おじさんの運命の出会い。。。
それは、コブでした(笑)
引っ張った上にオチが大したことなくてすいません
ただ、本人にとっては20年近くたっても、スキーライフに大きく影響することになりました
当時は、パウダーやエア台などのフリーライド系に興味がある一方、コブはかっらきしの苦手でした
試しにコブレーンに侵入しても3コブで敗退。。。
そんなところ、いつもの先輩が「コブ専門のスクールがある」と言っていたことを思い出し、兵庫県にある若杉高原大屋スキー場を訪問
そこにあったのは「F-Style大屋校」というコブ専門のスクール
本家は白馬にある「F-Style」でしたが、どういう経緯か知りませんが、大屋スキー場に分校が開設されていました
※2024年2月現在もスクールは営業しています!
「コブ滑れないままでいいの?」という挑発的なビブを身にまといながら、若いインストラクターさん達が熱心に指導していました
今までのスキーレッスンでは痛い思いをしていたので、スキーレッスンには懐疑的で拒否反応を示していたおじさんでした
当時のインストラクターさんの池田さんに「コブを滑ると疲れるので楽な滑り方を。。。」という無茶な相談をしたところ、「コブは力を使わずに滑ることができる」とのこと!!!
???
そこで教えてもらったことは、ピボット(俗に言うと「ズルドン」ですね)でしたが、それをマスターしてコブを貫通した時の感動は。。。以後、すっかりハマってしまうことになりました(笑)
言葉で説明することは難しいのですが、自分のメモ代わりにも記載しておきます。
1) まずは整地で練習
① 基本姿勢を維持 → 身体(上半身)は常にコース真下を向き、膝は軽く曲げ、板の中央部にきっちり乗る
② 板を振って斜めにし、そのままズルズル → 谷側に体重をかけると勝手に減速する
③ ポジションを元に戻し板を真下に向ける → ポジションを戻す際に力を自分の上方向に抜くイメージ
④ この動きを左右連続してできるようにします
※この動きができないと、コブに入った時に減速と力を抜く動作ができません!
2) 次は、コブのなかで上記の動作を行いますが、ポイントを記載します
① 板を斜めにしてズルズルするのはコブの裏側
② 溝に落とす時は、コブの裏側をやや後方に落とす感じで
③ 溝に落としたら体重を抜き、ポジションを戻しながら板を真下にしてコブを乗り越えます
④ この動きを左右連続してできるようにします
⑤ さらに、できるようになると、コブの中で膝を使って身体の伸び縮みをすることで、より力を逃がせるようになります
この「ズルドン」はスピードが出ず疲れない方法なので、何回も練習が可能です
ただ、おじさんはこの後はレッスンをサボってしまったので、永遠の中級者レベルから脱することができていません(泣)
なんとか板を縦にしようとしますが、どうしても「ズルドン」が邪魔をしていまい、板を横に振ってしまうのです(泣)
コブ練に励む隊員 : 今から20近く前、30代半ばは細かった。。。(号泣)
今では全く滑れなかった隊長もマスターしており、二人して伸び悩んでいる状況です
一方、今シーズンはパウダー内で伸び縮みするなど、コブの動きを応用した滑りができるようになりました
パウダー内で膝が上がってくるとは思いませんでしたよ(笑)
ただし、人工コブばかりで滑っているため、基礎スキーヤーが作る自然コブは全く滑れません
やはり、永遠の中級レベルとなりそうです(泣)
続く(多分)