少し前に「緊急でないが重要なことを優先する」という「アイゼンハワーマトリクス」に関する
記事を書きましたが、興味深い記事を見かけました
こちらの記事でもやはりアイゼンハワーマトリクスはあまり役に立たないという論調の記事でした。
仕事の現場においては3分以内で終わるようなタスクであれば、アイゼンハワーマトリクスに縛られずに
即レスポンスした方が良いという話でした。
確かに私も、意識しているわけではないですが、
一番最後に来た声かけや、チャットのメッセージに最優先で対応してしまいます。
仕事のできる人は結構声かけをシャットアウトしてくる人もいますが、
私は声をかけられたときに瞬時にシャットアウトすべきかの判定ができないため、
無条件で口をきいてしまいます。
それで結構損することが多いですし、仕事が期限に間に合わない原因になることもあります。
ただし、そういった声かけをシャットアウトするというのは、
コロナ禍のときに海外航空路線を全面的に停止したりしたことのようにナンセンスなことのように思えます。
仕事でプロジェクトが炎上したときに、特に質問が集中しやすい人について質問を禁止するような措置が取られたことがありましたが、多くの場合いつの間にかそのルールが守られなくなっていくことが普通でした。
質問するなというのは、心臓と肝臓の間の血流だけ止めてくださいと言っているようにナンセンスで無理があることだと思います。なんというか単純にモデル化しすぎのような気がします。
まとめると、現実をモデル化するにあたって、細かすぎず、荒すぎず、適切な粒度でモデル化して捉えることが非常に重要になってくるのではないかと思われます。