今日、例の工房からメールが届きました。
HPの伝統工芸士さまが この工房の仕事を
請け負っていないことがわかりましたので、
それを理由に、返金を請求したことへの返答です。
また、今回も返信はいただけないものと思っておりましたが、
以外にも送信後一週間以内に返信があり
驚いているところです
絶対に返金しないであろうという予想は見事に当たりましたが
以下にメールの一部をコピペします。
いただいた代金を経金する理由はありません。
仮絵羽の下絵はすべてあっているのは○○様も確認されています。
本仕立てが仮絵羽地の寸法と違うのが原因です。
全く呆れます。
本仕立てと仮絵羽で、
柄合わせに関係する寸法の変更はしていません。
(正確には2箇所変更していますが、
該当箇所の柄合わせに影響はありません。
後半に詳しく説明いたします。)
柄がずれている箇所をおさらいします。
1背中心
2右脇線
3左脇線
4上前おくみ線
5下前おくみ線
6右後ろの袖付け線
7上前衿付け線
以上です。
無地場の多い振り袖ですので、
上記以外の縫い線には柄が渡っていません。
要するに、
柄の渡る縫い線全ての柄がズレている
ということです。
順番に 工房のメールに反論いたしましょう。
1~5までに影響する寸法で、工房に伝えたのは以下です。
「前裾幅と「前腰幅」、
「後裾幅」と「後ろ腰幅」、
「おくみ幅」」と「合褄幅」
(それぞれ全て同寸)
それから、柄合わせには影響しませんが、
「衿下」寸法も伝えてあります
(衿下寸法は、着用時、おはしょりに
柄が隠れないように製作していただくために
必要と判断しましたので。)
上記の寸法は一切変更しておりませんので、
1~5までの柄合わせができないことは
異常なのですよ。
1は、それほど酷くはありませんので
遠目でみれば気になりませんし、
2と3のズレもそれほど酷くは無く、
長いお袖に隠れてほとんど見えませんので
大目にみて差し上げるつもりでしたが、
今後は妥協しません。
フルオーダーなのですから、
ピッタリ柄を揃えて納品するべきです。
6に関しましては、
↑こちらの記事の通りです。
7につきましては、
↑こちらをご覧ください。
7につきましては補足いたします。
正確に申しますと、
袖付け線と、
腰から裾にかけての全ての縫い目の柄あわせ
に影響する寸法は全く変更していませんが、
仮絵羽寸法から、
身丈を5分増やし、
衿肩あきを1分増やしたことは
認めますので、
以下に詳しく説明させてください

身丈の増減につきましては、
内あげ部分で調整しますので、
柄合わせには全く影響しません。
また、
衿肩あきに関しましても、たったの1分変更したくらいでは、
柄合わせに影響はないのですよ。
衿肩あきの標準寸法は2寸2分~2寸4分です。
通常販売している絵羽柄の着物もこの範囲で
柄付けしてあるはずです。
私が持っている絵羽柄で、この標準寸法内で仕立ている着物は
一枚もありません。
全て、標準寸法よりも1分~3分増やした寸法で
仕立てていただいています。
それでも、柄の合わない着物は一枚もありません。
ついでに、7にかかわる寸法といたしまして
「繰り越し寸法」につきましても触れておきましょう。
今回、繰り越し寸法は8分で指定して、
変更はしておりません。
繰り越しの標準寸法は5分です。
フォーマルな着物の場合は、
7~8分で仕立てる方の方が多いと思います。
手持ちの振袖の1枚は、
繰り越しを1寸、衿肩あきを2寸7分で仕立てていただきました。
両寸法共に、製作時の仮絵羽寸法とは
かなりの乖離があるはずです。
それでも衿の柄はズレていません。
なんど質問しても
ごまかしの返答ばかりで 本当につかれます。
シミや、寸法の狂い等への返答は
今回もありませんでした。
続きます。
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