巻き道が
あり私達はこれを行きました。巻き道の右手が切れ落ちていて要注意です。
大勢では露岩を登り補助ロープを張ってもいいかな?これを越えた1286m
付近まで小菅山から約1時間です。
* 狩倉山
この辺から狩倉山にコンパスを合わせ、右手の小ピークは巻いて狩倉山の
北斜面を登っていきます。この取り付き付近は広い窪地になっていてとても
雰囲気のいいところです。テントを張り暗闇の一夜を過ごすにはもってこいか
と思いました。
北斜面は雪も少し残り凍っていましたので、滑りやすかったです。
約30分弱で狩倉山、といっても小広い台地で、見落としそうな小さな紙の
表示が木に巻かれているだけです。
少し行くと石尾根縦走路に出ます。ここまで白妙橋から3時間15分ほどでした。
下りの石尾根は結構長いです。車道に出るまで1時間20分ほど、更に駅まで
30分強掛かりますが、歩きやすい道です。
* 伽藍神社
山ノ神尾根には小菅集落(大菩薩の裏手の小菅とは違います。)の伽藍神社
から 取り付きますが、この伽藍神社というのに何となく引っかかった。
伽藍というのは基本的にはお寺の建物のこと僧侶が修行する場所のことで、
僧園とか精舎とも言います。平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の音」とある、
あの精舎です。
ちなみに「がらんどう」という言葉がある。伽藍を守る神が伽藍神でそれを
祭るのが伽藍堂、広々して殺風景な場所、これから転化して中に何もない
からっぽという意味で使われるようになったともいう。
ここはもしかしたら元はお寺であったのか?
伽藍堂であったのか?などと勝手に思います。
そんなことはこの神社の歴史を調べなければ何ともいえませんが、不思議な
神社です。
誰か薀蓄の多い方教えてください。
3月31日仲間二人を誘い、奥多摩の山ノ神尾根に行ってきました。
神奈川からは奥多摩駅までが遠いです。平日は日原方面のバスが8:10の
後は10時過ぎしかなく、8時に着くには5時前の電車で出発です。
* 伽藍神社
川乗橋手前の白妙橋でバスを降り、吊橋を渡ります。渡ったところに小さな
岩のゲレンデがありました。相当難しそうな岩です。橋から小菅の集落まで
戻る感じで登っていきます。集落の中の車道に出たら、道なりに登るか、集落
の中を上へと登っていけばまた車道に出ます。出たところのすぐ傍に神社に
登る階段がありますし、水場もあります。伽藍神社まで30分弱。
* 小菅山
神社の左手に道があり、道なりに登っていく。しばらくは道も明瞭です。
道が西向きになり広い尾根になると、今杉の間伐と枝打ち作業がやられて
いるようで目印の紐がそこら中の杉に巻かれていますし、落とした枝と作業道
で道も不明瞭になります。
尾根を巻かずに上へ登っていくのがいいようです。小菅山の手前では道は
ありません。
神社から小菅山まで1時間強です。小菅山989mの看板があります。
* 1286m付近
小菅山から少し下り急登になりますが1000mの少し上で露岩があります。
地図を見ると左手に巻き道があったのかもしれませんが、私達はこれを
登りました。ここは急で足場も悪く要注意。小菅山から尾根は明瞭で迷う
ことはありません。
1200m付近から道が南向きになり、すぐにかなり急登となると、露岩に
ぶつかります。ちょっとした岩登りの様子ですが、見ると右手に巻き道が
あり私達はこれを行きました。巻き道の右手が切れ落ちていて要注意です。
大勢では露岩を登り補助ロープを張ってもいいかな?これを越えた1286m
付近まで小菅山から約1時間です。
* 狩倉山
この辺から狩倉山にコンパスを合わせ、右手の小ピークは巻いて狩倉山の
北斜面を登っていきます。この取り付き付近は広い窪地になっていてとても
雰囲気のいいところです。テントを張り暗闇の一夜を過ごすにはもってこいか
と思いました。
北斜面は雪も少し残り凍っていましたので、滑りやすかったです。
約30分弱で狩倉山、といっても小広い台地で、見落としそうな小さな紙の
表示が木に巻かれているだけです。
少し行くと石尾根縦走路に出ます。ここまで白妙橋から3時間15分ほどでした。
下りの石尾根は結構長いです。車道に出るまで1時間20分ほど、更に駅まで
30分強掛かりますが、歩きやすい道です。
* 伽藍神社
山ノ神尾根には小菅集落(大菩薩の裏手の小菅とは違います。)の伽藍神社
から 取り付きますが、この伽藍神社というのに何となく引っかかった。
伽藍というのは基本的にはお寺の建物のこと僧侶が修行する場所のことで、
僧園とか精舎とも言います。平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の音」とある、
あの精舎です。
ちなみに「がらんどう」という言葉がある。伽藍を守る神が伽藍神でそれを
祭るのが伽藍堂、広々して殺風景な場所、これから転化して中に何もない
からっぽという意味で使われるようになったともいう。
ここはもしかしたら元はお寺であったのか?
伽藍堂であったのか?などと勝手に思います。
そんなことはこの神社の歴史を調べなければ何ともいえませんが、不思議な
神社です。
誰か薀蓄の多い方教えてください。