仕立てを任せた訳1 の続きです。
ここでは、この段階までに私が工房に支払った代金につきまして
説明させてください。
この工房のHPには、オーダー着物の申し込み後、
最終図案が決定し実際の製作に入る前に、着手金として
見積もり金額の半額を支払うようアナウンスされています。
私の場合は、着手金支払いの申し出を
・図案決定前にも
・その直後にも
・白生地決定時にも
しておりましたが、
「納品時に支払ってくれればよい。」
との返答でしたので、
工房サイトにあるタイミングでの
着手金支払いはいたしませんでした。
10月に京都の工房に訪問した際に、
「着手金をまだ支払っていないことに 抵抗がある故、
早い段階でいくらか支払いたい。」
との申し出をいたしましたところ、
やはり これまで通りの
「納品時でよい。」
との返事でした。
しかし、なんだか借金をしているのようで
心地好くありませんでしたので、
それを押し切って支払いを申し出、
4割額の支払い請求を受けることとなりました。
その金額は 京都から自宅に戻った即日に送金しております。
その後、納品と共に残金の支払い請求を受けるわけですが、
私が依頼した彩色を、全く無視した仕上がりに落胆し、
「彩色デザインにかかる料金は支払う気持ちになれない」
と連絡いたしました。
もちろん
白生地代金や
それぞれの作業を担当した職人さんへの報酬は
一切削る必要はありませんし、
この工房主が作業した、
友禅にかかる染料代金や作業の技術料等
につきましては要求通りの金額で全く異論は無く、
これら職人さんの労力を安く買い叩くつもりなど
毛頭無い訳ですが
何度もメールで要望し
一点に絞った希望の彩色画像を郵送し
それでも不安で 京都まで出かけた労力が無駄になった訳ですから
それに対しての謝意を求めたかったのです。
第一、
「要望を聴いていかようにも作れます」
というから決断したのですよ。
私は、作家物の振袖が欲しくてこの工房に任せたわけではなく、
こちらの希望に近づけるよう努力して製作してくださる職人に
フルオーダーの振袖製作を頼んだのです。
職人のクセや特徴から、100パーセント理想の着物を製作することは
かなり難しいことだとは解っておりますので、
そのような無理を強いるつもりは全くありませんでしたが、
絶対に使用しないで欲しい色を これでもかと多用しているのですから
受け入れられないのは当然でしょう!
着物のフルオーダーとはそういうことでしょう?
当然、この工房主が、自らの作業の人件費の他に、
染料代、彩色デザイン代等の細かい計算を基に
料金を算出しているはずだなどとは思ってはおりませんが、
たとえ、千円でも二千円でも 彩色デザインの料金として
減額してくださるようであれば 十分に謝意を感じ
それで気が済んだのですよ。
それが、
以下、工房からのメールコピペ
以上
という返答のみで、全く相手にされませんでした。
(具体的な彩色指示内容につきましては また別の機会に・・・)
その後、
優良和裁所から、柄合わせができない旨の連絡があり、
その件も含めまして、今後の対応を問うたところ、
以下、再度メールコピペ
以上
このようなメールがあった訳です。
優良和裁所では、4日程度で仕立ててくださるとの約束でしたので、
年内中に写真撮影を望んでおりました我が家にとりましては
納期の遅さ故に この工房からの申し出には
非常に悩むところでしたが、
・実際に仮絵羽をした和裁師に仕立てを任せるのが一番良いだろうと思ったこと、
・シミ、地色についてもう一度確認してくださるということ、
・出来上がりの時点で全て柄をあわせて画像撮影しているということ
そして、一番、私の気持ちを動かしたのは
・仕立て代金を請求しない
との言葉でありました。
(決して仕立て代をケチりたくて反応したのではありませんよ。
解説は次のブログに続きます)