大幡川四十八滝沢
四十八滝沢 伊奈、横山例会 09,7,24夜~25 10名
24日夜出発したが雨だった。明日は大丈夫かなと思うくらいどうも
このところ天気が悪い。宝鉱山にある倉庫の庇を借りてテントを張り仮眠。
翌朝は晴れていい天気。車を駐車場に入れ、出発は5:50頃。
三つ峠北口登山道に入り(この入り口まで車が入れた)沢を一つ越えて
登っていくと、右手の沢沿いを登るようになる。早めに沢に入るつもりだったが、
大きな堰堤がありもう少し登ると「千段の滝入り口」の看板が大木に打ち
付けてある。準備してここから沢に入る。7:30頃。
* 四十八滝沢へ
ゴーロを少し歩くとすぐに小滝が現れこれを次々と越えていく。
30分ほどで初滝。高さは10mほどだが全体がスラブ状で、流れにはコケが
生え、かなり登りにくい。係り二人と私が先に登り、大岩でビレイ。最初の人は
引き上げたが、これでは時間が掛かりすぎるので、ロープを固定し
クレムハイストで登ってもらう。
この上の快適な小滝群を越えていくと大滝25m。9:10頃。中段にテラス
があり、右側が登れそうではあったが止めて、左のガレから巻いた。
滝上で少し休憩。
大滝上から七福の滝が始まる。これは何段(7段?)にも滝が連なっていて、
見上げたところでは「えー登れるの?」という感じだ。
下りの登山道からここが見えるところがあるが、巨大な一本の滝 のように見え、
あんなところを登れたとは思えないほどなのだ。ところが滝の中に上手い具合
に登路がちゃんとある。時にはシャワーを浴びながらこれを登っていった。
ここは楽しい。どこまでが七福の滝なのか分からず、また次々と出てくる滝を
登り続ける。1時間ほどして滝上で休む。
この上に一ヶ所、結構滝が立っていて手がかりが少なく難しい滝があった。
この滝を登ると上はきれいなすり鉢状で、ビレイポイントが全くない。
木も岩もない。仕方なく肩がらみで後続をビレイした。
ここは考えれば下りでは懸垂下降も出来ないことになる。下るのは難しい。
なるほどこういう滝もあるのだと思った。大部分の人は滝の側壁から登ってきた。
ネットなどで、手がかりがなく「(2段)ショルダー」で登るという滝が出て
くるのだが、私たちはついに「ショルダー」登りなどすることはなかった。
どの滝だったのだろうか?
さらに連続する滝を登っていくと二俣に出る。10:50頃。二俣の左の滝を
登るがこの滝はなかなかきれいだ。これを越えるとすぐに奥の二俣。
これを右に入ると最後の滝。これが全面きれいなコケに覆われてとても
素晴らしい滝だ。滝上で崖の岩から大量の水が湧き出している。このきれいな
水があのコケと滝を作っている。滝を登り終えたのが11:10頃。この上で
水枯れとなりしばし休憩。
これから沢中を詰めていったが、グズグズのザレとなり大勢では落石が
出やすくとても怖い。ある程度登り、左の尾根に逃げてこれを詰め、三つ峠
山頂のテレビ塔のすぐ下の登山道に飛び出した。これが12:00頃だったかな?
虫が多く足のそこらじゅうを食われた。
ここで沢装備を解き、三つ峠北口登山道を下っていったのだが、途中道が
不明瞭になるところもあり、とても危なく怖い道だった。何ヶ所か登った滝を
眺められるところがあり、沢中を辿るところもある。
四十八滝沢と言うだけありほとんどゴーロや河原歩きのないこれでもかという
くらい滝ばかりの沢で、天気もよく滝登りを楽しめた。
四十八滝沢沢登り
24日夜出発したが雨だった。明日は大丈夫かなと思うくらいどうも
このところ天気が悪い。宝鉱山にある倉庫の庇を借りてテントを張り仮眠。
翌朝は晴れていい天気。車を駐車場に入れ、出発は5:50頃。
三つ峠北口登山道に入り(この入り口まで車が入れた)沢を一つ越えて
登っていくと、右手の沢沿いを登るようになる。早めに沢に入るつもりだったが、
大きな堰堤がありもう少し登ると「千段の滝入り口」の看板が大木に打ち
付けてある。準備してここから沢に入る。7:30頃。
* 四十八滝沢へ
ゴーロを少し歩くとすぐに小滝が現れこれを次々と越えていく。
30分ほどで初滝。高さは10mほどだが全体がスラブ状で、流れにはコケが
生え、かなり登りにくい。係り二人と私が先に登り、大岩でビレイ。最初の人は
引き上げたが、これでは時間が掛かりすぎるので、ロープを固定し
クレムハイストで登ってもらう。
この上の快適な小滝群を越えていくと大滝25m。9:10頃。中段にテラス
があり、右側が登れそうではあったが止めて、左のガレから巻いた。
滝上で少し休憩。
大滝上から七福の滝が始まる。これは何段(7段?)にも滝が連なっていて、
見上げたところでは「えー登れるの?」という感じだ。
下りの登山道からここが見えるところがあるが、巨大な一本の滝 のように見え、
あんなところを登れたとは思えないほどなのだ。ところが滝の中に上手い具合
に登路がちゃんとある。時にはシャワーを浴びながらこれを登っていった。
ここは楽しい。どこまでが七福の滝なのか分からず、また次々と出てくる滝を
登り続ける。1時間ほどして滝上で休む。
この上に一ヶ所、結構滝が立っていて手がかりが少なく難しい滝があった。
この滝を登ると上はきれいなすり鉢状で、ビレイポイントが全くない。
木も岩もない。仕方なく肩がらみで後続をビレイした。
ここは考えれば下りでは懸垂下降も出来ないことになる。下るのは難しい。
なるほどこういう滝もあるのだと思った。大部分の人は滝の側壁から登ってきた。
ネットなどで、手がかりがなく「(2段)ショルダー」で登るという滝が出て
くるのだが、私たちはついに「ショルダー」登りなどすることはなかった。
どの滝だったのだろうか?
さらに連続する滝を登っていくと二俣に出る。10:50頃。二俣の左の滝を
登るがこの滝はなかなかきれいだ。これを越えるとすぐに奥の二俣。
これを右に入ると最後の滝。これが全面きれいなコケに覆われてとても
素晴らしい滝だ。滝上で崖の岩から大量の水が湧き出している。このきれいな
水があのコケと滝を作っている。滝を登り終えたのが11:10頃。この上で
水枯れとなりしばし休憩。
これから沢中を詰めていったが、グズグズのザレとなり大勢では落石が
出やすくとても怖い。ある程度登り、左の尾根に逃げてこれを詰め、三つ峠
山頂のテレビ塔のすぐ下の登山道に飛び出した。これが12:00頃だったかな?
虫が多く足のそこらじゅうを食われた。
ここで沢装備を解き、三つ峠北口登山道を下っていったのだが、途中道が
不明瞭になるところもあり、とても危なく怖い道だった。何ヶ所か登った滝を
眺められるところがあり、沢中を辿るところもある。
四十八滝沢と言うだけありほとんどゴーロや河原歩きのないこれでもかという
くらい滝ばかりの沢で、天気もよく滝登りを楽しめた。
四十八滝沢沢登り