みなさんこんにちは。
今回は私が研修会に行ったときのお話を、
研修会の講師の方に許可を頂きましたので、
自分なりの解釈により報告します。
孔子の教えをまとめたものとして有名な「論語」のもととなった
「易経」というものがあります。
この中から27番目の言葉として山雷頤(さんらい)についてお伝えします。
山雷頤とは、
山(上を表わす)雷(上から落ちてくる) 頤
(アントニオ猪木の特徴の、アゴのこと)です。
これだけでは何のことか?ですのでもう少し具体的に説明しますと、
頤(アゴ)というと、顔の一番下、つまり口の下にありますね。
つまり、食物を食べるときの口の動きを表現しているのです。
食物を食べるときは、アゴを動かして食物を噛み、食道~胃に送る、
というのはどなたもご存知ですね。
人間のアゴの上には目、耳、鼻があるので、目で食物を見て、
耳で(焼肉の焼ける音とかを)聞いて、鼻で食物のにおいを感じて、
(手や顔の皮膚で食物の温度を感じる、というのを入れても良いでしょう)
それからアゴを動かして食べる、というのが一連の動作ですね。
下あごが動かないと、食物が食道~胃に送り込まれないというのは、
言い換えると会社においても、同じことで、下(部下)が動かないと会社は正常に動いていかないわけです。
顔の上の部分(上司)が食物(仕事の内容など)を感じて、
アゴ(部下)を使って食物(仕事)をこなす、
ごくあたりまえのことではありますが、上司は仕事を見つけたら、
上手に部下を使っていかないと仕事がうまく回っていかない、
ということを、ものを食べるときの動作に例えて教えて頂きました。
本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました。