9月末から10月1週目にかけて、ゆっぽこ隊は隊長も隊員も仕事でヘロヘロ
ようやく目処がつき、何とか三連休の休みは確保できました
この三連休、隊長からは「扇沢から立山へのアクセス」というリクエスト
隊長や隊員が色々と調べ、扇沢の始発の予約も取れ、ハイクのルートも室堂から黒部まで設定!
当初は土曜日の午後発を予定していましたが、途中から隊長が「下見したい!」との意見があり、結局土曜日の早朝発、日曜日ハイク、月曜日早めに帰宅のプランとなりました
しかし、週の半ばになって天気予報がコロコロ変わり、先が読みづらくなりました
木曜日から金曜日は寒気が降りてきて西高東低の冬型で遭難者が出たり、北アルプスは雪になったり
日曜日は西から前線が迫ってきて午後から下り坂の予報が出たり。。。
乗鞍岳などは、肩の小屋から上は60センチも降雪があったようで、一番混雑する時期なのにバスも運休だったようで。。。
一応、他の地域の天気も調べたのですが、一番マシなのは北アルプス北部から新潟あたりということ
結局、土曜日の午後から日曜日は北アルプス付近のみ降雨がなく、日曜日夕方から下り坂予報だった立山遠征に決定
急遽、冬装備を整えて訪問することとなりました
土曜日の早朝に大阪を出発
金曜日ぐらいから一気に関西も涼しくなり、いきなり秋になったようです
この日は移動日で、夕方までに扇沢に着けば良いため、いつものコースでゆる旅です
まずは、いつもの通り中津川の「川上屋」さんへ : 9時少し前に到着、店内で待つこと約30分。。。
お目当ての「栗粉餅(くりこもち)」をGET!
やはり、「川上屋」さんのお餅と栗の組み合わせはサイコーでした
その他、中津川駅前の「にぎわい特選館」さん、同じく駅前の「松月堂」さんに立ち寄って何種類かの栗きんとんを購入
中津川の駅前はにぎやかで、特に外国人観光客の姿を多くみかけました
皆さん「馬籠」行きのバスに乗車、なんと臨時便も出ていたようです
すっかりコロナ前に戻りましたね
次の目的地は木曽福島
道の駅で農産物を購入し、温泉で汗を流します
道の駅「木曽福島」からの御嶽山 : 御嶽山も山頂付近は真っ白でした!
昼食はいつもの通り境峠を超えて奈川の「とうじそば」!
今回は初訪の「仙洛(せんらく)」さん
旅館も営まれている施設 : お昼すぎでも満席で少し待ちました
半年ぶりの「とうじそば」 : 細めの新そばはとても美味でした!
当然締めの「雑炊」までがコースですよ(笑) : とうじそば+雑炊セット、二人で3530円でした
食後は奈川の「ながわ山彩感」に立ち寄るも、この日は農産物がなくて、ちと残念
代わりに隊員は「アレ」を購入(笑)
どうなることやら(爆)
工事の進む国158を松本市街に下ってから安曇野のモンベルショップを物色
そしていよいよ扇沢へ。。。
ゆっぽこ隊初めての扇沢です
関電バス扇沢駅と鉢ノ木サーキットの山並み : 標高の高いところの雪は溶けておらず扇沢も寒い!
「奇跡のトロバス」 : 後から調べたら感動の実話があり、関係者の方に敬意を表します!
初めての扇沢でしたが、この日はかなり「寒い!」というのが第一印象(爆)
駅と駐車場はかなりシステマティックになっていて、さすが超一級観光地だなぁと思います
16時を過ぎていたのでだいぶ閑散としていましたが、午前中などは混雑が予想され、阿鼻叫喚な光景が見られるのかも?(笑)
無事に下見も終わり、この日は扇沢で車中泊の予定でしたが、お風呂と食料調達のために一度下山することに
大町温泉郷から少し離れたところにある「心笑館」 : 入浴施設は簡素ですが、お湯はまずまず
少し早めの晩御飯は、長野県民が愛する?中華料理チェーンの「てんほう」さんへ
晩ごはん後は翌日の食料を調達を目指すが、隊長のお目当てのブツを探すために大町市内を右往左往
セブンイレブンを5軒回りましたが、2軒は閉店しており、残りにはブツがない状態
ちょっと大町市の状況に心配になってきました(爆)
その後、再び扇沢の駐車場へ
混雑を見越して19時過ぎには到着しましたが、ガラガラの状態で肩透かし
いそいそと就寝しました
十分の睡眠をとって翌朝少し早めに起床
さすがに超一級観光地、朝の4時ぐらいから車が上がってきて、6時には駐車場は満車に近くなってきました
この日の天気は高曇り、気温は低めで5度ぐらい
先日までの30度近い気温から大違いでガタガタ震えながら身支度
チケット購入の列に並ぶ必要がないため、6時過ぎに駅に入り、バスの列に並びました
朝イチの関電バス扇沢駅 : この時間は静かでした
トロリーバスから電気自動車へ : 屋根にあるのが急速充電設備、隊長が大興奮でした!
この後は、ヤマレコに記録があるため、以降はダイジェストで(爆)
黒部ダムを超えてケーブルカー黒部駅 : 全線地下がウリですが、、、逆に楽しめない(笑)
ロープウェイは2便だったので黒部平で写真撮影大会(笑)
標高2400mの室堂は雪景色 : お久しぶりのチェーンスパイクにテンション上がる隊長
みくりが池に映る雄山と浄土山 : 雷鳥には会えなかったものの眺望良くて大満足
一ノ越までの谷筋は氷のオブジェが至るところに
振り返って室堂と大日三山 : 遠くは日本海まで見えました
いざ、黒部平へ : こちらを歩く人は少なめで、注目を浴びてちと恥ずかしい。。。
谷筋や吹き溜まりをトラバースする場面も多く、ちょっと気を使うこともあって気疲れしました
東一ノ越で鹿島槍、五竜、白馬三山と贅沢な眺望 : 隊長は相変わらず謎のポーズで(笑)
黒部平へは谷筋の急坂を : まずは落石や落雪、雪崩を気にしながらゆっくりと下ります
このあたりの吹き溜まりは30センチオーバーも : 先行者の踏み跡も当てにならずズボズボいきました
樹林帯の中は岩場があったりしてチェーンスパイクでは歩きづらいことも。。。
無事に黒部平にとうちゃこ : 当初は黒部湖まで下る予定も雪による疲労のため途中敗退(笑)
最後は黒部ダムで観光 : 展望テラスまで登る階段を絶望的な表情で登っていた隊長(爆)
最後は展望台から黒部ダムと黒部湖 : 左奥に見えるのは赤牛岳らしい
初めての黒部ダムを含めた扇沢ルートからの遠征、簡単にまとめると。。。
①扇沢からのアクセスはかなり煩雑、観光客が多い上にロープウェイ以外は景色を楽しめない
②室堂から雄山は初心者ハイカーが多くて危険が一杯!凍結しているところで滑り止めなしはアカン!
③東一ノ越から黒部平はバックカントリーに最適!
④今年の紅葉はイマイチ、しかし気温が下がってきたら低山は期待できるかも?
⑤チェーンスパイクはザレた登山道はあるきづらい(泣)
⑥雪がある時のハイクは、雪焼け対策でサングラスとフェイスマスクは必携!
初めての黒部ダムは立派な建物でしたが、そこまで感動的ではなかったような。。。
そうなると単なる移動手段となってしまし、やはり扇沢からのアクセスは特別なことがない限りなさそうです
逆に、一ノ越から黒部平へのルートは眺望もあって楽しく歩くことができました
特に東一ノ越からの斜面は雪山歩きの練習になり、ちょっとしたバックカントリーの練習にも(笑)
久しぶりのチェーンスパイクでしたが、ザレた感じの拳大の石があるところでは爪が変に岩と噛んでしまい、何回もグネグネして足首にダメージが溜まりました
また、雪山の日焼け対策もすっかり忘れていました
終日高曇りでしたが、下山後は隊長も隊員も顔が真っ赤になり、恥ずかしい日焼けとなりました(泣)
黒部平からはケーブルカーで黒部湖へ下り、黒部ダムを観光後、関電バスで扇沢に戻りました
観光客が多いものの職員さんは慣れているようで、安全に搬送されました(爆)
扇沢に戻ったところで寒さにビックリしました
隊長は、「昨日も今日も扇沢が一番寒かった!」と言っていたぐらいに(笑)
下山後は予定が未定でしたが、隊長と予定を検討し、この日は道の駅小谷で車中泊、翌日は飛騨経由で帰宅することに
隊長の「宿泊費用と高速代の節約!」が合言葉でした(爆)
大町あたりの温泉はイマイチなので混雑を覚悟して白馬の温泉へ
こちらは予想通りでしたが、何とか汗を流して温まり、予定通り道の駅小谷へ
久しぶりに小谷での車中泊でしたが、他にも多くの車がいて隊長はビックリしていました
晩ご飯は隊長のみ宴会 : 日本酒飲み比べセットは650円でかなり安価、グラスも500円~700円程度
隊員は「日替わり御膳」 : 水が美味しいところはご飯もうまい!豚汁も!
隊長は、「ミニ豚丼」、「豚汁」、「信州サーモンの刺身」を単品で頼んだのにセット状になっていました(笑)
この日は疲労もあったので20時頃に就寝
予報通りこの後降雨があり、深夜にはダム放水のサイレンもなったりして賑やかでしたが、ゆっぽこ隊は熟睡できました
翌朝も5時頃に起床しましたが、やはり終日雨の予報
この日は買い物しながらの帰宅予定で、まずは飛騨高山へ
高山市内には9時頃に到着、いつものスーパーは10時開店なのでなんとなくスルー
当然、秋の高山祭りもスルー(笑)
せせらぎ街道を郡上に向かっていたところで、いつもの木挽小屋をチェックしたところ、なんと営業中の看板を発見!
10時過ぎても営業している珍しい状態でしたので、隊長ともども立ち寄りました
楢谷の木挽小屋 : 店主のお母さんは90歳を超えているとのことでした
いつもの五平餅(エゴマ)をいただきました : 訪問するために「今回で最後かも」と思いながら。。。
その後は、明宝の湯星館、道の駅めいほう、郡上のスーパーに立ち寄り帰宅しました
10月はじめまで残暑厳しかったのですが、いきなり秋を通り越して晩秋に近い天気になってびっくりしましたが、大いに満足した旅行となりました
よく食べ、よく運動し、よくお風呂に浸かり、よく寝ました(笑)
現実世界に戻りましたが、雪山歩きをしたので、すぐにでも滑りたくなってしまい、大変困った状況です(爆)