宮路山、大岱山、セイメイバン | 鬼川の日誌

宮路山、大岱山、セイメイバン

大岱山(おおぬたやま) 09,12,8  6名 つくも会

  岱(ぬた)とは普段は使わない言葉で使わない漢字ですが、山に登って
 いると時々ヌタ場に出会います。

  この日は初滑りの計画でしたが雪が無く変更。前から気になっていた
 宮路(地)山、
大岱山、セイメイバンのコースを歩きました。
 のぼろ会でも何回か企画があったようです。

  中央線猿橋駅からバスで林沢戸入り口で下車。少し歩くと取り付きの
 薬師堂がある。今はお堂の裏手に道が出来ている。
 整備された立派な階段を上り、林に入り少しトラバース気味に登ると
 道は尾根に上がっていく。後はひたすら尾根通しの道です。
 
鬼川の山行日誌と独り言-薬師堂

 
  この日はとても暖かくいい天気で気持ちのいい陽だまりハイクになりました。
 とにかく初めから終わりまで落ち葉が凄かった。落ち葉のラッセルですがこの
 ラッセルはちょっと滑るけど疲れない。

鬼川の山行日誌と独り言


  715mピークは登らず過ぎてしばらくするとかなりの急坂になります。
 山神平までは急登に続く急登で結構大変でした。急なところは30度は
 あったかな?これくらいだと落ち葉も滑る。葉の落ちた木々の間から
 富士山が望めます。

鬼川の山行日誌と独り言


  宮路山は広い台地で気持ちのいいところです。宮路山からショウジ峠は
 すぐです。目の前の丘を越えていくとあちこちに窪地が見られこの辺が
 一大ヌタ場になっているのが分かります。多分ここが大岱山と言われる由縁の
 場所で、今は相当数を減らしているのでしょうが夜は動物が沢山来るの
 でしょう。やがて道が不明瞭になります。

鬼川の山行日誌と独り言-宮路山


  私達は大岱山からセイメイバンの尾根方向にコンパスを合わせ小さな
 尾根に乗って進みましたが、窪地沿いで来ても鉄塔にぶつかります。これが
 見えれば抜けられます。ガスっていなければ迷うことはないでしょう。
 ここがこのルートのポイントのようです。

鬼川の山行日誌と独り言

 


  鉄塔から目の前の尾根に登り少し右手に進めば大岱山です。9時少し前に
 登山口を出て12時過ぎ頃到着です。何の変哲もない小さな突起ですが、
 富士山のビューポイントです。富士山は凍りついて光っていました。
 山頂の一角に樹齢300年という白ブナの大木があります。
 これは見事なものです。

鬼川の山行日誌と独り言-富士山


  下りは一部痩せたところもありますが、冬枯れの裸木と落ち葉に包まれ気持ち
 のいい下降路でした。尾根沿いに送電線が走っており何本もの鉄塔に出会います。
 鉄塔の下は見晴らしがよくいい休憩場所です。

鬼川の山行日誌と独り言


  サクラ沢峠から金山地区に下り車道を進めば遅能戸のバス停です。