(閑話休題)あらふぃふおじさんのスキーひとりごと⑧ | ゆっぽこ隊 活動日記

ゆっぽこ隊 活動日記

「ゆっぽこ」隊長とお供の「ふと」の週末活動日記
春~秋は山登り、冬はスキーの活動中

 

おじさんの運命の出会い。。。

それは、コブでした(笑)

引っ張った上にオチが大したことなくてすいません

ただ、本人にとっては20年近くたっても、スキーライフに大きく影響することになりました



当時は、パウダーやエア台などのフリーライド系に興味がある一方、コブはかっらきしの苦手でした

試しにコブレーンに侵入しても3コブで敗退。。。

そんなところ、いつもの先輩が「コブ専門のスクールがある」と言っていたことを思い出し、兵庫県にある若杉高原大屋スキー場を訪問

そこにあったのは「F-Style大屋校」というコブ専門のスクール

本家は白馬にある「F-Style」でしたが、どういう経緯か知りませんが、大屋スキー場に分校が開設されていました

※2024年2月現在もスクールは営業しています!



「コブ滑れないままでいいの?」という挑発的なビブを身にまといながら、若いインストラクターさん達が熱心に指導していました

今までのスキーレッスンでは痛い思いをしていたので、スキーレッスンには懐疑的で拒否反応を示していたおじさんでした

 

当時のインストラクターさんの池田さんに「コブを滑ると疲れるので楽な滑り方を。。。」という無茶な相談をしたところ、「コブは力を使わずに滑ることができる」とのこと!!!

???

そこで教えてもらったことは、ピボット(俗に言うと「ズルドン」ですね)でしたが、それをマスターしてコブを貫通した時の感動は。。。以後、すっかりハマってしまうことになりました(笑)

言葉で説明することは難しいのですが、自分のメモ代わりにも記載しておきます。

 

1) まずは整地で練習

 

① 基本姿勢を維持 → 身体(上半身)は常にコース真下を向き、膝は軽く曲げ、板の中央部にきっちり乗る

 

② 板を振って斜めにし、そのままズルズル → 谷側に体重をかけると勝手に減速する

 

③ ポジションを元に戻し板を真下に向ける → ポジションを戻す際に力を自分の上方向に抜くイメージ

 

④ この動きを左右連続してできるようにします

 

※この動きができないと、コブに入った時に減速と力を抜く動作ができません!

2) 次は、コブのなかで上記の動作を行いますが、ポイントを記載します

 

① 板を斜めにしてズルズルするのはコブの裏側

 

② 溝に落とす時は、コブの裏側をやや後方に落とす感じで

 

③ 溝に落としたら体重を抜き、ポジションを戻しながら板を真下にしてコブを乗り越えます

 

④ この動きを左右連続してできるようにします

⑤ さらに、できるようになると、コブの中で膝を使って身体の伸び縮みをすることで、より力を逃がせるようになります



この「ズルドン」はスピードが出ず疲れない方法なので、何回も練習が可能です

ただ、おじさんはこの後はレッスンをサボってしまったので、永遠の中級者レベルから脱することができていません(泣)

なんとか板を縦にしようとしますが、どうしても「ズルドン」が邪魔をしていまい、板を横に振ってしまうのです(泣)

 

 

コブ練に励む隊員 : 今から20近く前、30代半ばは細かった。。。(号泣)

 

 

 

今では全く滑れなかった隊長もマスターしており、二人して伸び悩んでいる状況です




一方、今シーズンはパウダー内で伸び縮みするなど、コブの動きを応用した滑りができるようになりました

パウダー内で膝が上がってくるとは思いませんでしたよ(笑)

ただし、人工コブばかりで滑っているため、基礎スキーヤーが作る自然コブは全く滑れません

やはり、永遠の中級レベルとなりそうです(泣)



続く(多分)