全く働くことなく上場し、フェラーリを乗り回した男 | 日曜日のキジバト

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1982年、高校生だった
バリーミンコウという男性は、
モテたい一心で、高校生起業家になることを決心します。

母がカーペット掃除のセールス電話の仕事をしており、
自身もカーペット掃除のバイトをしたことがあったため、
これを仕事にしようとしたそうです。

友人たちから金を集め、
掃除機を購入して起業したのですが、

最初にやったのは、
掃除することではなく、
地元のローカルTVに高校1年生の企業家として
自分を売り込むことだったそうです。

話題が話題を呼び、
新聞雑誌の取材が次々に来て、
アメリカでは有名な「オプラ・ウインフリーショウ」という
高視聴率番組に出ると、
銀行がどんどん金を貸してくれるようになったそうです。

従業員は1400人になり、支店は23店舗になりましたが
まったく仕事はしていなかったそうです。

そして、20歳になった1986年にはなんと上場までしてしまいます。
フェラーリに乗ったり、慈善事業を行うまでになったそうです。
しかし、この時点でも全くカーペット掃除はしていなかったそうです。

その後ウソがばれて転落するのですが、
その後も面白いので、下記の本はおすすめです。



(情報源)

キャプテン・アメリカはなぜ死んだか (文春文庫)/文藝春秋

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