数える、その1 | 鬼川の日誌

数える、その1

  数の話

  パソコンやデジカメを使っている人にはM(メガ)はお馴染み
 (いまやメガピクセルは当たり前)
 だが、最近はナノ(n)テクとかピコ(p)リットルとかいろいろな
 単位の接頭辞が溢れている。
 これらは10の3乗(分の1)毎に並んでいるのはご存知でしょう。

 da デカ     10の1乗
 h  ヘクト    10の2乗  (気圧の単位 ヘクトパスカルでお馴染み)
 
 K  キロ     10の3乗   Km、Kg
 M  メガ        6乗   100万倍
 G  ギガ        9乗   10億倍
 T  テラ        12乗  1兆倍

  まだまだ
 P  ペタ         15乗
 E  エクサ       18乗
 Z  ゼタ         21乗
 Y  ヨタ      10の24乗
 
 と続くがまあ普通は関係ない。K以下は大文字です。

 当然小さい方もずらりと続く。
  
 d  デシ      10の-1乗  dl(デシリットル)
 c  センチ    10の-2乗  cm(センチメートルとは1mの100分の1)

 m  ミリ     10の-3乗   mm(お馴染みミリメートル)
 μ  マイクロ      -6乗  100万分の1mだから1000分の1mm
 n  ナノ        -9乗   nmは10億分の1mです。
             (この大きさの物を扱うのがナノテクというわけです)
 p  ピコ        -12乗  
             (1兆分の1ですが有害物質の分析にはこの単位です
              最近はプリンターでピコリットルというのを聞きますね)

  まあ出会うのはここまでしかしまだまだ
 f  フェムト     ・
 a  アト       ・
 z  ゼプト      ・
 y  ヨクト    10の-24乗
 
  と続くわけです。こちらは小文字ですね。
 (100万分の1にマイクロ µ というギリシャ文字を使うのは?
  よくわかりませんが、
 μミューはギリシャ文字Mの小文字ですから、mと重ならない
 ようにかな?)

  宇宙の大きさや原子、素粒子の小ささをということになると
 こういった単位に入るのかもしれませんね。