(閑話休題)あらふぃふおじさんのスキーひとりごと⑩ | ゆっぽこ隊 活動日記

ゆっぽこ隊 活動日記

「ゆっぽこ」隊長とお供の「ふと」の週末活動日記
春~秋は山登り、冬はスキーの活動中

 

さて、前回からの続きです

 

 

 

まずは、ゲレンデ数の減少についてですが、メディアでは「ゲレンデ数の減少」という形で件数のグラフを見かけることがあります

 

しかし、これは意味のあるグラフなのでしょうか?

 

「ゲレンデ閉鎖」の理由について、少子高齢化や温暖化、施設の老朽化などの「それなり」の理由はついていますが、それは本質なのでしょうか?

 

 

 

時を遡ること、日本にあった黄金期間=高度成長期

 

おじさんも生まれる前のこの時期は、右肩あがりの「いけいけどんどん(死語)」だったようで

 

日本全国インフラや箱物が大量にできました

 

道路、学校、病院、スポーツ施設、娯楽施設、、、そしてゲレンデ!

 

ゲレンデが作られた理由はたくさんあると思います

 

地域住民のスポーツ振興のため、農閑期の働く場所として、観光目的のリゾート施設として、、、

 

繰り返しますが、当時は右肩あがりの時代で、住民の要望もあり、政治も動き、事業性を無視して計画が進んでいったようです

 

それらは時代を経て、多くの問題が出てきています

 

道路も、学校も、病院も、スポーツ施設も、維持・運営するためには多額の労力とコストが発生します

 

当時に作ったものは地方を中心に維持・運営できないものが多く、ゲレンデが閉鎖されていることの一番大きな原因だったのではないでしょうか?

 

 

 

また、当時は事業性も後回しになったと思われますので、今から見るとコースレイアウト・リフト配置・休憩施設など問題のあるゲレンデも多数見られます

 

リフトのつなぎに何メートルも登るようなゲレンデはイヤですよね(笑)

 

ゲレンデがリゾート施設として国民から支持された時期であれば運営側のゴリ押しもききますが、いざ不人気になると運営側の問題もあり、一気にダメになるような状況もあったと思います

 

まぁ、平家物語の盛者必衰の世界ですね

 

 

 

続く(多分)