かつてカントリー・ミュージシャンとして成功して有名になった男の話。
男は有名になった後、結婚と離婚をくり返し、酒に溺れアルコール依存になり、自堕落した毎日を送っていた。
そんなある日、一人の女性と子供との出会いが男の自堕落した人生を変えるキッカケになる。
男とその女性は深く愛し合った。
ここで詳しいストーリーは語りませんが、この映画を観て感じたことは『絶望』というものを経験することは決して人生において悪いことではないということ。
映画のなかの主人公の男は自分の失態から大切な人を失い『絶望』を味わったわけだけど、その経験があったからこそ大きな『気づき』が得られ、自分を変える決心ができ、過去の自分から変わることができたのだ。
『希望』を胸に抱きながら、新しい自分になるために過去のすべてを捨て、前へ進み始めたのだ。
自分も経験があるけれど、絶望的な経験から得られた『気づき』は自分の人生においてとても重要な気づきとなっている。
良くない悪い経験をして思い出したくもないと思うような過去でも、自分が何か大切なことに『気づく』ことができれば、その過去は否定から肯定へと変わり、その過去を捨てる(手放す)ことができるようになるのだと思う。
絶望的な状態というのは人それぞれで違うと思うけれど、どんなに辛くても『絶望』というものから目を背けるのではなく、きちんと向き合うという意思がとても大切なのだと思う。
たとえ、どんなに時間が掛かってしまったとしても『絶望』という経験ときちんと向き合うことができれば、自分の人生においてとても貴重な『気づき』が得られるのだから。
それは、今までの自分をすべて変え、新しい自分を創り出してしまうほどの大きなエネルギーを持っているのだから。
この映画の最後はすごく爽快で気持ちの良さを感じられるものだった。
音楽好きな自分にとってもすごく楽しめる映画だった。
そしてもうひとつ、『愛』の偉大さを改めて感じることができた。
とても素敵な映画だった。

